マーケットの魔術師【株式編】《増補版》米トップ株式トレーダーが語る儲ける秘訣 (ウィザードブック)

制作 : 増沢 浩一 
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  • Amazon.co.jp ・本 (622ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784775970232

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  • 【みきまるさん株式投資本オールタイムベスト2017年版第3位】

    マーク・ミネルヴィニ
    …肺炎になってもトレードに明け暮れ、年複利平均220%をたたき出す
    中学中退の元ミュージシャン

    「株を買う動機はいつも同じです。かなり長く持つこともありますが、
    数時間、長くても数日で価格が上がると思う株を選んで買っています」

    「僕の基本は、市場で買える最良の株デポートフォリを組み、
    判断を誤ったら素早く損切りすること。これこそが僕の投資戦略の真髄だね」

    (大きく値が上がる株の特徴として、そのほかにはどんなものがありますか?)
    「ほとんどの人が驚くでしょうが、そういう株は大化けする前でさえ平均よりも
    PERが高い場合が多いですね。多くの投資家はPERが低い株に投資対象を
    限定している。でも不幸にして、PERが「高すぎる」ように見えるというだけの
    理由でその株を避けるということは、最高のチャンスを撮り損ねているよ」

    「どんな戦略を使おうが、株式投資で勝つために必要なのことの90%は損失を
    抑えることです。さらに、上がる可能性のある株を買えるようになれば、勝算はさらに増します」

    「僕の過ちは、意思決定の責任を他人の手に委ねていたことだ」
    (初期の大きな損失を振り返って)

    「僕の運用成績が一変したのは、正しい判断をどれだけ数多く下せるか
    ということではなく、勝てるトレードで得る利益をどれだけ膨らませ、
    負けるときにどれだけ損を抑えられるかということの方が重要だということを
    理解したときからです」

    (あなたの人生を変えたセンテンスを教えてください)
    「『成功の果実をどれだけ手にできるかは、自身の売買記録をとる、自分で考える、自分で決断するといった、あなた自身の努力がもたらす正直さや誠実さに比例する』つまり、自分の結果は100%自分で責任を取れということだね」

    (リバモアの「How to Trade in Stock 」からは他にどんなことを学びましたか)
    「非常に多くの教訓を得ました。基本的な教訓でいえば、マーケットは決して間違えないのだから、かたくなな考えを持つなということ。また、仕掛けるための最良のタ
    イミングを待つ場合だけでなく、すでに買い持ちしているポジションを利食うタイミングを待つ場合も、トレードにおいて忍耐が必要であるということを言っている。僕が最も衝撃を受けたのは、彼の言う、元本だけでなく利益を守ることの重要性です」

    「間違いは許されるが、間違ったままでいることほど許されないことはない」

    「どんなゲームであれ、うまくやるためには何らかの技術と強みを持つ必要があるけど、さらに重要なのがマネー・マネジメントです。投資であろうがポーカーであろうが、それは同じこと。どちらの場合も、重要なのは損失管理なんです。優秀なトレーダー達は損失管理をやっている。利益のことは心配していませんよ。守りが固ければ負けることはない」

    「10%の損切りルールによってその後の回復を撮り損ねた銘柄は、ほんの数銘柄しかなかった。勝つトレードは、最初から上がるものなんだ。大きな含み損を抱えたポジションにしがみついて、つらい思いをする必要など全くなくて、そんなことをすればむしろ被害を大きくさせることに気がついたのです」

    「株価が強く、ファンダメンタルズが弱いという組み合わせは、今後業績が好転する企業や、開発した新しい技術の可能性がまだ世間に認識されていない企業によく現れる」

    (以下、シュワッガーのまとめ)
    ミネルヴィニが信条としている主なものは、次のようなことだ。
    ●厳しく損失管理する。
    ●自分の性格に合った方法を開発し、その一つのスタイルを自分のものにする。
    ●自ら調査して、自分自身の考えに従って行動し、他人の意見を気にしない。
    ●考えうるあらゆる事柄への対処法を用意しておく。これには一度切ったポジションをどうやって買い直すのか、またトレードが思った方向に進んでいる状況下でいつ利益を確定するのかなどといったことも含まれる。
    ●自分の決めた規律を厳格に守ること。例外はない!

    成功するためには、最初に決めたアプローチを修正していく適応力だけでなく、最初の考えが完全に間違っていたことを受け入れられる柔軟性が必要だ。要するに、変化を受け入れることさえできれば、初期の失敗は成功を収めるための障害にはならない、ということである。

    スティーブ・コーエン
    …「直感」で仕掛けて、反射的に損切りして、年平均90%を達成する
    伝説的な感覚派トレーダー

    (あなたはなぜ今任天堂を空売りしたのですか?)
    「(ポケモンは)一時的な熱狂に過ぎないと思うからね。ウリが一つしかない企業なんだ」
    →1999年〜2000年くらいの話だからしゃーないか

    「株の値動きを形成するのは、40%がマーケット、30%が業種、そしてたった30%が株式そのものだということ。これは真実であると、今も思っているよ」

    「最高のトレーダーでさえ、利益を上げるトレードは63%にすぎない。ほとんどのトレーダーの勝ちトレード比率は、50〜55%。つまり間違いを犯す確率は非常に高いんだ。そうだとすれば、損失はできる限り小さく、利益を上げられるときはより確実にそれを大きなものにしなければならない」

    「僕はいつもトレーダーたちに、『自分が間違ったと思ったり、理由がわからなくても相場が思惑と逆行している場合は、ポジションを半分に切れ。いつでも積み増せるのだから』と言っている。…重要なのは行動を起こすこと。手をこまねいて悲惨な目にあうトレーダーがあまりに多すぎるよ」

    「トレーダーは、自分がどういう種類のトレーダーなのかをしっかりと認識し、やるべきこと以外には手を出すべきではないね」

    「マーケットの動きはコントロールできないが、マーケットに対して自分がどう反応するかは自分でコントロールできる。僕は常に、自分自身の行為をチェックしているし、それこそがトレーダーにとってすべてなんだ」

    「僕の基本概念とは、自分の理論に従ってトレードしたら、自分が正しいかどうかは相場に聞くというやり方なんだ」

    (シュワッガーのまとめ)

    トレーダーはだれしも間違いを犯すが、偉大なトレーダーはそれによる損失を小さく抑えることができる。

    「安すぎる」という理由で株を買ったり、「高すぎる」という理由で株を売るというのではダメなのだ。

    アリ・キエフ博士
    …自らを信じ、達成不可能な目標を設定し、
    それを公言することによってトレードで勝つ心構えができる

    「自殺の恐れがある患者やうつ病患者への療法には、
    患者自身の自立心と積極性を高めさせる手助けをするということが含まれます。
    これは運動選手だけでなくトレーダーにも適用できる方法です」

  • "【「すでに買われている優良銘柄」買いで、年複利平均115%を達成する孤高のトレーダー スチュアート・ウォールトン】
    初心者のトレーダーにとって最悪なのは、最初のトレードが成功してしまうこと。

    株価が上昇し、高値圏での推移が続くのは、人の意見、アドバイス、市場の噂などが原因なのではなく、具体的な要因があるからなのだ。

    数四半世紀連続で市場予想の収益を満たしており、上回っている銘柄を買う。

    株を選ぶ要因の内、ファンダメンタル的要素は25%、テクニカル的要因も25%。
    マクロのニュース、個別材料など異なる情報に株価がどう反応するかが25%。20ドル、30ドルなどキリのいい株価に対してどう反応するかにも注意を払う。悪いニュースに大きく反応してしまうのは、その銘柄がマーケットに好かれてない証拠。
    残りの25%は、マクロのニュースに対するマーケットの反応などをベースにした、総体的な市場動向に対する直感。

    デイトレードはせず、平均的な保有期間は数週間。
    利食いするタイミングは、株価反転の兆候が見え始めて含み益を失いそうなとき、又は株価が短時間に急上昇を演じたとき。

    手仕舞った後、同じ銘柄をもっと高値で買うことは日常茶飯事。

    直線的な動きをする銘柄が好きで、株価が振れる銘柄はよくない。

    最近のマーケットはみんな時価総額が吊り上がってしまっているから、長期保有を目的とする銘柄は買いづらい。
    理想はクラゲのように漂い、マーケットが進む方向に流される事。
    どんな戦略がその時々のマーケットで機能するのか、常に見極めようとしている。ある年はモメンタム戦略かもしれないし、別の年にはバリュー戦略かもしれない。
    マーケットの動向を先読みすることが大事。そのためには、すべてを観察し、タクシーの運転手から証券アナリストまで、広く意見を聞く。

    注文はいつも成り行き。


    【札束のために企業に電話をかけまくり、最大ドローダウンを4%に抑えた小型株専門のCFOキラー スティーブ・ワトソン】
    空売りする基準は、利益の30-40倍で取引されてる高めの株か、収益ゼロの株を探し、その中から事業計画に欠陥(一つの製品しか作ってない等)のある会社を見つける。

    ピーター・リンチの本の素晴らしいところは、ウォール街のリサーチに頼るよりも、自分で調査する法が極めて重要というメッセージ。ピーター・リンチの投資哲学に、「その株を持っている理由を四行で述べられないなら、それはおそらく持つべきではない」

    素人の投資家でも、IR部門に電話すれば、適切な質問をすることで価値ある情報は得られる。

    ショッピングモールへ行き、繁盛してる店の株を買い、閑散としている店の株を空売りする。魅力的な商品がない店、買ってみたものの好感を持てない商品の店も同様。

    【ブル相場の流れに逆らい、年15%の収益を達成する空売り専門トレーダー ダナ・ギャラント】
    収益悪化の予測は、経費を抑えることで収益をよく見せかけているかどうか。たいていそういう企業は収益の伸びも悪化する。また、人知れず競合他社が忍び寄ってないかにも注意する。
    他には、売掛債権の多さ、売上の停滞、収益の停滞、高いPER、在庫の多さ、50日移動平均線を下回るといったテクニカル指標。

    1つの銘柄が20%逆行したら、そのポジションの三分の一を切る。

    空売り候補となる株の「赤信号」
    ・会計士の交代
    ・CFOの頻繁な交代
    ・一時的な流行に乗じて核となるビジネスを変えた会社


    【オハイオの片田舎で年1422%もの収益を記録する買い専門のオプショントレーダー マーク・D・クック】
    ビジネス同様、トレードで食うならビジネスプランが必要。
    ・自分の性格に合ったマーケットを選ぶ
    ネット関連株か、公益企業株か

    ・トレード資本は余剰資金で。その資本で、仕事と同等の額が稼げるか。

    ・どういうタイプの損のときに投資手法を見直すか、トレーディングをやめるか

    ・自分の手法で、最短で達成できる新収益目標はどれくらいか

    ・自分のトレードを分析する際に、どのような方法をとるか

    ・トレーディングにマイナスの影響を及ぼすような個人的な問題が起きたらどうするか

    ・トレーディングにとってプラスとなり、成功のチャンスを最大限に高めるような環境をどのように整えるのか

    ・トレーダーとしての技能を向上させ続けるためにどうするのか?どんな本を読み、どのようなリサーチ計画を立てるのか

    ・趣味でなく、仕事としてトレーディングする

    ・トレーディングも他の職技のと同様に、経験が必要で、時間がかかる

    ・プロになるには3年から5年かかる

    『成功するにはどれくらいかかりますか?』
    私はこう答えます
    「3年から5年、毎日12時間以上働き、お金も失います」


    【アーメット・オクマス 徹底した調査で健全な割安株を買い、年複利107%をはじき出すウォール街のブル】
    52週安値を更新した銘柄に注意を払う。優良企業が大幅下落していたら、たとえ新安値でなくても買う。

    まだ読み終わってない"


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    【「すでに買われている優良銘柄」買いで、年複利平均115%を達成する孤高のトレーダー】初心者のトレーダーにとって最悪なのは、最初のトレードが成功してしまうこと。

    株価が上昇し、高値圏での推移が続くのは、人の意見、アドバイス、市場の噂などが原因なのではなく、具体的な要因があるからなのだ。

    数四半世紀連続で市場予想の収益を満たしており、上回っている銘柄を買う。
    株を選ぶ要因の内、ファンダメンタル的要素は25%、テクニカル的要因も25%。
    直線的な動きをする銘柄が好きで、株価が振れる銘柄はよくない。

  • 面白かったけど今でも通用するのかは分からないです

  • インタビュー形式がほとんどで読みやすかった。

    ただ自分が賛成できないストラテジーを使うトレーダーの
    部分はどうしてもあまり楽しんで読むことは
    できなかった。笑

  • トレーダーへのインタービューをまとめた本。自分にはトレーダーは向いていないと思った。

  • アメリカの有名なトレーダーのインタビューが掲載されています。彼らの多くの失敗談を知るにつれマーケットの難しさが伝わります。成功例や自慢話を聞くより、失敗談は楽しく、勉強になります。

  • 「マーケットの魔術師」シリーズは好読物。本書はその「株式編」。

  • 鬼才現る。
    まぁ読みものだな

  • トレーダーが秘訣を語ってくれています。

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