ラリー・ウィリアムズの「インサイダー情報」で儲ける方法 (ウィザードブックシリーズ 97)

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  • Amazon.co.jp ・本 (286ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784775970614

感想・レビュー・書評

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  • インサイダー情報でいかにトレンドに乗るかがテーマの本だったと思う。
    これが通年、あるいは日本の株式市場でそのまま通用するかは別にして、このような考え方があるんだと参考にさせてもらった。

  • 「インサイダー情報」という邦訳タイトルを見るとインサイダー取引を連想してしまいそうだが、実際には内部要因の分析方法について書かれた数少ない本。需給など外部要因が注目されがちだが、価格への影響力は内部要因の方が強い。米国商品先物取引委員会(CFTC)から毎週発表されている投機筋(ファンド)と商業筋(ヘッジャー)等の建玉明細の見方や取引への応用の仕方について説明されている。本書は米国市場について書かれたものだが、日本先物市場は会員別の取引明細が米国以上に公表されているので、十分ヒントになると思う。

  • 定価5800円(ブックオフ3100円)の重みは感じられます。流し読みでも「読み切った・・・・悦びは得られる一冊です」

  • <目的>
    常勝軍団コマーシャルズについていく方法を知る。
    また、彼らの行動を利用して利益を得る方法を学ぶ。

    <メインブランチ>
    ●コマーシャルズ
    ・大口投資家…(政府機関・機関投資家・ヘッジファンド・穀物商社)
    ・CFTCにレポート提出を義務付けられている。
    ・豊富な資金で、投機の目的以外に特有の商品生産や使用の為に売買する。
    ・ポジション制限はなし。最終的に損失を最小限にすることを目標。
    ・マーケットに多大な影響を及ぼす。

    ●追跡
    ・ネットで無料のCOTレポートを観察。主に、「取組高」「分類」「ネットポジション」「前週比」に注目。
    ・指標「週足※特に26週目は注目」 ネットポジション…極端な値に要注意。ネットショートが必ずしも下げるわけはない。コマーシャルズの数年来(過去4年)の高水準はブル相場、低水準はベア相場
    ・コマーシャルズ指数は行動を数値化する方法。銀は過去22年ネットショートの為、ネットロングになれば巨大なブル相場になるかも。 公式(今週の値-過去3年の最低値)÷(過去3年の最高値-過去3年の最低値)×100

    ●アウトサイダー
    一般の小口トレーダーとファンドマネージャーのような大口トレーダーを対象。
    ともに、相場の見通しが甘く、過去のデータでは天井付近で買いを入れ、底付近で売っている。
    この定理を利用し、彼らと逆の動きをすれば儲けのチャンス。
    ただルールとして、「極端に」高水準・低水準の時のみ発動すること。

    <感想>
    過去のデータを使っての説明でそれらしく書かれているものの、これが全て今の市場でも通用するかは微妙と思う。
    実際にテストで試し、アメリカの先物市場の様子から日本市場の影響・方向性を分析していこうと思う。
    結局、金がある奴が勝つので、その人の動きに金魚の糞みたくついていけば儲かるよってことのようです。

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