トレーディングエッジ入門―利益を増やしてドローダウンを減らす方法 (ウィザードブックシリーズ138)
- パンローリング (2008年5月16日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (225ページ)
- / ISBN・EAN: 9784775971055
作品紹介・あらすじ
エッジがなければ、トレーディングはそのコストによって長期的には損失になる。トレーディングのエッジを獲得するためには、マーケットのなかで統計的に優位な「何か」を探さなければならない。そして、最高のエッジは、トレーダー心理が引き起こすマーケットの転換期に現れる。本書では、投資のエキスパートであるボー・ヨーダーがどのマーケットでもエッジ分析を使い、現在使っているトレード戦略を磨き上げるための洞察を披露している。本書は、統計的確率の重要性とそれを人間の行動によって予測不可能になっている金融市場に応用する方法を教えてくれる。この本質をついた本書を読めば、特定のトレード戦略の期待利益を査定し、それが持つマーケットエッジを最大限に活用する計画を練り上げるための方法が分かる。
感想・レビュー・書評
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本著をきっかけに自分のトレードを振り返って強化したい部分のテーマの本へと繋いでいくことで知識が広がるようなきがする。その入口として良い本であった。
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投資におけるエッジの作り方、活かし方を説明した本。投資初心者はもちろん中級者にも気づかされることがあると思う。
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一番の気づきを得られた良書。
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初心者のころに読んでいれば評価はちがったかも
確率やリスクリワードの話、初心者に向けたトレードの話 -
ヤバい、早く読めば良かった(;´Д`)
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著者によれば、様々なエッジ(=優位性)を探し出し、それを自分のものとすれば、高い確率で「利益を増やしてドローダウンを減らす」トレードが実践でき、利益を出し続けることができるそうです。
本書では、このエッジについて、様々な例をあげて解説してくれています。ただ、どのエッジを自分のものとするかは投機家(著者は投資とは呼ばず、あえて投機と言っています)それぞれのトレーディングスタイルに合ったものを選ぶべきであるとも説いています。
<strong>「・・・なるほど。じゃあ俺の場合は具体的にどうすればエエの?」</strong>な感じで、総論としてはわかるものの、なんとなく掻痒感が残ったというのが正直なところです。分かる人には分かるのかもしれませんが、残念ながら僕では明確に理解することはできませんでした。
ただ、この手のトレーディング本としては珍しく逆張り系だったので、興味深く読むことはできました。(僕の投機スタイルは明らかに逆張りなので。)
著者によると、このエッジを利用したトレーディング手法は、FX、先物や株式のどれにでも使える汎用性のあるものだそうなので、気になった方はどうぞ。(僕も機会があれば再読しようかとは思っています。) -
マーケットの動きと人間心理から、優位性(エッジ)を導き出して、低勝率でも勝てる投資を目指す!
心に刺さったこと
・トレードは統計学に基づいている。どれが勝ちか事前に知ることはできない。
・勝ちトレードで得る金額は負けトレードで返す金額より大きくなくてはならない。
・適切な戦略を守ることが重要。
・チャートには参加者の物語がある。
非常に為になった。
如何に自分の戦略が運任せなのかがよくわかった。 -
トレーデイングに対する基本的な考え方が わかりやすく説明してある。
上級者には 目新しいことは何も書かれてないが・・・・
あの方法、この方法と セミナージプシー、商材ジプシーになっている
永遠の迷い人 には 目からウロコ の部分もあるだろう。
何で自分が勝てないか? これが本当に理解するだろう。
どんな システム でも ドローダウン時期があり、それに耐える資金管理
が大事であり、その時の対処方法についても 具体的な方法を示している。
この点について 具体的な方法を示している本はあまりないのでとても
良いと思う。 評価ランクは 上級者には 目新しいところがないので
ランク4 としたが それ以外の者は読まないとダメ。 だから黙って買え。 -
チャートの見方が変わる。