- Amazon.co.jp ・本 (386ページ)
- / ISBN・EAN: 9784775971727
作品紹介・あらすじ
トレーダーとして成功するための実践的でわかりやすい計画、成功に導くゲームプランの作成と実行方法を示す。また、市場が終了したあとにどんなことを検討・決定して翌日のトレードに備えたら良いかを詳しく説明する。更に、トレーダーが市場の動きやそれへの対応方法についてのシナリオを作成すべき理由も検討する。
感想・レビュー・書評
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『高勝率トレード学のススメ』の続編。テクニカル分析やシステムトレードの詳細指南は少なく、前著で語られた市場に対峙する心構え的な部分にフォーカスし深掘りが中心。前著を読んでいればあまり必要のない内容だが、類書では描かれないながら非常に重要な内容で、著者の思想をより深く理解してトレードに取り組むたい方には向いていよう。
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「トレード、トレード、トレード」
トレーダーとして成功する唯一の本当の方法は実践を積むこと。確かに相場は「上がるか下がる」しかないので、適当なエントリーで運良く勝つこともあります。
しかし「勝ち続けること」が目的ならば、「一連のプランを立てて、ルールを守るために自分を律すること」が大切です。
本書の中では嫌というほど、このような表現が出てきます。この言葉に反応しているうちは、まだ自分の中に落とし込めていないと思います。
読み終えてすぐにでも、トレードを再開したくなりましたが、これがまた負ける原因なんですね。
まずは「ルール、ルール、ルール」 -
★★☆☆☆
全てのトレードには理由がある
【内容】
トレーダーとして成功するための実践的でわかりやすい計画、成功に導くゲームプランの作成と実行方法を示す。また、市場が終了したあとにどんなことを検討・決定して翌日のトレードに備えたら良いかを詳しく説明する。更に、トレーダーが市場の動きやそれへの対応方法についてのシナリオを作成すべき理由も検討する。
【感想】
著者がトレードの間に何を考えていたのかがよくわかった。
すべてのポジションには理由があって、全てのトレードにも理由がある。
その理由は自分で考えるのだから、結果としてすべての利益・損失は必然になるのだ。
正直、読んでいて楽しくない。眠くなっちゃう。
書いてあることはひどく当たり前なので、プロを目指す人だけが熟読すればいいかな。
【引用】
・プランを守るために規律が欠かせない。プランからそれると簡単に損失を出し、感情的にトレードの決定を下すようになる。避けるべきトレードに手をつけ過剰にトレードし、リスクを取り過ぎ、あまりに長く保有し、総じてお粗末なトレードをするようになる。
・指標発表時は最初の10分間は手を出さずに方向性を見極めよ!
・ポジションをとらないのもひとつのポジションである。
・損失は自己責任で経費だ。
・すべてのトレードには理由がある、その時その時に感じたことを日記につけよう。
・よく使われる25のルール
+トレンドに従う
+強気で買って弱気で売る
+トレードの計画を立てる
+すべてのトレード候補について最大損失額を前もって決めておく
+市場を深追いしない
+トレードを見守る
+損は少なく抑える
+ナンピンはしない
+トレードの理由がなくなったら手仕舞う
+出来高の情報を生かす
+ファンダメンタルズをテクニカルで確認する
+薄商いの市場でトレードしない
+大損した時は休む
+好調なときは少し大胆になる
+1回のトレードで口座資金の5%以上のリスクをとらない
+自分にあったやり方でトレードする
+価格はきおくをもつ
+得意な市場でトレードする
+自分を監視する
+市場を知る
+貪欲になりすぎない
+恐怖に駆られてトレードしない
+希望はトレード戦略ではない
+単純にすすめる
+利益の一部を自分のほうびに使う