今日の風、なに色?―全盲で生まれたわが子が「天才少年ピアニスト」と呼ばれるまで

著者 :
  • アスコム
3.90
  • (11)
  • (7)
  • (12)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 89
レビュー : 18
  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784776201090

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • なんとも眩しい親子関係。
    素晴らしすぎます。
    こんな風に子供を育てられる人がいったいどのくらいいるだろうか?
    私には無理な気がする。
    でも、この姿勢を見習いたいものだと思う。
    子育てに限らずありとあらゆることに関して。

    いつ子さんの行動力は本当にすごい。
    この強さは何だろう。
    いつ子さんと伸行さんの歩みは前進というより登頂のイメージ。
    登った先には想像以上に大きな世界が広がっていた。
    でも二人はまだまだ登っている途中なのだ。
    その先の道も輝きに満ちていることは確実だろうと思われる。
    この続きも読むつもり。

    自分の生き方と比較してどうとかそういうことを考えても仕方ないなと思う。
    真似できることでもないなと思う。
    いつ子さんの「伸行らしく」の願いが、全てなのではないかと思う。
    「らしさ」というのがどう形成されるのかという問題もあるけれど、全ての人にとって大切なのはそこではないかと。
    まとまらないし、うまく言葉に出来ないけれど。

    • たまもひさん
      takanatsuさん、こんにちは。
      ご挨拶が遅くなってしまいましたが、いつもつたない感想を読んでくださって、おまけに花丸をいただいたりし...
      takanatsuさん、こんにちは。
      ご挨拶が遅くなってしまいましたが、いつもつたない感想を読んでくださって、おまけに花丸をいただいたりして、ありがとうございます。一度お礼を申し上げねば!と思っておりました。

      私もこれを読んだとき、いつ子さんの行動力に圧倒されました。見目麗しく華やかなお嬢さんであり、奥様であっただろうこの方の、どこにここまでのエネルギーがあったのだろうと感嘆しました。
      辻井伸行さんのピアノを聴くと、いつもこのいつ子さんの笑顔が思い浮かびます。
      2014/07/16
    • takanatsuさん
      たまひもさん、コメントありがとうございます!
      お礼なんて、そんな私の方こそたまひもさんのレビュを読んで読みたくなった本がたくさんあります。...
      たまひもさん、コメントありがとうございます!
      お礼なんて、そんな私の方こそたまひもさんのレビュを読んで読みたくなった本がたくさんあります。
      ありがとうございます!
      今後も何卒よろしくお願い致します。

      いつ子さん、本当に素晴らしいと思いました。
      いつ子さんと伸行さんは私とは別世界の人なのではないかと…情けない話ですが。

      伸行さんの演奏はキラキラキラ光っているような気がします。
      聴覚で感じるきらめきと言いますか…すみません、うまく言えないのですが…。
      それとはちょっと違いますがいつ子さんのまっすぐな愛情の輝きをこの本からは感じました。
      お二人が私には眩しいです。
      2014/07/16
  • ピアニスト辻井伸行君の母親の子育て記。
    我が家の上の娘と同い年、小さい時から佐渡裕のコンサート等に出演していたりして、何となく親近感がある。(勝手にだが)
    言い尽くせないものが多くあるのだろうとは感じるが、感性というものの不思議を考えさせられる。

  • 盲目のピアニスト辻井伸行(当時12歳)のお母さんの育児奮闘記。古い内容ですが、伸行さんの純真さとお母さんの誠実な愛を知ることができます。


     いつ子さんの育児日記を明かしながら進めていく構成は、初めての子育てに奮闘する母親のリアルな姿がよくわかり、とてもいいです。お母さんになるってものすごい精神的負担なんだなと改めて思いました。
     旦那の孝さんが産後のいつ子さんの自殺を真っ先に心配したというのが鬼気迫っていて、そういうことなんだなーと思った。男の私には申し訳ないけれど想像を絶する。
     
    ● 私は仕事柄、障がい者のことにかかわったりするんだけど、彼らの将来はどうしても不安である。
     伸行さんは人より秀でた才能と教育熱心な親がそろっていたから、未来に豊かな可能性が見えている。けれど、そうでない子のほうが圧倒的に多い。社会福祉政策で就職とかは斡旋されているけれど、実際日陰な感じです。大人になった障がい者ってみんなあんま知らないんだろうなーと思う。
     伸行さんが活躍することで障がい者の活動に日が当たることになると思う。けれど、彼らが活躍する場が増えるかなー?活躍する場を増やすより、彼らの才能を伸ばす教育の機会を増やせるようにしてほしいなと思います。


    ● いつ子さんは伸行さんを、伸行さんらしく育てたいと書いてあった。それが一番難しいんだよな。そもそも個性なんて見つけられるものじゃないし。個性は身に着けるものだと思う。いつ子さんは伸行さんにピアノという個性を身につけさせてあげられた。そこが素晴らしい。
     よく子供の個性について話題になるけれど、この人たちのドキュメンタリーはその答えの一つだ。個性を伸ばすということは、その子が誇れるものを持たせること、そしてそれを向上させることである。決して放っておくことじゃない。そのことに気づきました。
     

    ● この本の最後の方で、いつ子さんは伸行君が障がい者ではなく、一人の音楽家として取り上げてほしいみたいに書いているところがあった。マスコミは商売柄、障がい者という部分を大々的に取り上げたくなるんだろうけど、それは全く本質をとらえられてない。その結果がサムラ何某につながったんだろう。
     あとがきか何かで、孝さんがこれからの伸行さんの課題は、障がい者ピアニストとして客を集めるのではなく、音楽家としてお客さんを満足させられるようになるかだと書いていました。
     今では達成できていると思う。素晴らしいです。どっかの佐村河内とはちがうね!!時代の先見性を感じます。


    ● タイトルの「今日の風、なに色?」は素敵ですね。ロマンチックです。これから、自分が自然に触れ合うとき、その時の空気は何色か感じてみようと思います。

  • ポジティブに子育てしよう!!と思えます。

  • これも授業で扱う内容なので、図書館で借りて読んでみた。
    泣ける(:_;)
    自分の産んだ子が全盲だったら・・・
    いつ子さんのように前を向いて生きられるのは素晴らしい。
    でも、前を向けるまでに様々な葛藤があったこと、つらい日々があったこと、包み隠さず書かれていて本当に胸にひびいた。
    伸くんのピアノを聴いてみたい。

  • 社会適応を目指そうとするよりも
    個性を尊重する生き方
    …と言って理想を掲げてみても
    なかなか実行できないですよね…

    実行できるような行動力を身に着けたい!
    自分にも当てはめてみて
    考えなおしてみたいです。

  • すごいな。全盲の我が子も才能を見つけ、伸ばし育てる。

  • 前向きになれる。

  • 女性向きで手軽に読めるものと思って選びました。診療室では辻井さんのピアノをよく流しています。

  • 全盲の辻井伸行さんが、ピアニストとしての道を歩み始めるまでの軌跡を綴ったおかあさまの記録。
    育児のヒントはないかと思って読み始めたものですが、やっぱり特殊な事例なので「子どもの才能を見つける」という観点からは期待した情報はなかったけど、でも、読み物として興味深く読むことができました。
    それにしても、いつ子さんの行動力はすごい。前向きな性格と言うのはたやすいけれど、この状況で、めげそうになる気持ちや不安と闘いながら、それでも、ひるまずに行動に移していく姿勢は、簡単に真似できるものではないと思いました。
    私はまだ伸行さんのピアノを聴いたことがないのですけど、ぜひ聴いてみたいです。

全18件中 1 - 10件を表示

今日の風、なに色?―全盲で生まれたわが子が「天才少年ピアニスト」と呼ばれるまでのその他の作品

辻井いつ子の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
村上 春樹
湊 かなえ
村上 春樹
宮下 奈都
麒麟・田村裕
又吉 直樹
夏川 草介
池井戸 潤
高野 和明
あさの あつこ
有効な右矢印 無効な右矢印

今日の風、なに色?―全盲で生まれたわが子が「天才少年ピアニスト」と呼ばれるまでを本棚に登録しているひと

ツイートする