「のび太」という生きかた―頑張らない。無理しない。

著者 :
  • アスコム
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  • / ISBN・EAN: 9784776202028

感想・レビュー・書評

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  • 気になっていた一冊でしたが、さらっと短時間で読み終えることが出来ました。

    ちょっと期待し過ぎていたのかな。

    その分、残念な☆2つになりましたが、夢を持つことの大切さ、夢に向かって努力することの大切さを再認識させてくれました。

    3無主義(無責任、無関心、無気力)にならないように、いつまでも夢を追い求めていきたいですね。

    説明
    内容紹介
    ■■逗子開成中学の3年生が書いた
    読書感想文にメディアが注目!
    http://bit.ly/aphx58

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    http://www.ascom-inc.jp/nobita


    ■ダメダメなのび太が
    “あんな夢、こんな夢”を叶えたワケ

    ドラえもんの短編25巻の『のび太の結婚前夜』で、

    のび太との結婚に不安になったしずかちゃんに対し、
    彼女のパパはドラえもんマンガ史上もっとも心に響く
    アドバイスをします。

    「のび太くんを選んだきみの判断は正しかったと思うよ。
    あの青年は人の幸せを願い、人の不幸を悲しむことのできる人だ。
    それがいちばん人間にとってだいじなことなんだからね」

    この話しを聞いて、しずかちゃんは
    のび太との幸せな結婚生活を確信し、結婚式に臨みました。


    のび太は勉強はクラスの最下位。
    野球の打率は0.01でスポーツも苦手のまったく冴えない男の子。
    ジャイアンやスネ夫はもちろん、地域の子たちからいじめられることもしばしば。
    ママや担任の先生からもしょっちゅう叱られています。

    そんなのび太がゆくゆくはクラスのマドンナ・しずかちゃんと結婚し、
    映画では、大活躍してヒーローになります。
    困ったことがあると、誰かが助けてくれる。

    どうしてのび太は、努力もせず、人生の「勝ち組」になれたのでしょうか?
    ダメな奴の代名詞だったのび太が、
    将来、次々に夢を叶えることができたのはなぜでしょうか?

    そんなのび太のように、
    頑張らない、しがみつかない、ゆるく生きる、
    でも人生を楽しみながら夢を叶えるコツを
    本書『のび太という生きかた』では解き明かしていきます。


    著者の横山泰行先生は、富山大学教育学部の名誉教授。
    「ドラえもん学」を研究しています。
    6年間にわたり、年平均2000時間継続して「ドラえもん」を調べていく中で
    全作品を50回以上読み、「吹き出し」「ひみつ道具」「登場人物」「事項索引」といった
    データベースを作成。それらにもとづいて、のび太の言動を詳細に分析してきました。


    横山先生は言います。
    「私は“ドラえもん学”を研究していく中でのび太という男の子は、
    じつは想像以上に人生を上手に歩んでいるのではないか、と思ったんです」

    一見、何もかもうまくいっていない子という印象ののび太ですが、
    後半で発表された大長編の冒険では、彼は友達に信頼され、
    ときにはドラえもんに代わって集団の中心人物として
    リーダーシップを発揮することもしばしばです。

    勉強や運動はたしかに苦手ですが、
    どんなにドジでノロマであると言われても、
    集団のかけがえのない一員として認められています。
    あの
    著者について
    横山泰行(よこやまやすゆき) 1942年岐阜県生まれ。1976年東京大学大学院教育学研究科博士課程単位取得退学。フルブライト交換留学生(ペンシルバニア州立大学)。現在、富山大学教育学部教授。生涯スポーツ専攻。教育学博士。ドラえもんアナリスト。登場人物が夢や悩みなどにどのように対応し、解決したかを考え、人生を豊かにする創造的営みを模索する「ドラえもん学」を研究。
    1999年4月、富山大学にて単位認定のない自由参加型ゼミ「ドラえもんの世界」を開講。ドラえもんの誕生日である、同年9月3日にホームページ「ドラえもん学コロキアム」を開設し、「ドラえもん学」を宣言。2004年6月、高岡市中央図書館と富山大学研究室に、1344点の雑誌初掲載時の作品のコピーと初版の単行本を置いた、「ドラえもん文庫」を開設。主な著書は「ドラえもんの謎」(渡部昇一共著・ビジネス社刊)。

  • タイトルが魅力的だったから、つい読んでみたいと。ドラえもんも深読みすると奥が深い。真っ直ぐな気持ちはいくつになっても大切ということかな。

  • 私はのび太が嫌いだった。なまけ者で努力をせず、いつもドラえもんに頼ってばかり。
    ところが、この本を読んでその印象が変わった。著者はのび太の『やる気』や『努力』『前向きさ』をまんがの中から次々と証明して見せるのだ。
    何でもものは考えようなんだなー、と思うところもあるが(笑)、著者のポジティブシンキングこそがこの本の読みどころなのかもしれない。

  • のび太の生き方について知りたくて読書。

    著者はドラえもん学の研究者。まじめに分析し、解説しているのが少し笑えてしまう。
    人間のび太の魅力からいろいろな要素を考えさせてくれる。

    原作を読み返したくなる。

    本書の参考文献から私にはしっくりと落とし込みやすいメソッド。

    読書時間:約1時間

  • 研究室にあったので読んでみた。
    半ば無理矢理と感じるほどポジティブにのび太の生き方を捉えており、どうしても理解できない部分が多かった。笑
    これを読んですんなり納得できるほどポジティブに物事を捉えることができるのであれば、別にのび太という生き方じゃなくてもなんでも楽しく生きていけると思う。

  • あやとりと射撃の才能‼
    将来しずかちゃんと結婚‼

    勉強とスポーツができなくったって全然ダメ人間なんかじゃない

    人の幸せを願い、人の不幸を悲しむことができる。おばあちゃんとの約束は守ってるし、動植物にも優しい。
    そして映画ののび太はとてもかっこいい‼‼
    ドラえもんは、みんなにもいる

    2112年まで生きてみたい‼w

  • 富山大学教授である著者がドラえもんから読みとく、のび太論。
    ダメなイメージが先行するのび太ではあるが、
    人生の生き方として参考になる、見習うべき点を記した内容。

    よくぞここまで良い見方したなと思える位、のび太を褒めちぎった内容ではあるが、
    書かれていることには不思議と納得できる。
    それだけ見習うべき点が多い証左なのだろうと思う。

    引き合いに出された話が文字だけではなく漫画で読め、
    更に、あくまでの著者の主観である本書に対して、
    関係者からの意見・コメントがあったら、より良い本になったのではなかろうか。

  • タイトルと帯を読んだだけでは、ふざけた本かと疑ってかかったが。
    中身は大真面目な大学の先生の著作でした。

  • 誰もが知っているドラえもんを新しい観点から分析していて、面白い本だった

    子供から大人までを魅力するドラえもんは、単なるマンガという枠を超えていて、その裏側には大きなメッセージが隠されていた。

  • 気楽に、理想を声に出そう。
    誰にでも、優しくしよう。

    まさかのび太から生き方を学べるとは。。

  • コミックのエピソードから、教訓や生き方のヒントを教えてくれる。
    マンガの世界なので、現実世界と対比させると無理なところはあるが、共感できれば面白いし読みやすい。
    改めてコミックを読みたくなる。

  • この本を読んで、のび太ってすごいなぁって思いました。確かに、あんなにジャイアンやスネオにイジめられてても悪口は言わず「なにクソ」って立ち上がれる姿勢には自分も見習いたいところがある。
    また、この本を読んで自分の夢に対して考えさせられた。たしかに、現実出来そうな夢からやっていくことは良いかもしれない。それに対して積極的な行動し、その行動を口で宣言する。色々なアドバイスもらった気がしました。

  • 切り取り方が絶妙。成功法則の本を読んだのに動けない人に良いかも。のび太は確かに、くじけない、諦めない、人の悪口は言わない。

    人にいじめられたり怒られたりはするけど見放されることはない。

    大切なことがたくさん書いてある。面白い。面白い。

  • こういう漫画を題材にした自己啓発書は賛否両論になるんだろうなと。特に思いれのある原作ファンが読んだら違うとか、言ってそうだと思った。それほどドラえもんに詳しいわけではないが、よく調べて書いてあると個人的には思った。

  • 奇想天外で、おもしろエピソードばかりに目が行きがちな「ドラえもん」。
    ギャグ漫画であるとしつつも、深いテーマがあると著者は推して止まない。

    のび太をはじめ登場人物が悩みや夢などの問題に直面した際の心の在り方や捉え方、そして如何に行動しているか著者なりに分析。のび太は、ただ何もせず、何も考えずに秘密道具に頼っている訳ではないことを改めて知らされる。

    のび太の素直に感動できる気持ち、優しい気持ち、なにくそと奮起する気持ちなど、ひとつひとつどれを取っても人生の参考になるのではないでしょうか?

  • のび太のめげない心。
    人を思いやる気持ち。

    のび太って、実はドラえもんに助けてもらってばかり
    いなかったんだ!って意外でした(笑)

  • 著者の洞察力を楽しんだのと、もしかしたら影響受けてたのかもという懐かしさを感じた

  • 読むのが辛かった。特に何も感じなかった。無理があるかと。
    #同僚に借りた本

  • 「のび太のくせに!」と言われ続けたのび太君が,どうしてしずかちゃんとの幸せな結婚生活を手にしたのか?どんなダメな奴でも夢がかなう「のび太メソッド」。中学生が書いた「読書感想文」が話題です!(←かなりの衝撃(゚д゚)!)

  • のび太 と聞くと何も出来ずに ぐうたらな生活を過ごす 凡人かと思われがちであるけれども…

    何もしないで諦めるよりも 失敗を恐れずに 直ぐに行動をおこす、失敗を気にしていては何も先に進まない!! そういう生き方があってもいいじゃないか!!

    ドラえもんは、便利な道具を出してくれるけれど、ただの道具に過ぎない…最後は自分が解決しないといけないんだ!!ということを教えられた1冊でした。

    頑張れ のび太!!

  • クリスマスプレゼントはドラえもんが欲しいですw

    ってな事で横山泰行の「のび太という生きかた」

    憧れの、のび太な生き方のお話。

    じゃが、内容は期待していたものとは程遠かった…。⁡
    ⁡⁡
    ドラえもん有りきの話なんで、わし的には心に響かなんだw

    ドラえもんが居ないのび太の将来はジャイ子と結婚して子供6人居て、ジャイ子にこき使われる生活w

    これの方が心打たれたなぁ(笑)


  • のび太は、失敗しても何度も何度もだるまのように立ち上がれるのは、立派な事だな、と思った。

    のび太のエピソードが楽しくて読んでた。
    今度、ドラえもん観ようかな、って思った。

  • 女子栄養大学図書館OPAC▼
    https://opac.eiyo.ac.jp/detail?bbid=2000007760

  • 「夢や冒険に憧れる心は失って欲しくない」
    夢のタネは無限にあるけども、夢に憧れる心は有限で、忙しい日常生活のかなでついつい忘れがちになったり、年齢を経るにしたがいますます喪失しがちである。

    この言葉がすごく印象に残った。小さい頃は沢山の夢や希望があったけど、今は自分の夢がなんだかも良く分からなくなっていた。小さい頃のように夢や冒険に憧れる志を大切にしたいなと思えた。

  • よかった!

    のび太くんって…
    すごいんだなぁと思った!

  • 中学1年の時に出逢った本

  • 失敗の対策を考え、すぐ行動に移す

    など、成功者の思考と似ているところが結構あり面白い!

  • 少し鈍臭くて心配なところが多い私の息子。
    ついつい他の子と比べてしまうけれど、そっか、のび太でいいんだなと思えた。

    かっこよくはないけれど、一生懸命で思いやりがあって、自然体。

    息子よ、のび太のようにまっすぐに育っておくれ!

  • 教育の基本を分かりやすくアドバイスした本。
    人間には良いところと悪いところがあって、ドラえもんはその良いところを挫けないように叱咤する存在。良いところは悪いところよりもひ弱でやられやすい。ドラえもんのように伴走する存在が幼い子供には特に必要。時に道具で甘やかし、やる気のきっかけを作ってやるのも成長に必要なこと。

    のび太ってダメダメだ。としか記憶になかったけれど、それなりにチャレンジもし、思いやりがあり、粘り強い所もあったんだと、目からウロコだった。

  • ドラえもんの「のび太」にフィーチャーして人生を考えた本。

    ドラえもんからこんな大切なことが学べるのかと感心した。

    そもそも何かを学ぼうと思ってドラえもんを見るという発想すら無かった。

    今後アニメや、漫画を観る際にはただ楽しむだけでなく、作者の思いや、メッセージを考えながら観てみたい。

    ドラえもんからこんなことを学ぶことが出来る。
    という自分には無かった視点を気づかせてくれた。

    面白かった。ありがとうございました。

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