- Amazon.co.jp ・本 (295ページ)
- / ISBN・EAN: 9784776202127
感想・レビュー・書評
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2006年7月20日、8刷、並、帯付
2013年3月26日、津BF詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
読みやすくてかつ勉強になりました。
●自衛隊にはパワー・プロジェクション(戦力投射)能力がない
わけね。恥ずかしながら知らなかった。
なんか日本は実際と理想とのあり方がちぐはぐになってるのかなという気がした。
なんかこの本の文脈的にはおそらく
日本の戦力のあり方は、平和主義的である(平和主義を実現するちからをもっている)
ということだと思うのだけれど、
外交のやりかたにうまく反映されてないのかな。
対米についても、対朝、対中、はたまた対露に関してももっと考えてかないといけないんだろうなあと
思った。
あと日本は国連中心主義を目指すべきなんだろうなあと(それが好ましいと)
強く感じた。 -
各国の軍事力を比較するときに、兵力の大小や国防費だけを見ても分析したことにはならないそうだ。大事なのは、その軍隊の構造や兵站を含めた総合力を見ること。そういう視点で自衛隊を眺めると、パワー・プロジェクション(戦力投射)能力が欠落していることがわかる。自衛隊は、特定の能力(対潜、防空)だけが突出し、バランスを欠いた構造を持つため、専守防衛以上のことはできない。他に、日米安保、イラク、北朝鮮問題、憲法などが論じられている。
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Q&Aの対談形式で簡単な疑問から専門的な内容まで幅広く扱っている。自衛隊の実力、アメリカとの関係、イラク派兵、憲法問題などを中心に。氏の意見はあまり感情的な面が無くて納得もしやすい。知識ゼロの人でもすらすら読めるから、多くの人に是非読んでもらって現状を少しでも認識してもらいたいなと。
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ワイドショーでさえ頻出する問題だが,はたしてどれだけの人が実情を正しく理解しているか。テレビの無意味な議論や新聞の偏った主張に惑わされないために,是非読んでおいた方がよいと思う。防衛白書は読めないけれど,この本ならすぐ読める。
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「日本の軍事力はすごい・しかし他国に侵攻する力は全く無い」と言うことがわかりました。事実だと思います。中国をはじめアジアの近隣国はこれを読んで,誤解を解いて欲しい。でも,本当は分っているのに知らんぷりをしてるのか・・・。
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驚きの事実の連発です
日本の軍事力の乏しさを示しています。攻める能力はゼロ
本当に、守るほうの戦力しかありません
その他、日米同盟の日本人の勘違いも指摘してます