反省 私たちはなぜ失敗したのか?

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レビュー : 25
  • Amazon.co.jp ・本 (293ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784776204350

感想・レビュー・書評

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  • 『義理を欠く、人情を欠く、そして人前で平気で恥をかく』ともに失敗し、塀の中に落ちた二人が語りつくす。『なぜ私たちは失敗したのか?』にはじまり、日本外務省および高級官僚を徹底的にこき下ろす姿は驚嘆です。

    今、佐藤優さんがラジオでこの本についての対談を聞きながらこの記事を書いています。この本は数年前に一度読んだことがあるのですが、先日、某動画サイトで、この本が出版されたときのイベントを見たのがきっかけで、もう一度この本を読み返していました。

    いやはや…。本当にすさまじい。もはや怒りを通り越して笑うしかありませんでした。鈴木宗男のバッシング事件でともに『鬼の東京地検特捜部』に拘束され、「なぜ、私たちは失敗したのか?」ということについて、徹頭徹尾反省に名を借りて日本外務省の「ありのままの」姿について語り倒す一冊になっております。

    巻末に付録としてある実名の外務省の高級官僚の名前と経歴が暴露され、「料亭でのオムツ・プレイ」をはじめとするスキャンダルまたスキャンダルの嵐でよくもまぁここまで暴きに暴いて、一回も名誉毀損で訴えられたことがないということに衝撃を受けてしまいました。

    たぶん、ここに書かれてある外務省高級官僚の男の嫉妬、裏切り、嘘、陰口、媚へつらい、足の引っ張り合い、カネ、女、スキャンダル、つかい込み、恫喝、悪評、醜聞、セクハラ…。具体的に紹介すると掲載が出来ないということは明白なので、あまり具体的なことは本書に譲るとしても、彼らの身に降りかかったことは形を変えて、小沢一郎と石川知裕さんに起こっているような気がするのは果たして僕だけでしょうか?


    『悪』、もしくは人間のダークサイドというものを知るのについて、格好のテキストだと思いますが、非常に毒の強いものであることは明白ですので、よくお考えのうえで、お読みなっていただけるとありがたいと思います。

  • 勉強不足で、登場する官僚のほとんどが分かりませんでしたが・・・
    外務省の内実であったり、二人が逮捕される経緯やその後のことがよく分かりました。

  • 働いていく上で、誰かに媚びたりしない人はかっこいいな。誰かを恨んだりしない人もかっこいいな。

  • 権力の舞台裏を知れて面白い。
    官僚の自己保身具合に驚いた。
    満足度6

  • タフガイ2人

  • 登場人物が多く、会話が内輪ネタのような話で進むので、ついていくのが難しいのだけど、佐藤氏、鈴木氏の人となりと志はよく理解できた。すべて本当であれば、外務省、検察、マスコミは本当に国益と言うものを考えていないのだと飽きれてしまう。目先のことにとらわれて、大きな事を考える人の落とす事で存在意義を出そうという考えは全く理解できない。
    宗男さんと千春さん好きになりました。応援していきたいです。

  • 鈴木宗男が復活当選を果たした後に対談形式でまとめられた一冊。佐藤優の引き出し方のすごさにとにかく圧倒される。鈴木宗男は実は本当にいろんな人に慕われている良い人だったのにメディアによってイメージが悪くされてしまったというのはこういう本を複数読むとよく分かる。外務省の伏魔殿ぶりも。しかしあの頃の騒動は鈴木と佐藤と田中ってありふれた苗字の方々で展開されていたんだなぁと妙なところに感心してしまった。

  • 佐藤優氏、鈴木宗男氏に興味がある人は読んでみましょう。
    対談形式なので内容もライトな感じに書かれていますが、読み進めていくにつれ、ハマってきます。

    特に実名で外務官僚の不届きな実態について書かれている部分は、まさに驚かざるをえない内容です。

    真面目な体裁の本には書きにくい内容が満載であるところに、この本の価値があるように思います。

  • 『国家の罠』の次に読んだ。順序としては◎。国家の罠の説得力により、彼の言葉は信頼できると踏んだうえでのこちらの書。例の事件を知るうえでの必読の書。

    お二人は時代の大変な波にのまれて、とんでもない経験をさせられ、明るく反省し、病んだ外務省の内部を暴き、国民に問うている。その転んでもただでは起きない前向きさに尊敬する。鈴木宗男氏の印象が180度変わった。

    最後に笑ったのが、『特別付録』。
    ふろくの内容は、『本書に登場する外務官僚の皆さん①、②』ここに28名外務官僚の皆さんが顔写真つきで掲載されている。凄すぎる。

    それにしても、彼はここまで外務省の内部事情を暴き(機密情報は暴きませんが)、夜ひとり歩きできるのか心配になってしまう。でも、存命なので杞憂ですね。

  • 二度目の読了。面白いと同時に、何度読んでも腹立たしい!

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