田原総一朗責任編集 2時間でいまがわかる!中国人の金儲け、日本人の金儲け ここが大違い!
- アスコム (2010年2月26日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
- / ISBN・EAN: 9784776205951
感想・レビュー・書評
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タイトルは「金儲け」ですが中身はそれだけではありません。なぜ中国はGDPで日本を抜けるのか、なぜ日本は戦後の大国意識が抜けないのか。そういった問への答えも教えてくれます。
対話形式になっているので、私のような平凡サラリーマンでも十二分に理解し意識を変えられる内容になっています。
忙しい方は第4章「大」にしがみつかない生き方、だけでも読んでみてください。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
中国の価値観と日本の価値観の違いがわかります。どちらがいいかという単純な図式ではありませんが、対談形式の読みやすい本です。
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2時間でいまがわかるシリーズでなんとなく手にしたら面白かった。
こういうあたりの本を数多く読んでいくと、だんだんニュースで見た出来事や、本で勉強した事が繋がっていく。 -
上海万博前の中国関連図書集中読み込み計画の3冊目
読んだ目的とは少し趣旨がづれてはいたが、お薦めの一冊です。
中国人の金儲けと唱っていますが、そのほとんどは日本人の金儲けのまずさについてです。
本書のテーマは"大を求めるな"です。
大企業から一時期話題になったベンチャー企業まで幅広い事例を基に大を求める日本と中国と比較しながら語られています。
むしろ本の題名もそこのあたりを絡めた方が良かった気もします。
いろいろ宋さんの本は読みましたが、一番読んでて面白かった一冊です。ビジネスだけじゃなく、政治、世界情勢のことも学べて一日で読んでしまいました。お薦めです。 -
* 「大」にこだわるのは自信がない証拠
* 人間が人間を育てるのではなく,いい環境が人を育てる.
* 私はソフトブレーンでだれも育成できなかった.謙遜じゃなく無理だもの
* 企業が変化するにはケンカが必要である -
中国人と日本人の両方の視点からの経済論は面白かった。
一個人として自立するのが大事だと思った。 -
ダンナさんの本棚より。
正直あんまり期待しないで手に取りましたが、思ったよりずっとよかった。
「大」をキーワードにした日本人論、会社論は興味深かったし、参考になった。
とっても身につまされる感じ。
でもねえ…お二人が言うところの「大」に依存してン十年生きてきた身にとっては、今更時代の変化って言われても困っちゃうん。
ただこの変化、身にしみて感じてるところなので、どうしたもんかね…。 -
下記の点が学び
①定期的な行事は見直しが必要。必要から生まれた行司であっても、時とともにボトルネックが移動し、形骸化する。そのような変化時にはケンカをしてでもやらねばならない。
②国がシナリオや戦略をたててくれると考えるのが大間違い。日本人の個人個人の生存力で対応し、バラエティに富ませるほうが良い。
③毛沢東は最初民主主義を目指していた。
④「生きる力」とは「失敗に耐える力」。
華僑はリスクをとっているので負けるときは意外とものすごく負けているが、他人には絶対弱みを見せない。しばらく話題にも上らなくなり、3年後に復活したなんて良く聞く話。
対談本しかも、田原総一郎とのということでかなりがっかりしたが、
華僑の考え方が少しなりにも分かったような気がした。
明るくリスクをとろう。 -
追求する事なかれ...規模、シェア、売上
目指すは価値
中国のお上は党、党は政治で強権
党は経済を規制しない
日本のお上は経済規制が強い
架橋は国籍を捨てるが日本人は逆だ
人材の宝庫は倉庫になる
人材は流動化させよ
そう言う宋は創業時に社員の退社に抵抗した
営業は根性で売るな
架橋の時代だ、外国では失敗から学べ
厚かましく生きよ