ミッション 元スターバックスCEOが教える働く理由

著者 :
  • アスコム
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  • Amazon.co.jp ・本 (285ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784776207450

感想・レビュー・書評

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  • スタバはやっぱりカフェ界の巨人でありパイオニアだと実感。企業理念が素晴らしいのと、スタバが大好きでそこで働く人たち。そしてスタバを求めてやってくる人たち。
    人はなぜ数あるカフェの中からスタバを選ぶのか。これを読むと理由がわかる。
    スタバ好きの人はもちろん、コーヒーを飲むならどこでもいいやと思ってた人にも読んで欲しい一冊。

  • 事細かなマニュアルよりもミッションを全社員に浸透させることがいかに大事かを学ぶことができた。
    すべての判断基準はミッションに照らし合わせて判断する。
    一人一人がそれを理解し自分で考え実行することができる企業は強いなと実感しました。

  • ミッションについて考えることは今までなかったが、この本を読んでミッションを持つ事の重要性について知ることができてよかったと思う。参考になったことは①好きなこと②得意なこと③人のためになることの重なる部分がミッションで常に微調整しながら、達成に向けて進んでいくということだ。自分を肯定的に捉えて、謙虚な気持ちで周りのために働くという意識で働きたいと思う。

  • 働く上で、ミッションを持ち続けることの大切さと、持ち続けるためのコツをメインに書かれた本。

    著者が体験したザ・ボディショップとスターバックスでの素晴らしいエピソードも具体例としてふんだんに盛り込まれており、読み終わるまでに何度泣いたかわからない。

    ビジネスマンとして、否、それ以前に1人の人間として生きていく上での基本姿勢を考え直すのに最適な一冊。

  • 元日産自動車、ボディショップ、スターバックスコーヒージャパンCEOによる一冊。

    日産自動車時代に先輩から示されたという「この工場が価値を生む瞬間は鉄板を溶接するあの火花が散っている瞬間だけだ」の逸話から、本書を通じて企業が価値を生む瞬間を「火花が散る瞬間」と表現されており、その感覚がスターバックス本社CEOハワード・シュルツと(シュルツの場合は「ビジネスのスメル」という表現で)
    共有されていた、という記述が印象的でした。

    この、火花が散る瞬間というのは、企業ごとに違う訳ですが、そこで顧客の体験を中心とした定義がなされているかどうか、が企業が成功する条件だとしている点、アップルのあの、iPod開封の儀wなんかはまさに火花が散っているなー、と。

    また、ボディショップ元CEO故アニータ・ロディックのプレゼンテーションに感銘を受けた著者が投げかけた、どうしてそのテンションが維持できるかと質問にした際の回答として紹介している「アンガー(怒り)があるからよ」には、企業こそ、世界を昨日と違うものにする術たるべし、という著者が辿り着いた哲学を垣間見た思いがしました。

  • スターバックスのブランディングへの考え、そしてそれを生む社長の思想に興味を持ち、この本を手に取った。
    スターバックスは、人々の心に豊かさを提供することを目的とし、その手段がコーヒーであるとした。だから人々のサードプレイスとしての空間にこだわり、接客にも力を入れている。パートナーの研修時間は、70時間超え、スターバックスの思想を浸透させ、目的に則った接客が徹底されている。
    社長の思想は、ミッション思考が根底にあった。個人レベルでもミッションを持つ重要性を説いていた。私もミッションの重要性を薄々感じていたので、共感できた。少なくともミッション思考のもと、行動しないとトップのビジネスマンにはなれない。それを改めてこの本から感じた。素晴らしい本だった。また読みたい。

  • ミッションを持ち、自分でなくてはならない、自分でしかできないと思ってもらえる価値が広く認識されるようにならなくてはいけない。
    働き方ではなく、働く目的を考える。
    なんのために存在し、利益(結果)をだすのか?
    改めて働く意味を給料以外で考えるきっかけになった。
    仕事の質と、サービスはミッションありきだと思った。
    新しい目標、挑戦する勇気をもらった。

  • 利益はあくまで手段。とにかく何のために働くか。どんな価値を提供するかにこだわる
    好きなこと、得意なこと、何か人のためになること
    3つの輪が重なることをやる
    「宝くじで3億円当たってあとでも働き続けたいと思う会社を作りたい」これめちゃいいな〜

  • かんどう

  • なぜ働くか?をのよく整理できる本。
    企業選びに悩んでいる就活生に特におすすめの本。
    長期的な目標、自分の理念を定めることができれば、同じような理念を掲げた会社を見つけることができる。(合わせるのではなく、合う会社を探す)
    筆者が実践している具体的な習慣についても記載あり。経験に基づいたお話で説得力がある。

著者プロフィール

岩田松雄(いわた・まつお)
元スターバックスコーヒージャパン代表取締役最高経営責任者。株式会社リーダーシップコンサルティング代表取締役社長。元立教大学教授、早稲田大学講師。1958年生まれ。大阪大学経済学部卒業後、日産自動車に入社。セールスマンから財務に至るまで幅広く経験し、UCLAアンダーソンスクールに留学。その後、外資系コンサルティング会社、日本コカ・コーラ株式会社役員を経て、株式会社アトラスの代表取締役社長として3期連続赤字企業を再生。その後、株式会社タカラ常務取締役を経て「THE BODY SHOP」を運営する株式会社イオンフォレストの代表取締役社長に就任し、売り上げを約2倍に拡大させる。2009年、スターバックスコーヒージャパン株式会社のCEOとしてANAとの提携、新商品VIAの発売、店舗内Wi-Fi化、価格改定など次々に改革を断行して業績を向上。UCLAビジネススクールよりAlumni 100 Points of Impactに選出される。2011年、リーダー育成のため株式会社リーダーシップコンサルティングを設立し、現在に至る。

「2023年 『ミッション 私たちは何のために働くのか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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