医者に殺されない47の心得 医療と薬を遠ざけて、元気に、長生きする方法

著者 :
  • アスコム
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  • Amazon.co.jp ・本 (227ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784776207641

感想・レビュー・書評

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  • 題名のセンセーショナルなところに惹かれて読んだ。
    実際この方がお医者さんで、その方がこんなものを書いているのでどれどれという感じで(^^;)

    読んでいて自分は医療全てを否定するものではないけど、そうかぁ~医者の言う通りに何もかもしているとこの著者の書かれているようなことが多々有るのかなと思わされた。

    その説明も、ちゃんと統計や実例を挙げて実に分かりやすい説得力のあるものだったから。

    癌が見つかって、手術してそれに立ち向かうと発表した人たちがほとんど術後に亡くなっていることなどを考えると、癌でへたに手術をするものじゃないなぁ~と、癌家系の私は複雑な思いでこの内容に感銘した。

    風は寝て治す。ワクチンは効き目がない、危険の方が多いからうたない。高血圧などの数値は医薬会社のために引き下げられた。癌になったら手術はしない。などなど、驚くような内容だけど、それが実例を挙げて説明されると今の医療のおかしなところも見えてくる。

    本棚に置いていよいよ決断と言うときに、読み返したい本だと思った。
    そして、末期での自分の希望「リビングウィル」を決めておき、ぽっくり苦しまずに死ねるように頑張ら?なくては(^^;)

  • 緊急以外、医者に行ってはいけない。ノロで医者に行ってもポカリ飲んどいて、と言われるだけとわかっていても診てもらいたくなるのが心情です。高血圧は老化した血管に血を行き渡らせるために圧力が上がっているのに、降圧剤で無理に血圧を下げると、ボケたりふらついたりする。一方で、酒は血管を広げる作用があるから、適度に酒を飲むほうが良いといいます。酒は百薬の長。そこまで割り切るのは難しいですが。。。コレステロールを下げるスタチン、インフルエンザワクチンも、あまり意味はないようです。こう言われると、製薬会社さんは。。。

  • 医者や薬に対してあまり信用できないと思った。今まではそれらに頼りすぎだった。この本を読んで、余命宣告をされたとしても、読む前よりも落ち着いていられるだろう。自分の命なのだから、自分で決断を下したい。ただ、理解してくれる医者と出会えるかが、問題かも。
    もしもの場合に備えてリヴイングウィルを用意しておくべきだと思った。

  • 巷で良いと言われていることとか自分で良いとおもっっていたこととは悪いという見解。

    専門的なことはわからないが何となく納得できる。
    この著書の場合はガンに対する内容だが、その他の病気においても病院の先生のことが一番正しいとは思い込んでもいけないなと思った。
    確かに日本人はよく病気に行くし、行けば薬をもらえてすぐ治ると思っている。
    なるべく負担の大きい薬や医療や治療に頼らず本来の自然治癒も改めて大切であると思った。
    信じる信じないはそれぞれだが、こういう選択肢も頭の片隅にいれて自分に納得できる人生を過ごしていきたい。

  • 病院嫌いの人が長生きするって話をちらほら聞くので,この本を読んでなるほどなと思いました。ごくごく何も気にせず,普通に生きていれば長生きできそうな気がします。こういう視点もあるのだなと思いました。

  • タイトルに「ガン」と入っていないが、いわゆる「ガン」の宣告を受けた人は是非読んでほしい。

    ガンは症状がないなら放置でいい。本物のガンなら発見した段階で確実に転移しているし治らない。いわゆる「ガンが治った!」は元々ガンもどきである。治療をした方が苦しみ、お金がかかり、そして早く死ぬ。医者に依頼すべきは「痛みの緩和のみ」である。

    検査するな。
    薬飲むな。
    医者に行くな。

    CTもレントゲン(検診車)も発がんする被ばくレベル。
    コレステロールも血圧も高くていい。

    食の心得は賛否両論あるなぁという印象ですが、
    日本人が長生きなのは塩分の高い食事をしているから、
    というのは新しい。

    手を洗うことには実質意味がない。何十分も流し続けなければ菌は完全に落ちない(毛穴などから出てくる)

    つくづく思うのは「自然」にいることが一番何よりも大事なことなんだと。
    でも社会の仕組、資本主義経済の原理では、それ放っておいてくれないのだなぁ。

  • はたして、どこまで信じていいものか。
    がん検診、初期診断10人に1人は誤診
    検診は何の役にも立っていない
    医者がくれる薬は「症状を一時的に和らげるだけ」
    がんの9割は治療をするほど寿命を縮める、放置が一番
    毎日卵と牛乳が一番の健康法
    インフルエンザワクチンを打ってはいけない
    など、
    刺激的な内容。
    何が正しいのか本当にわからなくなってくる。
    しっかりと自分で見定めなければならないということか。

  • 医療本としてとてもよくまとまっていると思う。
    手元に置いて再読したい。

    医者にはできるだけかからない、薬も飲まない。がんは検査しない、見つかっても放置するのがQOLの観点から望ましい。卵、牛乳など天然素材からの栄養で十分、サプリ不要。

  • がん、高血圧、コレステロール、風邪といった治療の効果と問題から、むしろ放置するのが賢明との指摘。
    すぐに検査や薬を期待する患者意識は控えたいと感じた。
    ただ、この本の情報だけを鵜呑みにすることなく、他の情報にも触れながら、自分なりの判断をしたい。
    14-30

  • 以前からうすうす感じていたことだけど、この本を読んで、もし年老いてがんになったら自分は無理に手術や抗がん剤で抵抗しないようにしたいと思った。それにしても、老人は皆病院行き過ぎだろう。最新の医療技術や薬は、予算的には働いている人に優先させるべきだと思う。201403

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著者プロフィール

1948年、東京都生まれ。医師。「近藤誠がん研究所」所長。
73年、慶應義塾大学医学部卒業後、同医学部放射線科に入局、79~80年、アメリカへ留学。83年から、同放射線科講師を務める。96年に刊行した『患者よ、がんと闘うな』(文藝春秋)で抗がん剤の副作用問題を初めて指摘し、医療の常識を変える。2012年、第60回菊池寛賞を受賞。13年、東京・渋谷に「近藤誠がん研究所・セカンドオピニオン外来」を開設。14年、慶應義塾大学を定年退職。
ミリオンセラーとなった『医者に殺されない47の心得』(アスコム)ほか、『「健康不安」に殺されるな』『「副作用死」ゼロの真実』『コロナのウソとワクチンの真実』(和田秀樹氏との共著)『新型コロナとワクチンのひみつ』(以上ビジネス社)、『最新 やってはいけない! 健診事典』(講談社)、『医者が言わないこと』(毎日新聞出版)、『どうせ死ぬなら自宅がいい』(エクスナレッジ)など著書多数。
2022年8月13日逝去。

「2023年 『医者に殺されるなー僕が最後まで闘い続けた"医療不信"の正体」(仮)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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