仕事はできるのに、机がぐちゃぐちゃで困ってるきみへ

著者 :
  • アスコム
3.27
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本棚登録 : 256
感想 : 38
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  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784776207726

作品紹介・あらすじ

突然「例の資料出して!」と指示するキマグレ上司。資料を山のように積んで、隣に侵食するナダレ男。何でも聞いてくる依存系部下。気づけばペンを持っていってしまうコソドロ。そんな人間関係から身を守り、自分のパフォーマンスを最大限に引き出す「机の秘密基地化」。

感想・レビュー・書評

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  • 机、書類、PCファイル等オフィスの整理本。ある架空の会社をベースにしたストーリー仕立てになっており、飽きずに読み進む事ができる。
    机を秘密基地化するという発想は面白い。片付ける意欲を促進する効果があると思う。

    (メモ)
    1.机を秘密基地化
    ・動=右側:めも、ペンなど
    ・静=左側:飲み物、電話など
    ・三段机:上 筆箱、中 防空壕、下 二軍書類箱

    2.書類整理
    ・アグレッシブ>二軍書類>ゴミ箱

    3.PCファイル
    ・分類は大プロジェクト単位のみ。
    ・1箇所のフォルダに集めてデスクトップ検索(全文検索\)

  • 20130305
    整理 効率性と安全性
    掃除をしに会社に行くのではない
    机の役割
    効率的な仕事
    円滑な人間関係
    働いている自分を表現、机の上をデザイン
    秒単位の効率追求
    モニターゾーン
    サイレントゾーン
    アクティブゾーン
    ドロワーゾーン
    エンプティゾーン
    パソコン本体を防御壁に
    モニターで他人の視線を遮る
    左側、利き腕で扱わないもの
    飲み物、ある程度重量感のあるマグカップ
    右側は利き腕で扱う動的なもの
    引出し
    筆箱、防空壕、二軍の書類
    机の下はごみ箱のみ
    渋滞 選択肢が無駄に多すぎるから
    とりあえず目の前から消す
    高級ペン、フリクションボール、蛍光ペン
    困った人への自衛策
    その場で処理してもらう、用件そのものを貼りつける
    マスキングテープの上にポストイット
    クリアファイルの色分け プロジェクトごと
    アグレッシブレーン
    ファストレーン
    リーディングレーン 資料
    やる気が出ないときは片づけをする
    重要なメールにマークをつける
    デスクトップ アイコンの自動整列をしないで右側に
    名刺を持ち歩く
    バンソウコウを持ち歩く
    喫煙室でコミュニケーション
    自分が何をしたいかを明確に、そこに一直線
    興味のある本を机の上に置いておく
    フェイスブックのお気に入り、戦略的に
    お菓子を引き出しの中に、甘いのとしょっぱいの
    お菓子でコミュニケーション、同僚の好みを知る
    忙しいアピール、机に荷物散らかしたまま帰る

  • ピンと来なくなったので
    中止する

  • タイトルの「仕事はできるのに、」の部分は無くても良いかも…。
    片付け・整理・整頓で言うと、整頓の部分について書かれているんだけど、オフィスに於けるライフハックと言う印象の方が強かった。
    オフィス机の使い方(我流)に迷いがあるなら、読むと参考になるかもしれない。

  • いわゆるハック本
    そのため、概念的な話よりは、小ネタ中心と言った感じです
    ただ、その分比較的応用しやすいものが多く、なかなかよい

    【なるほどな点】
    ・いわゆる「片づけ本」等がうまくいかない理由は、職場に存在しているリアルな人間関係を無視しているから。
    ・机をキレイにし、整理整頓をするために会社に行っているわけではない。
    ・机が汚い人に「机を片付けてください」といっても何も解決しない。
    ・パソコンの設置により隣席からの余計な干渉を心理的に遮断する。
    ・上司とは逆方向にモニターを向ければ、余計な仕事を振られるリスクが減る。
    ・電話は左で取り、左で置く。
    ・利き腕側には飲み物等危険なものは置かない。飲み物は必ず左側。
    ・三段引出上段は、文房具。使ったものを手前に置くというシンプルな方法で整理を省く。
    ・三段引出中段はいざというときものを隠すために空けておく。
    ・三段引出下段は、二軍の書類。
    ・ゴミ箱は自分専用の物を準備。一日の終りにまとめて捨てる。
    ・机上のペン立ては、とにかくシンプルに。毎日使うもので、1種類1用具。それ以外は引出上段へ。
    ・処理能力が欠如している同僚に対してはこちら側で自衛策を取る。「迷惑をかけられないよう注意深く避ける」
    ・会社では「ときめかないものを捨てる」訳にはいかない。
    ・パスを出して欲しい場所を空けておく。
    ・メールはデスクトップ上ではなく、メールソフト上で管理する。
    ・ファイルのダブルクリックで、アプリケーションを起動する。アプリケーションのアイコンをデスクトップに置く必要はない。
    ・デスクトップにはデータではなく、ショートカットを置く。
    ・いつでも離席できるよう、ノート、メモ帳、筆記用具を準備する。+読みたい資料の「離席4点セット」
    ・自分でやりたいと叫んで始めた仕事は、全面的に自分の責任になる。
    ・メールは、本文を読まずに内容が把握できるタイトルを付ける。
    ・添付ファイルは、コピーを取るか、アーカイブファイルにしておく。
    ・新人は、時間が余っているので、成果はさておき、まずいろいろ仕事をさせてみる。

  • 普通かな。
    自分自身の努力が一番だな

  • 中身は好きだが、社内でのストーリー風のやりとりは意味の持たせ方が微妙。

  • タイトル通り。
    オフィスの机周りの整理、プロデュース術
    ワリと深い。

  • アクティブレーンの使い方はイメージ通り。ただ、これが維持できなくてホントに困る。

  •  一応、整理術?
     いろんな困った上司や部下からのいらない仕事を躱して、自分の仕事に集中するか、のお話。
     小説+理論形式のサンドイッチで面白く読めた。

     この人の著作はいくつか読んでいるが、ポジティブシンキングで、決まりきった業務に疲弊するサラリーマンたちにカンフル剤的に読まれるビジネス書かな、とずっと考えていたし、そういう側面もある。
     けど、今回は読んでみると、サラリーマンで、世間とのすり合わせをしながら、そこからはみ出す個人の成功をどうやって捻出するか、というのがいつも以上に明確だった気がする。
    「サラリーマンをしながら、どうやって最大限に個人の幸福を追求するか?」がテーマというか。

     彼自身、花王の開発のエースという華々しい肩書があるけど、それを名刺代わりに使いながら、一方でそれを「盾」のように使ってるのかな、と。

     会社に使われるのは嫌だけど、サラリーマンにとっての成功も捨てがたい、という世のサラリーマンたちのアンビバレンツにぴったりフィットしている気がした。

     等身大+αのロールモデル、というか。
     今回の著作に「高杉(通称 出木杉)」という人物が出てくるがそれが、彼の一種の理想像か投影に思えてとても興味深かった。


    サラリーマン根性

    世間とのすり合わせ

    毒にも薬にもならない
    社長 出世

    サラリーマンにとっての成功
    個人の成功

    成功しないといけない?

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著者プロフィール

経営・商品開発コンサルタント、作家、講演家。大企業勤務時代は「スーパーサラリーマン」と呼ばれた、まさに仕事術の達人。『結果を出す人』シリーズなど、ヒット作多数。

「2015年 『「結果を出す人」は、エクセルをどう乗りこなしているのか?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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