まだまだあった! 知らずに食べている体を壊す食品

著者 :
  • アスコム
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レビュー : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (239ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784776208129

作品紹介・あらすじ

遺伝子組み換え作物を食べた牛・豚・鶏、植物ホルモン剤漬けのぶどう…長生きしたければこの食品に要注意!体を壊さないために知っておくべき新常識!

感想・レビュー・書評

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  • オーガニックに興味がある人なら誰でも知っている「大地の会」の元広報の方の本なので、データや信憑性に信頼性があると思う。

    日本って外国に比べるといろんなことに繊細で細かくて信頼性のある仕事をしてると思っていたけど、食品表示に関しては杜撰さを感じずにはいられない。
    同じ商品でも韓国に輸出されるときは日本の倍以上に原料表記をされるそうだ。
    もっと日本も口に入れるものに対して疑問を持った方がいい。

    人工甘味料に関しては、だんだん一般人も疑問に思い始めてるけど、肉類は自分が遺伝子組み換え大豆やとうもろこしを気にしていても飼料として牛や豚が食べて、それで育った肉を人が食べてとやったら全く意味がないことをもっと世の中にしらしめるべき。

    自分を含めて日本人はもっと食育に、自分の口に入るものに意識を向けるべき!

    ・多くの牛、豚、鶏が遺伝子組み換え作物を食べている。
    ・種無しぶとうは植物ホルモンが使用されている。軸と茎がつながってないから、ポロポロ落ちてしまう。F1種の典型的。
    ・はちみつは「国産」と書かれていても国産100%は少ない。値段で判断するしかないが、安いものは国産と書いてあっても中国産を混在させてる。
    ・放射能で照射されたジャガイモが市場に出回っている。
    ・日本は単位面積あたりの農薬使用量が世界一。農薬散布数は30回以上。それはJAで決められていて、守らないと出荷できないことになっている。
    ・農薬まみれの野菜や果物は日本人のきれい好き、見栄えの良さ好きの望むべくして生まれてきた。消費者が考えを変えない以上、今後も農薬がもっと強化された食品が生まれてくる。

    ・複数の農薬が生物にどんな影響が出るのか、誰も知らない。

    ・農薬と化学肥料のおかげで手べ物がなくて困るということがなくなった。それはまぎれでもない事実。

    ・化学肥料によって土地がやせて野菜が病気になりやすくなった。

    ・最高級霜降り肉はメタボでビタミン欠乏症寸前の不健康な牛。霜降り肉はメタボリック症候群の肉。
    ・アメリカ産牛肉には日本では禁止されている成長を早めるホルモン剤や抗生物質が日常的に使われている。
    食べることによって抗生物質を取り込んだ人間は抗生物質が効かない身体になる可能性大。外食やお惣菜など表示業務がないところにアメリカ産牛肉は使われてることが多く、知らずに取り込んでいる可能性がある。
    ・牛丼屋など、欲しい部位だけを手に入れたい場合、米国産牛肉は輸入しやすい。
    ・和牛と国産牛は出生から加工されるまで経歴をたどりやすい。

    ・牛乳は低温殺菌だと牛乳本来の美味しさを感じられる。牛乳が苦手な人は高温殺菌による焦げの味がわかるからではないだろうか。
    ・牛乳本来の味を味わうならノンホモ牛乳を。

    ・1パック200円程度の卵は日光を浴びず、檻に押し込んだ鶏の生んだもの。
    ・動物に快適な環境を与えるという意識については日本は後進国。

    ・日本に輸入されている遺伝子組み換え食物:じゃがいも、とうもろこし、大豆、菜種、綿実、てんさい、パパイヤ、アルファルファ。とうもろこし>>>>大豆>菜種

    ・遺伝子組み換え作物により、除草剤に耐性ある雑草や殺虫成分が効かない害虫が誕生してしまった。
    ・米国のとうもろこし畑9割が遺伝子組み換え作物となっている。

    ・キノコの栽培には「原木栽培」(←しいたけ嫌いも食べれる)と「菌床栽培」があるが、遺伝子組み換え作物使用培地で栽培したキノコを食べている可能性がある。
    ・キノコを人工的に作るには湿度を保ったり、一日中空調をよくしたりと電力の力が必要である。

    ・日本人の9割は有機農産物のことを正しく理解していない。

    ・どんな肥料を使うのかにより、バランスのとれた土を作る技術が作物の出来栄えを左右する。
    ・土作りがしっかりした有機野菜は抜群に美味しい。

    ・ペットボトルなどで緑色が濃いお茶が美味しいと思うのは大間違い。
    ・100g1000円するお茶は間違いなく美味しい。
    ・高級茶葉入りと書かれてるペットボトルは少量しか高級なものが入っていない。また酸化防止剤を使い、風味を整えるために火を強くいれている。

    ・真っ白な米にはミツバチを大量死させるほどの農薬が使われている可能性も。それはEUでは暫定的に使用禁止になっている農薬かも。
    ・有機栽培が高くて手が出ないのなら、農薬が少ない特別栽培がオススメ。

    ・「つや姫」が日本一になれたのは、農家には酷な条件を課したから。

    ・戦後の米農家の夢は「白米を腹いっぱい食べたいということ。今もてはやされてる健康にいいと言われてる雑穀は白米を作ってる農家が食べれなくて食べたものなので、作りたくないと拒否されることが多い。
    ・70年ほど前の本は、タヌキ、うさぎ、猫、犬も食べていた。

    ・将来的には高価なブランド米と安価で安全性が怪しい外国米の二極化に進む可能性が。

    ・見た目や先入観にとらわれてすぎて安全でおいしい作物をおいやる日本人。見た目を重視しすぎて、栄養や味が置いてきぼりになっている。

    ・糖度の高いリンゴを食べたいのなら「サン」がつくものを選ぶ。
    ・完熟リンゴと貯蔵リンゴが市場に出回っている。本当に美味しいものを選びたければ完熟リンゴを選ぶこと。各品種ごとに美味しい旬がある。

    ・店頭に並ぶフルーツは十分に熟す前のものがほとんど。
    ・種無しぶどうは食べるのが楽という消費者のニーズに合わせてデラウェアが誕生した。本来のぶどうは種の部分の軸と茎がつながっているので、ポロポロこぼれないが、種無しは軸がないので、すぐにポロポロ落ちてしまう。種ありの方が美味しい。

    ・エッジが立っているカットスイカは甘みは二の次の見た目重視のスイカ。
    ・小玉よりも大玉スイカの方が美味しく、経済的。

    ・スイカは黒の部分がへこんでいるのがいい
    ・みかんは小ぶりで偏平足、へその部分が少しくぼんでいるのがいい
    ・トマトはオレンジベース色でスターマークがはっきりしているもの
    ・にんじんは先が丸く、葉の生え際は黄色い部分が小さい方がいい。

    ・食べ物を安さで選んでいる限り、食品添加物から逃れることがない。

  • 食べ物は見た目重視こそ危険

    調味料(アミノ酸等)→食品添加物の表示省略・日本はルールが甘い

    農薬の回数 ふじ37回→農薬の成分を1とカウント 4種を1度まけば4とカウント
    高温多湿の日本 
    ぶどう→温暖で乾燥 りんご→冷涼で乾燥 農薬ができるまでは日本で不可
    日本では予防防除が基本 見た目重視

    米 戦前は生産量小 化学肥料→イモチ病=窒素分が多すぎるため

    和牛(日本在来の牛の交配・改良) 国産牛(国内で飼育・ホルスタイン等)

    黒毛和牛 本来の牧草ではなく穀物で太らす・ビタミンの影響で黄色っぽい肉→飼育後期にワラを与え黄色い脂肪が白に 原発事故後のセシウム残留和牛事件

    アメリカ産牛 成長を早めるホルモン剤の使用 アメリカの肥育期間14~22か月
    BSE後に輸入解禁 今まで20か月以下であったものを30か月以下に緩和☆スポンサーの関係で報道しないのか?

    日本 すべての牛の履歴管理 牛肉トレーサビリティ法☆同じ手法を履歴管理に応用できないか?ごみ処理…車は既にやっているか?パソコン?

    牛乳 超高温瞬間殺菌 タンパク質の変化・焦げのにおい・独特のにおい→コクと誤解する人多数☆メーカーの戦略か?
    低温殺菌牛乳 高コスト・味が薄いという人多数
    牧草ではなく穀物で育てる 4,000リットルが8,000リットルの乳量 牛に負担

    健康な牛乳 山地酪農 脂肪が浮いてくるノンホモ牛乳

    市場の卵の黄身 穀物トウモロコシのカテロンの色 米の資料であれば黄身は薄い黄色
    窓なし鶏舎 一羽当たりB5サイズノート・ヒナのときにくちばしの先をカット・一生外に出ないで死ぬ鶏
    昔ながらの平飼い養鶏→10個で500円
    EU、アメリカではケージの利用を禁止☆日本でも禁止になるか?卵も輸入になるか?養鶏農家の政治力は?

    遺伝子組み換え作物8種類(トウモロコシ、大豆、ナタネ、アルアルファ、テンサイ、じゃがいも、パパイア)

    シイタケ 原木栽培と菌床栽培(きんしょうさいばい)→広葉樹のおがくずに栄養剤を添付し植菌
    スーパーで売られているキノコ類は枯れた木を食べ物にする木材腐朽菌 マツタケは生きている木と共生する菌根菌なので栽培不可能

    原木シイタケを食べればシイタケ嫌いが解消

    有機農作物の意味 登録認定機関に有機圃場認定された畑で生産された農産物にマークを添付できる
    認定のために3年間決められた農薬、資材 トラクターの管理 畑自体の認定→野菜の種類によって農薬を使いたい場合でも利用不可

    自然栽培、自然農法→法的拘束力なし→言ったもの勝ち

    有機質飼料(鶏糞)の大量使用→害虫の増加 堆肥の成分分析、土壌分析をしない未熟な農家 結局は人の技術による

    お茶のうまみはアミノ酸→アミノ酸のもとは窒素→大量の窒素を利用
    ペットボトル入り茶 ほんのちょっとの玉露 酸化防止剤(アスコルビン酸)→ビタミンCと表示される

    お米の特別栽培農産物
    山形県 つや姫

    日本人の米の消費量2011年57.8キロ 1日1合以下☆食べ物を捨てているイメージがあるので意図的な数字ではないか?

    米農家の収支 2009年あきたこまち仮渡金1俵(60キロ)12,300円
    収穫量は1アール当たり1俵 平均農家70アール 861,000円の売り上げ
    農機具の経費1俵当たり10,000円 161,000円が利益

    リンゴ 日に当たるように葉摘み わざわざ葉取らずりんごという商品もある

    種なしぶどう デラウェア 植物ホルモン・ジベレリンを使って収穫時期を早める

    食品の一括表示が2015年までに変更

    食品への放射線照射 北海道士幌町農協のジャガイモ 発芽防止 照射臭☆放射線でニオイ・加熱で香りがとばないように使用しているのではないか?
    スパイスへの殺菌利用

    三之助豆腐→1丁300円 東京界隈の成城石井

    消費者の嗜好が日本の食べ物の方向性を決める スナック、ハンバーガー
    買い支えるという意識

  • 単位面積あたりの農薬使用量が世界一の日本。最高霜降り和牛はメタボかつビタミン欠乏症寸前の不健康牛。人工照明のもとで、ただひたすら餌を食べて卵を産むだけの鶏。日々、大量の遺伝子組み換え食品を食べている日本人。見た目や先入観にとらわれすぎて、安全で美味しい作物を、いつの間にか食卓から追いやっている。飽食の我々消費者に激しく警鐘を鳴らす。消費者一人ひとりの節度ある行動こそが美味しい農作物を救い人を救うのである。

  • そこまで気にして食品を選ぶことは、時間的にも金銭的にも無理です。
    が、そういうことも理解した上で、(できる範囲で)いい食生活がしたいと思わされた。勉強になる一冊でした。

    そして、やぱーりアスコムの装丁•タイトル•テーマ選定&著者選定はうまい。特に装丁。書店でしっかり目立っており、欲しくなるのです

  • 見た目をよくするために「盛っている」のは、人工着色料で「厚化粧」している「ケバイ」ドーナツだけではなかった。著者曰く、白くてツヤツヤした米には、EUで禁止されている農薬が使われているものもある。つやがあると健康に良さそうで新鮮でおいしそうなんて思ってつい手に取って体の中に入れてしまう。

     さらに、キラキラしているトマトには注意した方がよいと指摘している。変わった名前をキラキラネームと言って話題になっているが、キラキラトマトには気づかなかった。トマトに限らず、ぴかぴか光って形の整っている野菜はどこか不自然だ。自然で作られたものなら、形が曲がったり、色にばらつきがあってもおかしくないのにスーパーに行くとどれも同じ見た目だ。

     食品添加物の表示に関する日本のルールは、「霞が関文学」や「東大話法」同様あいまいでわかりにくい所がある。あえてそうしているのかわからないが、はっきりさせると都合の悪い人がいるのかしらとふと思う。

     遺伝子組み換えに関しては、気づかない間に日本に入り込んでいるのでなかなか非遺伝子組み換えのものを手にするのが難しいとある。日本が輸入している食物の原料の多くはアメリカから輸入している。アメリカと言えば、モンサントという遺伝子組み換えで有名な巨大企業がある。腹黒いキツネやタヌキに献金して自分たちに有利な法案を作ってもらったり、自分たちに都合の悪いことをしている人たちに対していろいろな手段で圧力をかけるなど「モンチャン」はやりたい放題。

     以前、「モンサントの不自然な食べもの」という映画を見たことがある。「モンチャン」の力のすごさをまざまざと見せつけられた。この映画は、少なくとも地上波で放送されることはないだろうなあ。興味のある方はDVDも出ているので一度ご覧になって下さい。

    モンサントの不自然な食べもの

    http://www.uplink.co.jp/monsanto/

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著者プロフィール

食料ジャーナリスト。鳥取県に生まれる。1993年、自然食品宅配の老舗「大地を守る会」に入社。広報室、青果物の仕入れを担当し、おいしくてからだにいいものを求めて日本各地の産地を訪問。農業全般、畜産・加工品など、食品についての現状と問題を知る。2009年WEBサイト「ほんものの食べものくらぶ」を開設。消費者と産地をつなぐ交流イベントなどを企画。ブログ「ほんものの食べもの日記」で食の情報を発信中。新規就農・有機農業を支援するボランティアポータルサイト「新鮮野菜.net」監修。全日本ジビエ協会理事。
著書には『いでんしくみかえさくもつのないせいかつ』『ほんとうにおいしいものはお店で買えない』(以上、雷鳥社)、『まだまだあった! 知らずに食べている体を壊す食品』(アスコム)、『儲かる「西出式」農法』(さくら舎)などがある。

「2018年 『おいしくてからだにいいものが食べたい!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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