- Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
- / ISBN・EAN: 9784776208266
作品紹介・あらすじ
不安やイライラはちょっとした練習でなくなります。心の名医・モタ先生の幸せメソッド。
感想・レビュー・書評
-
ハウツー本です。なぜアセらなくていいかが分からない方には、残念ながら役に立たないでしょう。読んだ時はナルホド!と感じるのですが、アセらないということが人生の価値であると気づかない限り、三日坊主になるでしよう。アセらない価値観がいかに大事かを訴えない本書は、期待ハズレでした。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
博識のおじいさんに諭されている感じで読みやすい本でした。中身は、人生を豊かにするために必要だと思われる基本、多くの本にも書かれている大事なことだと感じました。
-
もやもやしたらまた読みたい
-
著者は、歌人斎藤茂吉の長男であり、医学博士の斎藤茂太。どくとるマンボウ航海記等で有名な北杜夫の兄に当たる方になります。2006年90歳で没。
なお、本書は2006年に刊行された「バタバタ空回りの頭を楽にする本」を再編集したものとのことですので、単なる焼き直し的な感じではありますが、内容自体はなるほどと思わせることも多く、非常に有用に感じました。
【引用】
捜し物に費やす時間を減らす重要な5つのポイント
第一に、「後で片づけよう」ではなく「いま片づける」ようにすることです。
第二に、物の置き場所・しまい場所はきちんと決めておくことです。
第三に、とくに仕事の書類は自分の使い勝手に合わせてファイリングしておくことです。
第四に、予定に応じて必要なグッズのキットを準備しておくことです。
第五に、情報整理はその時、その場でやることです。 (P16)
「時間がもどらない以上、過去をどんなに悩んでもしょうがない」ことに早く気づかなくてはなりません。 (P41)
大事なのは「結果を出す」ことではなく、そのために何ができるかを考え、行動することなのです。 (P55)
「あせらない自分」になりたいのなら、「スキマ時間に行う仕事リスト」を作る。
「やるべきことをリストアップして優先順位を受け、段取りよく進めるためのだいたいのスケジュールを組む」 (P106)
何の努力もせずに大事を成し遂げ、一足飛びで夢をかなえることなど、不可能と言ってもいいでしょう。だから、成果を欲張って、焦ってはダメ。
「小さなことからコツコツ始める」
覚悟を決めなければなりません。 (P111)
(優れた人をうらやむ)気持ちはわかります。でもだからといって私は自分をダメだとか、不幸だとか思ってはいけません。なぜなら、いくら他人をうらやんだところで「自分は決して他人になれないし、他人と同じ人生を歩むこともできない」と知っているからです。 (P172) -
・?体と頭の元気を保つこと
?使う頭の回転が同じような仕事をまとめて処理すること
・自信というものは行動によって積み上げられていくもの。未知のことや困難に尻込みしていると、ますます自信をなくすだけ。
・自分の言動が周囲に与える影響ばかりを心配して、自分らしいふるまいができなくなってしまう。その結果ストレスをためて苦しんでいる人が多い。
人は自分のことに精一杯で、他人の様子や言動を逐一評価するほど暇ではないということを知るべき。
-
「余計なことは考えず、思考がすっきりと整理された状態が、"あせっていない"状態」という前提の上で、それを阻害する要因と対処法の解説がされています。そこを受け入れて読まないと、「え?それもあせりですかw」となると思う。
内容としては、"遅刻"に関するところと"ウソ"に関するところが良かった。全体的には、目新しさに欠ける印象が強い。 -
「後で片づけよう」ではなく「いま片づける」ようにすること。物の置き場所・しまい場所はきちんと決めておくこと。使い勝手に合わせてキットを準備しておくこと。
悔いを、どうすれば挽回できるか。私はどうしたいのか。その際、大事なのは、過去をきちんと受け入れてあせらないことです。過去に自分が起こした行動は、そのときの自分が最善と判断してやったことだと認める必要があります。過去はいまの自分の一部。大事なのは、これから。いま最善と思う道をみつけ、そこを歩んでいこうと腹を括ることが一番大切。
いま自分に与えられた環境のなかで、どうすればその夢に到達するかを考えればいい
イヤなことを先延ばしにするのは、「後の苦しみ」を増やすだけ。あせらずにさっと、先に片づけると、その苦しみから解放されるだけでなく、「後のお楽しみ」がぐんと増える
小さなことからコツコツ始める。どこから手をつけていいやら、途方に暮れてしまい行動できないなら、小さな目標の旗を立てるといいでしょう
物事は『おもしろくない』と思ったとたんに、本当におもしろくなくなる。だから、たとえ「おもしろくない」と感じても、「やる以上は楽しもう」。また、やらなくてもすむことなら、「おもしろくないことに、わざわざ時間を費やすこともない」と、そのおもしろくない行為自体から、さっさと身を引くこと。要は気の持ちよう。
幸せは相対評価ではなく絶対評価です。