禅僧が教える 心がラクになる生き方

著者 :
  • アスコム
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本棚登録 : 151
レビュー : 13
  • Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784776209577

作品紹介・あらすじ

不安・怒り・執着・嫉妬は手放せる。「自分を大切にする」ことをやめる。生きるか死ぬか以外に大したことなどない。永平寺で20年修行した、霊場・恐山の禅僧が説く"善く生きる"ヒント。

感想・レビュー・書評

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  • 本屋で手に取り、購入した。

    自分ファーストな人達に圧倒され、家庭のなかでは些細なことで張り合い、幸せでなくては、生きがいを持たなければという想いに自ら囚われ…
    そうした諸々に生きづらさを感じるときに読むと、少しラクになれそうだ。

    「本当の自分」にならなくてもいい。「生きる意味」を見つけなくてもいい。
    すべては「仮の宿」で、「人生のそれ自体に意味などない」と。

    少し乱暴に聞こえるところもあるが、そこまで言い切らないと伝わらないほど、私たちは色々な欲に縛られ、憂う必要のないことを憂いて生きているのだろう。
    傍らに置いて、ときどき読み返したい。

  • 南直哉さんの最新作。葬式仏教とは一線を画し、本来の仏陀の考え方、禅の思想をベースにして、生きるとは、死ぬとはを正面から考え続ける僧の言葉はシンプルだけど響きます。何回も味わいながら読みたい一冊。

  • 良く言われる「○○しなくては・○○でなければ」ということを気にしなくてもいいと思えます。
    生きることが苦しいのは当たり前、夢とか目標とか、子供のころにこういう人の話を私も聞ければまた少し違ったんだろうか。…当時の私を振り返ると変わらない気もしますが。

    悲しみと向き合うのは今後の私には大切になる気がします。私はこの中の12時間話した人と同じくらい忘れられませんし、引きずりますから。今読めてよかった。

  • 老師が望んだタイトルではないそうだが、毒を持って毒を制すると考えれば、誤解を招くかもしれないが、決して的を外したタイトルではなく、老師の考えが優しく整理されていると感じた。

    私が愛情を注ぐ相手の人生は私のものではない。
    私が愛情を注ぐ「対象」は須らく私のものではない。
    ならば、私が愛情を注ぐ「私の人生」もまた私のものではない。
    これが私の人生が意のままにならない理由である。

  • ちょっと極端な印象です。
    人生に意味なんてない、生き甲斐遣り甲斐なくていいとか
    すべてを悟っている人だからこそそういえるのかなと
    でも本当に悩んで苦しい人はそこまで割りきれないから悩むのです。確かにことが済めば大したことなかったと誰でも思えるかもしれない。

    でも印象に残るものもありました

    テーマを決める
    怒りは自分が正しいと思っているから
    3毒 貪り怒り愚かさ
    嫉妬は人を疲弊させる
    家族にも日々のいたわり感謝を

  • 「置かれた場所」で咲けなくていい
    「夢」や「希望」がなくても、人は生きていける

    そう思ってた。良かった。

  • ●「“自分が大切にしたいもの”をはっきり決めれば、それ以外のものは、ただやり過ごせばいい」

    ●「ひょっとしたら、ちょっと人の役に立てるかもしれないな」と思うことを、気負わず淡々とやっていく。

    この上記2点のフレーズが印象に残る。

    禅の考え方は、人生に悩んだ時の良薬だ。

  • 2018/7/19読了

  • いつもYOUTUBEで大愚元勝さんのお話を聞いており、仏教視点からの物事の捉え方を学びたいと思い手に取りました

    読み始めて最初に、「そもそも自分とは何だ?」という観点からお話が始まり、物事を客観的に見ることの意味を説明してくれました。
    この本の中で最も自分にとって感銘を受けたことは、
    「決断」するということについてです。
    大きな決断は必ず周囲の人間を巻き込む。
    また、大きな決断をしなければならない状況はたいていネガティブな状況であるということです。
    なぜならばポジティブな状況であれば迷わないから。
    言われてみるとごもっともなことですが、実際そんな状況にいるとなかなか気づきにくいことです。
    「もし人生を変えるような決断であれば不思議なものでまったく予想外の力が働きそうせざる得ない状況になる。」
    ということも自分にも覚えがあり、納得しました。
    決断が下せないときは機を見て待つことも必要だということでした。

    大愚さんも南さんも実にロジカルに語ってくださるので、聞いていて頭にすっと入ってきます。
    読んでいて気をつけようと思うことが多かったです。

  • 置かれた場所で咲かなくてもいい(笑)と書かれていて、思わず読みました。自分の負の感情や姿勢をどうしろ ということではなく、それ含めて、生きていく、とらえ方を内緒で教えて貰った気がします。
    こんがらがって複雑になっておりが溜まったような人生になった方へ オススメ。

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著者プロフィール

禅僧。福井県霊泉寺住職、青森県恐山菩提寺院代(住職代理)。早稲田大学第一文学部卒業後、大手百貨店勤務を経て1984年に曹洞宗で出家得度。約20年の修行生活ののち、2005年より現職。著書『語る禅僧』(ちくま文庫)、『自分をみつめる禅問答』(角川ソフィア文庫)、『「正法眼蔵」を読む』(講談社選書メチエ)、『なぜこんなに生きにくいのか』(新潮文庫)『恐山 死者のいる場所』(新潮新書)『善の根拠』(講談社現代新書)、『禅と福音』(春秋社)、『「悟り」は開けない』(ベスト新書)他多数。

「2017年 『死と生 恐山至高対談』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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