結局、自律神経がすべて解決してくれる

著者 :
  • アスコム
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感想 : 90
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  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784776211600

作品紹介・あらすじ

疲れやすい、気分が沈む、眠れない…。不調や病の元凶「自律神経」の基礎知識からリセット法まで、この一冊だけですべてわかる!

感想・レビュー・書評

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  • 自律神経関係の本をたくさん出されている医師の著書。きっと同じ方の本をあれもこれもを読む必要はないと思うし、自律神経の乱れに着目した情報を取り入れたことのある方なら、それほど新しい情報はない方、とは思う。
    それでも、記載された情報や行動、食生活が大切であるには違いないし、脳と腸の関係から自律神経や腸の働きが乱れているなぁと思う方は、参考になると思う生活習慣がたくさん載っています。
    朝食は…今は三食摂らなければいけないという情報は古いのでは?と思ったのですが、他は知らない方にとっては取り入れた方が良いことばかり。
    入門書というか、知っておくと良い話。

  • 本書によれば、自律神経は「私たちの生命活動を支えてくれている大切な「自動運転」のシステム」。ストレスや過労、睡眠不足、食生活の偏り、加齢などにより、この自律神経が乱れると、心身に様々な不調を来すとのこと。

    人は、交感神経優位=血管の収縮及び心拍数・血圧の上昇と、副交感神経優位=血管の拡張及び心拍数・血圧の低下を交互に繰り返している。自律神経は血流に深く関わっているので、自律神経が乱れると血流が悪くなり、栄養素が身体に行き渡らず、老廃物を排出することもできなくなる、というメカニズムだ。

    自律神経を整える(=「交感神経も副交感神経も、両方高いレベルで活動している」状態にする)には、「毎日決まった時間帯にきちんと起床する」こと、睡眠時間をしっかり確保すること(睡眠不足は副交感神経を抑えてしまう)、(交感神経に刺激を与えすぎないよう)穏やかに過ごすこと、腸内環境を整えること(脳と腸は連動している)などが大事。

    そして、腸を健康に保つには、「朝起きたら、食事の前にまずコップ1杯の水を飲む」、発酵食品と食物繊維、そしてオリゴ糖を積極的に摂ることが重要。また、寝起きのシャワーや夕食後のウォーキング、夜のリラックスした入浴タイムもオススメだという。変わったところでは、カカオ含有量の多いチョコレートも(自律神経を整える成分が豊富なので)いいのだとか。

    コロナ禍で生活リズム乱れっぱなし。立て直さなきゃいけないことは確かなので、(本書に書いてあることをどれだけ実践できるか分からないが)、自律神経を意識した生活を心がけたいと思った。

  • 普段はあまり意識していない自律神経の整え方が分かる本。著者の別の本でもおすすめしていたが、寝る前の3行日記は取り組んでおり、役立っている。

  • 更年期障害、認知症、エイジングケアなど、
    すべて自律神経が関係している。
    まさに題名の通りで納得!

    来るべき自らの老いの症状も、
    自律神経さえ整えられていれば改善できたり回避できたりする、と考えると心強いです。

    いちばん厄介だなぁと感じる「原因の分からないストレス」や「もやもや感」は副交感神経が低下している状態なので、呼吸法で整えられるかも。

    ••┈┈┈┈眼瞼下垂症について┈┈┈┈┈┈••
    視界を確保するため目を見開きつづけるストレスや緊張から、自律神経にも影響が及ぶ、という事実になるほどと思いました。
    また瞼の裏側にあるミュラー筋は自律神経と直接つながっているため、もろに影響うけるということ。
    『眼瞼下垂症は迷わず早めに治療する』

  • 「ストレス」「不規則な生活習慣」「加齢」が自立神経を乱す大きな原因。

  • 気になるワード。
    自律神経。
    普段の取り組みは、
    朝一杯の水。
    できればスマホを手放したい。

  • 読みやすく、わかりやすく自律神経について書いてある。

    読む前、交感神経と副交感神経は、どちらかがとても優位になることが正しいと思っていたけど、実は違うことを知る。優位の差はわずかで、交感神経も副交感神経も高く、どたらかが少しだけ優位、というのが大切だと。バランスが大切。

    私は副交感神経が低めなので、納得することが多々あった。
    自分が抱えている病気も、原因はストレスからの自律神経失調による免疫低下だと思っているので、こちらも納得できた。

    自律神経、本当に大切。
    もっと若いうちからしっかり理解していれば…と悔やまれる。

    実際に実践していることもあるし、まだできていないこともある。
    今からでも遅くないので、自律神経のバランスを意識して生活していきたいと思った。

  • 生活習慣の改善で心も明るく生き生きと!

  • 自律神経を整えるには
    3食食べる
    朝に白湯を飲む
    3行日記を書く
    ゆっくり呼吸

  • 社会人になったら、いかにストレスなく過ごせるかばかり考えてる私…。

    そんなときにこの本を手に取りました。

    自律神経の基本から整え方まで書いてあり、
    私でも取り入れやすいことが書かれていました(^^)

    今までの不安や不調はすべて自律神経が関係していることがわかったので、これから嫌なことがあっても原因が分かっているので頑張れる気がする(^^)

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著者プロフィール

1960年、埼玉県生まれ。順天堂大学医学部教授。1992年、順天堂大学大学院医学研究科博士課程修了後、ロンドン大学付属英国王立小児病院外科、トリニティ大学付属小児研究センター、アイルランド国立小児病院外科を経て、順天堂大学小児外科学講師・助教授を歴任。
日本スポーツ協会公認のスポーツドクターでもあり、自律神経のバランスを意識的にコントロールすることで、心身のパワーを最大限発揮できることを提案。数多くのトップアスリートのコンディショニング、パフォーマンスの向上指導にかかわっている。自律神経研究の第一人者であり、書籍も多数刊行している。

「2022年 『ゴルフが上達する自律神経72の整え方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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