超ファシリテーション力

著者 :
  • アスコム
3.24
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本棚登録 : 689
感想 : 62
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784776211730

作品紹介・あらすじ

個性的な出演者をさばく名ファシリテーター
平石直之アナウンサー初の著書!

参加する会議がことごとくつまらない。
終わってみたら何も決まっていなかった。
時間がかかり過ぎて意欲が失われる。

なぜなのか?

数々の論客の様々な意見が飛び交う場を
コントロールしてきた著者が、
「つまらない、決まらない、終わらない」
会議・ミーティングを一変させるテクニックを
あますことなく紹介します!

感想・レビュー・書評

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  • 超ファシリテーション力
    著:平石 直之

    ファシリテーションとは、グループ活動を円滑に促進すること。
    ビジネスシーンでは、「仕切る力」「統率力」を示すことが多い。著者流ファシリテーションの極意は「準備力」「聞く力」「場を作る力」である。

    「準備力」で芯を外さない進行のイメージを固め、「聞く力」で軌道修正しながら議論を深め、「場を作る力」で会議の成果を出し、チームを活性化させる。

    本書の構成は以下の4章から成っている。
    ①ファシリテーターの心得
    ②話し合いを円滑に進めるコツ
    ③ファシリテーションは準備が9割
    ④即使える キラーフレーズ集

    アベプラの進行担当を行っているテレビアナウンサーの凄腕アナウンサーである著者。職業柄、現役、最前線で抜群のファシリ力を最前線で高めながら活用している第一人者。

    コミュニケーションの総合格闘技でもあるファシリテーション。
    その著者が一番大切なことは「準備」であると、ファシリテーションの準備が9割であると。少しかじっただけでもその意味は大いにわかる。

    そしてその準備にも、参加者やアジェンダの内容における理解だけではなく、中長期的には自分自身のコミュニケーションを中心とした、ファシリテーションに付随する能力やスキルの向上を行うことも準備として必要となってくる。

    ファシリテーション能力を身に付けることができれば、マネジメント関連の多くのコミュニケーションにその力を発揮させることができる。

    ファシリテーションを使っている人のみならず、その力を意識しながら多くの業務へ向き合うだけでも人としての成長の度合いは大きく変わる。

    誰もが出来るが、大きく差が出てしまうファシリテーション力。
    やって失敗して考えて補足していく。そんな繰り返しでファシリテーション力を高める中で付随して着実にビジネス力を身に付けることを継続し、仲間にも広めていきたい。

  •  はじめは自分が好きなゲストが出てるからとか、気になるニュースだからといった理由でAbemaプライムを見ていたが、著者が仕切る話し合いはなんかすごい、そして面白いと気づいてから片っ端からアーカイブを見ていた。そんな著者が出された本ということで即買いした。

     脱線した流れを本筋に戻す。荒い言葉で熱くなった場を冷ます。参加者全員に持ち味を出してもらえるよう寄り添う。どうやったらそんな仕切りができるのかと疑問に思ってたことを、本書では本人が隠すことなく解説してくれている。すごくありがたい。話し合いまでの準備や聞くことに集中するといった基礎的なことから、会社に行くまでに声を出すとか反対するときの言い回しといった細かいテクニックまで余すことなく参考になる。

     この本を読むだけで話し合いを仕切る力が一瞬でつくことはない。著者があとがきに書いているとおり、あんなきれいに話し合いを仕切れるのは、アナウンサーとして培った長年のスキルがあってこそだ。でも、会社の会議や普段の会話により真剣に聞いて反応できている気がする。読んでよかった本。正直いうと、アニメのオーディオコメンタリーみたいな感じで、過去の番組のアーカイブを使って、著者の仕切りを本人が解説する動画があればいいなと思った。

  • 読者が選ぶビジネス書グランプリ2022の総合2位、ビジネス実務部門賞を獲得した作品。

    ファシリテーションの肝は、3つ。
    「準備力」
    「聞く力」
    「場を作る力」
    との主張。
    やろうとするとどれも意外に難しい。
    ただファシリテーションの本質を突いたものであることは間違いないのだろう。

    会議の多いビジネスパーソンには大変参考になる会議指南書になるだろう。


  • ■決まらない→進まない場合。以下のどっち?
     1.情報が足りない
     2.情報をまとめれない

    ■反論は一旦受け止めて、リスペクトを示す
    ・おっしゃる通りですね・参考になります
    ・一方で・この点については・しかしその場合
    ・どうお考えでしょうか?を使う

    ******
    ・論点ずらし対応
     ーそれも重要な課題ではありますが(認める)、まだデータとして不確かなので、まずはこれまでわかっている事実をもとに進めさせてください
     ー今xxさんの話もありましたが・・・で戻す(キーワードを拾って)
     ーこれはぜひ改めて時間を設けて話しあいたいテーマですね(余談ですませるにはおしい雰囲気を出す)
     ーたしかにこれもきちんと議論の機会を用意すべきテーマかもしれませんね
     ーたしかにxxさんのおっしゃるのは間違いでないのかもしれません。しかし、現実として・・・(視点の置き方を改めて提示)

    ・感情への対処
     ーヒートアップしたとき
    ・これは重要なテーマですから、他の皆さんのご意見も聞いてみましょうか
     ー反論を柔らかくほぐして伝える
    ・受け止め姿勢を示して一方で(なるほど、その点はたしかにおっしゃる通りですね。一方こういう意見もありそうですが。こういう反論があった場合はどうお考えでしょうか?)
    ・一方でこういうご意見をもつかたもいらっしゃいますが、これについてはどう考えますか?
    ・xxさんのご意見参考になります。しかしその場合、こういう問題も起こりそうですが、その点についてはいかがでしょうか?
    ・要約して、リスペクト。xxさんがおっしゃったのはこういうことですね。確かにその視点も大切だと思います。
     ー乱暴な言葉への対応
    ・その反対語の否定を使用。最悪だ→あまりよくはない
     ーわからない場合
    ・xxさんがおっしゃったのは、つまりこういうことですか?(確認の質問をぶつける→正しいかどうかではない)
     ー反論しそうな人
    ・あえて最初に話をさせる
    ・その他
     ーもりあがらない時はあえて極論ぶつける(いっそのことワクチン接種を国民に義務化すべきという声もありますが)

  • 司会術的な側面も感じないではないが、ファシリテーションの実践的なノウハウが豊富で参考になった。

  • ファシリテーターとして、こういう時はどうする?というのが項目ごとに書かれている。

    新しい発見がある訳では無いが、これらを実際にできる人は意外と少ないと思う。
    その議論の理解、周囲を見渡す力、タイムマネジメント力、インタビュー力などあらゆる力がまず土台として出来上がってないと良いファシリテーターにはなれないとわかった。

  • ファシリテーターに必要なスキルやコツが、Q&A形式で書いてあり非常に読みやすかった。「準備力」「聞く力」「場を作る力」をいかにして習得するか、発揮するかも余すことなく載っていて、自分ならどこを意識して取り組むか、考えるのに非常に役に立つと感じた。どんどん実践して習得していきたいと、前向きな気持ちになる本であった。

  • 関心のあるタイトル、仕事でも活かせると思い講読しました。ファシリテーターの役割、会議の進め方などが、よくある状況にそくして具体的対応が提示されており、すぐに実践できうる内容だと思いました。まずは、ファシリテーターに最も必要な、①準備力、②聞く力、③場を作る力を鍛えながら、日々の仕事に取り組みたいと思います!!

  • 個人的なこともあり購入しました。
    Abe prを教材に平石さんが本書の内容を
    実践されているところを見て真似していきたいと思いました
    難解な表現などもなく簡単に読めたので、おすすめです

  • この本は辞書みたいに使うのがいいのかな??と思いました。
    読んでから会議に望むのではなく、会議でうまく行かなかったことを探してどうすればうまくいくのかを見つけるためには満点の本だと思います。

    あとは、この本を読んだ後にAbemaTVを見るとちょっと面白く感じました。
    本に書いてあったことはこういう立ち回りをしているんだなーなど、実践を動画でみれるのでその点では学びが多く感じました。
    他の書籍では著者が実際にファシリテーションをしているところや会議をしているのは見れませんので。

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著者プロフィール

平石直之
テレビ朝日アナウンサー。「ABEMA Prime」の進行を担当。1974年、大阪府松原市生まれ。佐賀県鹿島市育ち。早稲田大学政治経済学部を卒業後、テレビ朝日に入社。報道・情報番組を中心に、「やじうまテレビ!」などでMCを務め、「スーパーJチャンネル」「報道ステーション」などでは、キャスターおよびフィールドリポーターとして全国各地を飛び回る。04年6月から1年間、ニューヨーク支局に勤務。19年から新しい未来のテレビABEMAの報道番組「ABEMA Prime」の進行を担当。“論破王”と呼ばれるひろゆき氏との軽快なかけあいや、ジャーナリスト・佐々木俊尚氏との熱い議論など、アナウンサーという枠を超え、ファシリテーターとしての役割を存分に発揮。個性が強い出演者たちを巧みにまとめ上げる、“アベプラの猛獣使い”として番組を大いに盛り立てている。
Twitterアカウント @naohiraishi

「2021年 『超ファシリテーション力』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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