- Amazon.co.jp ・本 (360ページ)
- / ISBN・EAN: 9784776213413
作品紹介・あらすじ
終活は人生の幕引きの「準備」ではありません。
人生をもっと豊かにするためにやるのです。
本書は、「やらなければいけない」終活ではなく、
「やりたくなる」終活への手ほどき書。
終活には、人生がもっと楽しくなるコツが詰まっている。
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ところで、いきなりの質問です。
あなたにとって「いい人生」とはなんでしょう?
「物質的にも精神的にも安定した恵まれた人生」
「やりたいことをやりきった後悔のない人生」
「大好きな人たちに囲まれて死んでいく人生」
人それぞれが考える「いい人生」があるでしょう。
実は、終活ブームが始まった頃、私は乳がん告知を受けました。
40歳という若さです。
当初、担当医から5年相対生存率50%と宣告を受けて驚き、
それなら残される家族のために終活をせねばと、
真っ先にエンディングノートを買いに本屋さんに走りました。
ぴかぴかのエンディングノートを前に、
ぼんやりと考えていたのが冒頭の気持ちです。
まだ40年しか生きていないけど、いい人生だったのかしら?
そもそも、私にとっての「いい人生」って何?
どうせなら、死ぬ前に「いい人生だった」って、思いたい。
そして、死んだ後に周りからもそう思われたい!
あれこれ考えてみると、自分にとっての「いい人生」を全うできるかどうか、
これを全部叶えることができるのが終活じゃないかなって思ったんです。
(本書「プロローグ」より)
終活をはじめた人から幸せになる
終活をすると、自分が
これまでに「何を大切にしてきたのか」
これから「何を大切にして生きたいのか」
がわかります。
感想・レビュー・書評
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●なぜ気になったか
出版時には終活の初歩本と思いスルーしたが、図書館の新着で発見し、アマゾンの紹介レビューを確認。「やりたくなる」終活への手ほどき書、とあったので、やりたくなるとはどんな?、と気になったので読みたくなった
●読了感想
「やりたくなる」を知りたかったが、僕にはそのような気持ちになる内容ではなかった。ただ、余命告知、延命治療、どこで最期を、臓器提供については、妻と共に考えを整理し、希望を早めに子供たちに伝えておくべきと気付かされた
#終活1年目の教科書
#黒田尚子
24/4/27出版
https://amzn.to/3B7HzES詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
登録する本を間違っていました。
同じ黒田尚子さんの本ですが、読んだのはこちらの本でした。
【気は進まないが準備は必要】
終活を考えると死が近くなるような気がして、何となく気が進みませんが、死は誰にでも訪れるもので、一度棚卸をしておくといざというときに困ることはないと思います。
さらに、不明瞭な部分が明確になり、気持ちがすっきりします。 -
人生で一番幸福感が強くなり易いのは60代終わり〜70代だそうだ。ここで写真や服、人間関係なんかの身辺整理を始められるといいよね。
婆さんの介護で痛感したことや銀行員なら常識のことしか書いてないけど、世の中銀行員ばかりではないので役立つ人も多いと思う -
終活と聞くと50代、60代もしくはそれ以上の歳の方がやる事だと思っていたが、30代後半の自分でもいつどこで死ぬなんて分からないからこそ、最低限残された人が困らないように準備をしておいても損はないと気付かされた一冊。
早速、やれる範囲の終活を前向きにやってみようと思う。