ヘンな本あります―ぼくはオンライン古本屋のおやじさん2

著者 :
  • 風塵社
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本棚登録 : 102
感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784776300021

感想・レビュー・書評

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  • そういうの苦労ばなし

  • 昔唯一1人で行った旅先、金沢の古本カフェで買った本。会計の時店主さんに「著者さんのこと知ってるの!?」と聞かれたけどそういう訳でもなく、なんかがっかりさせてしまったなんとなく思い出の本。古本業界で有名な人なんだろうなぁ。
    数年寝かせてようやく読破。前半の話は全く知らない業界が垣間見えて面白かった。

  • ライターである北尾トロ氏が1999年からはじめたネット古書店・杉並北尾堂のルポ「僕はオンライン古本屋のおやじさん」の続編である。今作は期間限定のブックカフェの開店、デパートで催される古書展参加、オンライン古書店だけの古書展を行う模様が書かれています。前作のオンライン古書店の開店からさらに進んで活動し、楽しんだり、試行錯誤されたりしている様子が伝わってくるようだった。

  • ライターであり、オンライン古本屋杉並北尾堂の店主である北尾トロ氏の古本屋格闘記。
    まだ大手のネット書店などができていない2000年ごろのお話。
    前作「ぼくはオンライン古本屋のおやじさん」と続編。
    古本屋をはじめたい人だけでなく古本好きの人ならば楽しめる内容の本ではないかと思う。

  • 面白かった。

  • これまた古本屋の話。本はたった2文字なのになんて多面的な性格が!本にまつわる話もおもしろい。

  • 2014.11.24

  • 前に読んだ本の続編。
    イベントスペースに出展したり、栞やトートバッグを作ったり。

    月商50万円はなかなか難しく
    片手間に出来る仕事ではなくなってくるそう。

    72 オンデマンド製本、コスト高い
    76 あるはずなのに見つからない、どこの古本屋も同じ
    79 カラーボックス便利

    106 目録参加費、1ページ2万円 
    130 清貧の実践、隠れた名著
    131 月商50万円

    134 東京の国際ブックフェアはイマイチ。フランクフルトと段違い
    171 講談社にしては珍しくライバル誌を蹴落とせなかったペントハウス

    184 古本市、量を売るか高額本を売らないと元が取れない
    186 棚&伊勢丹の取り分が2割
    187 一番多く本を捨てるのは古本屋

    巻末に大雑把な収支あり

  • 読了。

    軌道に乗ったオンライン古書店「杉並北尾堂」。前作のその後と、更なる挑戦、失敗、成功を描く。

    前作は何も知らない著者が、オンラインで店を開くまでを描いた。
    終わらない打ち込み作業や、機会に詳しい友人に教えてもらったりと「部屋の隅のちっちゃな奮闘感」が個人的には好きだった

    本作はそこから一皮剥け、リアル古書店への挑戦、オリジナル作品の制作話、PARCOでのイベント出店、などアクティブな話題が満載。
    栞作りなど「いいなぁ」と思ったものの、前作のような閉鎖的な感じの方が個人的には共感できたというか、好きだったなぁ。

    現在(2011年6月)杉並北尾堂は全品品切れ状態。いまどうしてるかまで見れたらまた面白かったのだが、残念。メルマガでも登録してみようかなぁ

  • 北尾トロさんの本への愛が伝わる良い本です。本が好きで好きで始めたオンライン古本屋さんの奮闘記です。読んでいるうちに何か始めたくなりました。

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著者プロフィール

本名、伊藤秀樹。1958年、福岡市生まれ。
小学生の頃は父の仕事の都合で九州各地を転々。東京都立日野高校、法政大学卒。 個人事務所(株)ランブリン代表。NPO法人西荻コム理事長。西荻ブックマークスタッフ。季刊ノンフィクション雑誌「レポ」編集・発行人。

「2011年 『【電子書籍版】昭和が終わる頃、僕たちはライターになった』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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