- Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
- / ISBN・EAN: 9784776400516
作品紹介・あらすじ
マドレンカはニューヨークに住む、犬が欲しくてたまらない女の子。ある日、空想上の"見えない犬"と一緒に街へ散歩へ出かけます。会う人はみんな顔なじみで親しげ。しばらくすると友達の女の子に会って二人で更なる空想の世界へ…。さまざまな場所にあるフラップのめくりしかけが、おはなしを盛り上げます。
感想・レビュー・書評
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ピーター・シスの、娘溺愛シリーズ。
今回は、マドレンカは「いぬが ほしくてたまらない」。
彼女は犬が欲しいばかりに架空の犬を散歩につれていく。
すると町でパン屋のガストンさんに出会う。
ガストンさんの持つ焼きたてのクロワッサンをめくると、その下には彼が子どもの頃に飼っていた犬の絵が。
このようにして、町で会う人会う人の持ち物の下には彼ら彼女らが飼っていた犬が次々と紹介されるしかけ。
ここからの展開がなかなかすてきだった。
マドレンカは架空の馬を連れた少女クレオパトラに会う。
2人はそれぞれの架空のペットを引き連れて、世界中を旅するのだ(その絵がまた凝っていて、溺愛パラメータがさらに上昇)。
マドレンカはこうして、ほかの人たちが飼っていた犬の知識を引き連れて帰宅するのだった。
なにはともあれこの、人から聞いた話で、じっさいに1匹の犬を飼う以上に豊かな気持ちになって家に帰るという締めくくりかたはすばらしい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
マドレンカの犬ってどこ?透明人間ならぬ透明犬と見ていると,お家に帰ってきたマドレンカの後ろにはたくさんの犬が,,,
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しかけえほん。こどもに検討したがまだ少し早い。(多分壊す)
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それぞれの想像するワンコが
思い出と重なってなんだかHAPPY。
…えっとこのへんだよねって
位置を確認するのも楽しい。