オリーヴの小道で

著者 :
制作 : 宇野 亜喜良 
  • BL出版
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本棚登録 : 22
レビュー : 4
  • Amazon.co.jp ・本
  • / ISBN・EAN: 9784776400899

作品紹介・あらすじ

マリアばあちゃんの毎日は、穏やかで静かな日々。ねこのジュゼッペとふたりきりの朝食のあと、モランディ美術館へと仕事に出かける。ある日、展示室にひとりの紳士が現われ…。今江祥智のゆったりとした不思議の世界と、宇野亜喜良の優雅なイラストレーションがやわらかにとけあった美しい絵本。

感想・レビュー・書評

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  • すごーく夢見心地、文章も絵も。すてき。そのまま死んじゃうのかな。

  • イタリアの猫とおばあさん。絵が素敵。

  • 猫と二人暮らしのマリアおばあちゃんのお話。
    マリアおばあちゃんは美術館の「見張り」の仕事をしています。
    美術館の中で椅子に座ってる人の事を「見張り」って言うんですね。
    この本で初めて知りました。
    いつも、じっと座って人に見られて大変な仕事だな~と思っています。
    でもこの本のマリアおばあちゃんは自分の仕事を愛しています。
    お客さんがこない日もすぐに一日は過ぎてしまいます。
    大好きなモランディさんの絵に囲まれて-。

    過去と現在。
    幻想と現実。
    そんな二つの異なったものが混在した不思議なお話でした。
    とっても薄い本ですぐに読めますが、大人のための絵本だと思います。

    この本の魅力は何と言っても絵です。
    色鉛筆と水彩絵具で描かれたような絵が大人っぽくてオシャレで雰囲気があります。
    それなのに、何故かおばあちゃんと猫が関西弁を使うのに違和感を感じました。
    何でこんな風に訳したんだろう?と思って訳者を見ると、作者が日本人だったので納得・・・。
    それにしたって関西弁にしなくても・・・。

    『モランディさんの絵をどっさりと見たのは、京都美術館でのこと。そしてボローニャへ行って、美しい部屋部屋で再会しました。その時見かけた”見張り”のお婆さんの姿が忘れられず、ゆっくりと物語に溶かしこみました』(作者のあとがきより)

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著者プロフィール

1932年、大阪生まれ。『海の日曜日』(実業之日本社)でサンケイ児童出版文化賞と児童福祉文化賞、『ぼんぼん』で日本児童文学者協会賞、『兄貴』で野間児童文芸賞、『ぼんぼん』三部作で路傍の石文学賞を受賞(いずれも理論社)、他に『子どもの本・持札公開』(みすず書房)、『まんじゅうざむらい』(解放出版社)、など多数。絵本では、『でんでんだいこいのち』(片山健・絵/童心社)で小学館児童出版文化賞、『いろはにほへと』(長谷川義史・絵/BL出版)で日本絵本賞を受賞。他に『なんででんねん天満はん—天神祭』(童心社)、『龍』『いつだって長さんがいて…』 (いずれもBL出版)、など多数。

「2007年 『ひげがあろうが なかろうが』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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