ハロルドのしっぽ

  • BL出版
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784776401513

感想・レビュー・書評

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  • アメリカの公園に住むリスが主人公のお話。フサフサなしっぽがなくなっちゃったリスのハロルドは、まるでネズミの見た目とそっくり!しっぽがフサフサしていないだけで人間たちに「汚い」と罵られ、家にも住んでいられなくなった。
    命と同じくらい大切にしていたしっぽだったけど、それがなくなった時に彼が手に入れたものとは…?
    見た目で判断してはいけないこと、違うところがあっても相手を受け入れることなどを教えてくれるお話でした。

  • しっぽのフサフサなければリスなんてネズミじゃん…
    気が付きたくなかった現実…

  • 大大大好きなマドレーヌシリーズを書いたルードヴィッヒ・ベーメルマンスの孫、ジョン・ベーメルマンスの作品。

    アイデア自体は面白いし、リスもネズミも好きだし、ニューヨークに実在する場所を舞台にしているのも興味深いけど、途中で大体の結末が見えるので、もう少し短くてもいいかなと思う。

    翻訳が悪いのか元のテキストが悪いのか、帯に「課題図書」と書いてある通り、実に学級文庫的な匂いがする。
    翻訳コンクールの課題文の解答例を読んでいるようでもある。
    よくも悪くも癖がないということなのか。

    挿絵見て思ったけど、アメリカの人ってリスをグレーに着色することが多いような気がする。

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著者プロフィール

作者 ジョン・ベーメルマンス・マルシアーノ:コロンビア大学卒業後、記者やプログラマーなどの仕事についたあと、作家になる。作品に、祖父ルドウィッヒ・ベーメルマンスの「げんきなマドレーヌ」シリーズを引きついだ『マドレーヌのメルシーブック』などがある。

「2020年 『ベネベントの魔物たち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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