おへそのあな

著者 :
  • ビーエル出版
4.05
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  • (10)
  • (6)
本棚登録 : 1951
感想 : 173
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784776402046

作品紹介・あらすじ

みえる、みえる。なにがみえる?ちいさないのち、たいせつないのち。

感想・レビュー・書評

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  • 長谷川義史さんの絵本の中で一番好きな絵本。お母さんのおへその穴から、生まれる前の赤ちゃんが外の様子を覗いていて、誕生を待ちわびる家族の様子が描かれています。こんな風に赤ちゃんは生まれてくるのかな?終わりのページの赤ちゃんの言葉に涙腺がいつも緩くなってしまう。

  • あした うまれて いくからね。

    どんな子どももこんなふうに、望まれて生まれてきてほしいです。

  • 家族みんなで、赤ちゃんの誕生を楽しみにまっています。
    ところが、もうすぐ生まれる赤ちゃん、おへその穴から、みんなの様子を
    見たり、聞いたりしていたのです。
    おへその穴から、見えたら楽しいね。いっぱいお話できるね。
    本当に、見えて、お話しできたら笑っちゃうかも!
    家族の愛情をたっぷり受けてうまれてくる赤ちゃんのお話。2歳から

  • お腹にいる赤ちゃん側から見た世界が描かれているのがおもしろいです。

  • もうすぐ赤ちゃんが生まれるので、上の子(4才)の心の準備の意味もこめて読み聞かせ。
    赤ちゃんがお腹の中で逆さまに入っていること、
    外の声はお腹の赤ちゃんにも聞こえていること
    などが絵本で分かりやすく伝えられてよかった。

  • 優れた絵本は最後の1ページに胸を打つことばがあって、心地良い余韻を残します。この絵本もそうですね。お母さんのお腹にいる胎児から見た家族の風景なので、一度読んだだけではわからないお子さんもいるかもしれません。読み手の方がお子さんとやり取りしながら読み進めていくといいかもしれませんね。

    絵のすみずみをじっくり見てください。面白い箇所がありますよ(笑)それを見つけるのも楽しいです。 

    家族にのぞまれてることを胎児は感じ取ってその場所に向かいます。世界で戦争が始まってる今(2022. 3月)世界中の赤ちゃんがこの絵本のように幸せな環境でありますよう心から思いました。

  • 赤ちゃんがお母さんのお腹の中にいて、おへその穴から家族を見ているお話です。赤ちゃんの誕生をみんなが待ちわびている様子が描かれ命の誕生の喜びを感じる事ができます。「自分が生まれてくる」ことは望まれていたんだという温かく優しいメッセージが伝わってくる絵本です。☆対象年齢☆3才くらいから

  • 若干我が子には分からない部分もあったようだけれど、これは次女がお腹にいるときに読んであげたかったなぁ。
    そうしたら、もうちょっと長女と一緒に赤ちゃんとの会話を楽しめたかも。
    10か月という長い間お腹と会話しながら過ごしたあの時間を思い出し感動。
    今はけんかをしたり、イタズラにウンザリしたりするけれど、こんな風に生まれてくるのを待ってたなぁ。

    ラストが泣いちゃう。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「お腹と会話しながら過ごした」
      男でも判るかな?
      「お腹と会話しながら過ごした」
      男でも判るかな?
      2012/04/18
    • norigami112さん
      nyancomaruさん←何故か女性だと思い込んじゃってました(笑)
      お腹にいる感じは分からないかもしれないですけど、自分もこうやってお腹...
      nyancomaruさん←何故か女性だと思い込んじゃってました(笑)
      お腹にいる感じは分からないかもしれないですけど、自分もこうやってお腹にいたのかな?とか家族がこうやって待っててくれたかもと思うと自分がこの世に生まれた事が素敵なことなんだなと感じられるかもしれません。
      2012/04/18
    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「家族がこうやって待っててくれたかもと」
      そっか~早いうちに感じて貰うのに良い絵本ですね。
      「何故か女性だと」
      スミマセン、軟弱者なので・・...
      「家族がこうやって待っててくれたかもと」
      そっか~早いうちに感じて貰うのに良い絵本ですね。
      「何故か女性だと」
      スミマセン、軟弱者なので・・・(女性を悪く言っている訳ではありません)
      2012/04/19
  • 次男がうまれる準備として長男によみきかせました。
    こころがあったかくなりますよ。 by あそら

    • えほんがトドックさん
      FBページ『えほんde子育て』おすすめ涙絵本
      下の子を妊娠中に買ったのですが、最後の明日生まれてくるからね…っというフレーズに泣けます(T_...
      FBページ『えほんde子育て』おすすめ涙絵本
      下の子を妊娠中に買ったのですが、最後の明日生まれてくるからね…っというフレーズに泣けます(T_T)また、お腹の赤ちゃん目線で絵が描かれてるので絵が逆さになっていて、上の子とお腹の赤ちゃんについていろいろ話が出来ました。
      Y.Iさん
      2013/01/22
    • えほんがトドックさん
      Y.Iさんへ
      「おへそのあな」。。。ぐっと来ますよね〜(涙)
      しばらく読んでないなぁ−。Yさんの書いてくださったフレーズチェックした〜い!!...
      Y.Iさんへ
      「おへそのあな」。。。ぐっと来ますよね〜(涙)
      しばらく読んでないなぁ−。Yさんの書いてくださったフレーズチェックした〜い!!!これも間違いなく「ナミダ絵本」ですね!
      ありがとうございます!
      えほんde子育てスタッフ
      2013/01/22
  • 下の子を妊娠中、2歳の息子のために購入。ママのお腹の中にあかちゃんがいて、おへそのあなから覗いてると分かり、おへそから中を覗いてみたりチューしてみたりしていた。ただ、絵本を手に取りやすい場所に置いておくと必ず逆さまに直していた笑

    • くまこさん
      1歳9ヶ月
      あと3ヶ月で産まれる兄弟を受け入れる準備本として活用。結果お腹の中に赤ちゃんがいると認識でき、おへその穴を覗き込んでいた。
      リビ...
      1歳9ヶ月
      あと3ヶ月で産まれる兄弟を受け入れる準備本として活用。結果お腹の中に赤ちゃんがいると認識でき、おへその穴を覗き込んでいた。
      リビングの見えるところに立てかけておくと、必ず逆向き(赤ちゃんの頭が上)に直していたのが面白かった。
      2021/05/17
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著者プロフィール

1961年、大阪府生まれ。『おじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃんのおじいちゃん』(BL出版) で絵本デビュー。ユーモアあふれる作品を多数発表。2003年『おたまさんのおかいさん』(解放出版社)で講談社出版文化賞絵本賞、2005年『いろはにほへと』(BL出版)で日本絵本賞を受賞。2008年『ぼくがラーメンたべてるとき』(教育画劇)で日本絵本賞、小学館児童出版文化賞を受賞。2019年『あめだま』(ブロンズ新社)で日本絵本賞翻訳絵本賞、読者賞受賞。2020年『マンマルさん』(クレヨンハウス)で産経児童出版文化賞翻訳作品賞、など多数受賞。

「2021年 『グーチョキパーのうた』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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