マリーのお人形

著者 : ルイーズ・ファティオ 江國香織

• ビーエル出版 (2007年9月1日発売)

感想・レビュー・書評

[ℳ.さんの感想 · 2018年5月27日]

骨董品店の決まった場所に座らされている貴重で美しいアンティークドール。可愛いお洋服を着て綺麗な縦ロールの髪で毎日お行儀よくって、プリンセスだからって朝から晩まで同じ景色に座りっぱなしなんて退屈だわ。お人形だって遊びたいのよ。
後ろに付いてた封筒ポケットからは全く同じ絵本のミニチュアサイズが飛び出し可愛いHappy！きっとお人形と一緒に読書を楽しむ時の為の物ね♡素敵な仕掛けに心はほっこり。

[えいじさんの感想 · 2023年2月12日]

人形の神様はちゃんと見ていたんだなあ〜心配しなくてよかった。

[solala06さんの感想 · 2021年4月29日]

おしとやかで女の子らしいお人形と女の子のトイストーリーや…
お姫様とか貴重な人形が横柄な態度をとらずにむしろ「自分は人形なのだから子どもたちに遊んでもらいたい」って自我を持ってるおはなしが大好きでな…
ゴッデンの『人形の家』のトチーとか大好きだから…

[めろんさんの感想 · 2010年11月17日]

江國香織さんの訳が素敵な絵本。女の子にはぴったりの贈り物でしょう！何度読んでも大好きです。絵も可愛いし、お話もオシャレです。

[inkpotさんの感想 · 2009年9月24日]

アンティークドールのお話。どんなお人形だろうと「大切に飾られるよりは女の子と遊びたい」というのは考えたことがなくて面白かった。締めの文章が弱いのは、私が小さい絵本の方を読んでないからなのか原文で読んでないからなのか。
見開きごとにモノクロとカラーが交互に入っているという画面の構成は他になくて面白いです。

著者プロフィール

ルイーズ・ファティオ　文　ルイーズ・ファティオ1904年、スイスに生まれた。のちアメリカに移住し、帰化した。夫のロジャー・デュボアザンと『ごきげんならいおん』などの絵本を共作した。1993年没。

「2015年 『クリスマスの森』 で使われていた紹介文から引用しています。」