お化け屋敷へようこそ

著者 :
  • ビーエル出版
3.77
  • (20)
  • (18)
  • (33)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 379
感想 : 27
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (31ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784776403142

作品紹介・あらすじ

このおおきなおおきなお屋敷は、人のでいりを、だれもみたことがないという、お化け屋敷とうわさのたかい、お屋敷です。いつも裏木戸が、あいているので気になってしかたがない。そこで、たくやと、こうへいと、つよしと、しんのすけの四人は、屋敷の探険をしようと、なかへはいっていきました。ところが、なんとここは、本物のお化け屋敷でした-。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 個別支援級の読み聞かせ用に公共図書館から学校貸し出しを受けた絵本。

    おなじみ川端誠さんのお化け屋敷シリーズ。
    今回は、お化け屋敷に4人の人間の少年たちが探検にやってくる。怖いもの見たさというやつだね。
    なんだか怪しい雰囲気、人の気配も漂う中で「誰かいるよね」「薄気味悪い」などと言い合うが、屋敷は静まり返っている…。
    そこにきれいな着物姿の女の人が現れ、「もっとゆっくりしていって」と声をかけるが、4人は「やっぱりここはお化け屋敷!」と気づいて慌てて逃げ出す。

    見返しのお化け紹介が圧巻。
    お化けなのに、なんだかカラリとしているのが川端さんの絵本のいいところ。2020.11.2

  • 海外ホラー映画が大好きな母は読み聞かせしながら、「ギャーーー!!!!((( ;゚Д゚)))」なクライマックスがいつ来るかいつ来るかと無意識にワクワクしてしまった。実際、そんなクライマックスもあり得そうな雰囲気漂う展開だったし。読み終えるとちょっと…物足りない(当たり前)。大判で迫力ある絵はとても良かった。

    でも、「気付いていないのに実はずっとそばにいた」というのは、本当はかなり怖い。派手に怖がらせてやろう!みたいな絵本ではなく、うっすらとしたゾクゾク感がずっと続く絵本。
    読み手の間の取り方で怖さがだいぶ左右されるので、子供の怖がり方を見ながらちょっと調節。

  • 怖いもの見たさの4人の少年たちが、大きなお屋敷に探検にやって来ました。 本物のお化けが棲むお化け屋敷に、ようこそいらっしゃいました。 お化けたちは、久しぶりに人間のお客様とあって、手ぐすね引いて待っています。 先に開いた『お化けのお化け屋敷』(リブロポ-ト出版)での<ろくろっ首>のお茶接待の場面が消えて、お化けたち一同が襖絵の中で勢揃いし、少年たちを歓迎するのでした。 さて、4人の運命は如何ななりますやら・・・。 川端誠サンの<お化けの絵本>シリ-ズは、続刊の登場まで、これにて一件落着と相成りました。

  • おばけが おやしきに はいってきた こどもたちを おどかした おはなし。
    なんで、こどもたちが おやしきに はいったか?が、たのしかった。おもしろかった。

  • 四人のこどもたちがおばけ屋敷に潜入。
    おばけが隠れている様子や、控えめにおどろかすあたりがわかってたのしい。

    C8793

  • 漫画風な版画絵でふだん本を読まない子にもぴったり。
    すなかけばばあ、そでひき小僧、ちいちいこばかま、あかした、しろべったり、あずきとぎ・・いろんな日本の妖怪が出てきてたのしい。
    愛嬌のある妖怪たちにほっこり。実際に出てきたら怖いのだろうけども・・。

  • 5歳
    川端誠さんの落語絵本シリーズと、おばけシリーズが好きで、この絵本も気に入って何度も読んでいた。
    下の子は怖がっていたが、三つ目の大入道やろくろっ首などの妖怪の名前をよく覚えてきた。

  • 4歳。大人からするとそんなに怖くなくて物足りない気がするけど、子供にはちょうど良いみたい。このシリーズ好きなようでよく読んでます。

  • 男の子4人組がお化け屋敷へ探検に。
    久しぶりの人間登場に、妖怪たちはどうするのか⁈

  • おばけやしき、妖怪たちは隠れているのに、気配を感じる。妖怪たちが、かわいい。

全27件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1952年、新潟県上越市生まれ。1982年デビュー作『鳥の島』で第5回絵本にっぽん賞を受賞。主な作品に『森の木』『ぴかぴかぶつん』「お化け」シリーズ(いずれもBL出版)、「果物」シリーズ(文化出版局)など。1994年に発表した「落語絵本」シリーズ(クレヨンハウス)でも大きな反響を呼び、「落語絵本」の草分けとして人気を博している。その他の落語絵本に『井戸の茶わん』(ロクリン社)、『てんしき』『ごんべえだぬき』(いずれもKADOKAWA)がある。また近著の創作絵本に『ピージョのごちそう祭り』(偕成社)がある。

「2024年 『ねこのさら』 で使われていた紹介文から引用しています。」

川端誠の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×