アンデスの少女ミア: 希望や夢のスケッチブック

  • ビーエル出版
4.25
  • (5)
  • (5)
  • (2)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 38
感想 : 3
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784776403340

作品紹介・あらすじ

ミアの村は、大きな街と雪をかぶった高い山々のあいだにある小さな集落。村の家々は人々があつめた半端物やこわれ物でつくったものです。街の人が捨てた不用物をあつめ、街へ売りにゆく暮らし。そんななかで、お父さんがすて犬を街から連れ帰ってきてから、ミアの毎日は変わります。持っているものは少なくても、今あるものを夢につなげていく-ミアの希望のものがたり。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 〝チリのサンチュアゴからアンデスの山へ向かったとき、私の乗ったバスがエンストして動かなくなってしまった。ミアという少女に会った日のことを、私は決して忘れないだろう〟・・・ミアの村は、大きな街と雪をかぶった高い山々のあいだにある小さな集落。村の家々は人々が集めた半端物や壊れ物でつくったもの。街の人が捨てた不用物を集め、街へ売りにゆく暮らし。そんななかで、ミアのお父さんが捨て犬を街から連れ帰ってきてから、ミアの毎日は変わっていく。持っているものは少なくても、今あるものを夢に繋げていく―ミアの希望の物語。

  • スケッチのような絵が素敵。がらくたでつくられた家、ガラクタの中で暮らす。でも、夢を持って、なんだかよかった。

  • なかなか深いメッセージが込められている。子どもが読めば夢があるのかもしれない。でも、大人になって読み返したらどうだろう。少女が山の上で感じたこと、想像してみると、少女の純粋さ、この地域の貧しさ、地球環境のことなどかんがえさせられるものがあります。

全3件中 1 - 3件を表示

著者プロフィール

1938年生まれ。イギリスの絵本作家、イラストレーター。『ネコが見た”きせき”』などの絵本のほか、『走れ、風のように』『世界で一番の贈りもの」『負けるな、ロビー!』『弱小FCのきせき』などのマイケル・モーパーゴ作品に挿絵を描いている。

「2021年 『ヒナゲシの野原で』 で使われていた紹介文から引用しています。」

マイケル・フォアマンの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×