ハ-メルンの笛吹き男: グリム兄弟『ドイツ伝説集』より

著者 : レナーテ・レッケ 池田香代子

• ビーエル出版 (2010年3月1日発売)

感想・レビュー・書評

[はまだかよこさんの感想 · 2019年11月20日]

謎に満ちたグリム童話
それをよみがえらせている
ツヴェルガーの絵が迫る
しんしんと
こどもたちはどこへいったのでしょう
史実とは

≪　子ども消え　音楽消えた　ハーメルン　≫

[はこちゃんさんの感想 · 2014年2月1日]

ツヴェルガー絵本の醍醐味が堪能できる1冊。文章も簡潔で、余白の使い方も絶妙。
それにしても、謎めいた話だと改めて思いました。
実在する町、1284年に笛吹き男がやってきてその翌日にネズミを退治、再び現れ子どもを連れて行ったのは、6月26日と日付まで記述されているのですね。グリム兄弟によると、この日はヨハネとパウルの聖日だそう。
歴史家たちは確かなものだととらえていないものの、ハーメルン市の年代記にも該当日付に「子どもたちの旅立ち」について手書きの書き込みがあるとか。
ペストの流行で犠牲になった子どもたちであるとか、商売に差し障りがないように大人たちがひた隠しにしていたのだとか…様々な憶測が。
6月26日に子どもたちにこの本を紹介して、しーんとさせたいです(^^;;

[平井小読み聞かせさんの感想 · 2023年10月18日]

3-1 2023/11/16
2-2 2023/10/11

[つーさんさんの感想 · 2021年5月4日]

絵本で世界を学ぼう
で
紹介された本。
本書で７４冊目だ。

どこの国の話？
ハーメルンの話だからドイツです。

大きな帽子にまち針で止められた不思議な印、
後ろに描かれた二重円の様なものは何。

子供が目を見開いてこわばって固まっている様にも見える。

建物の絵は、最近亡くなった安野光雅の絵を思い出させる。しかし人物の絵は全然別物だ。

知ってるハーメルンの話は、ネズミを駆除するところまでで何か白のご褒美をもらった。
と言う様に理解してた。

しかし本当は怖いグリム童話って感じだね。

禿頭の丸メガネの市長は悪者なんだ。

サウナとパワハラで有名になった池田市長も真っ青だ。

やっぱり、怖い〜っ。

[buchimamaさんの感想 · 2013年4月1日]

良く知っている、このお話、読んでみようと思ったのは、絵が素敵だったから、

[pnyaruさんの感想 · 2012年9月12日]

1284.6.24、ハーメルンの復讐の日。
帰ってきたのは子守の娘と赤ちゃん、
目の見えない子と
口のきけない子。

130人の子供がいなくなった。
事実ではなく、ペストとも。

[pigpen さんの感想 · 2012年8月24日]

可愛くない絵がこの話の薄気味悪い怖さを際立たせる。解釈はいろいろあれど…やっぱり童話の挿絵はこのくらいがいいね

[ハルノノさんの感想 · 2012年7月5日]

絵で話のミステリアスさに拍車がかかっている…。ちょっとこわい。

[kokkomameさんの感想 · 2011年11月25日]

ドイツのハーメルン地方で子どもたちが姿を消した物語の絵本。グリム兄弟の「ドイツ伝説集」より

[こみちさんの感想 · 2010年5月8日]

ツヴェルガーの絵はやっぱり素敵。しかし、ねずみが妙にリアル…。（←くるみ割り人形でもそう思ったけれど。正直、これは背中がゾクゾクゾワゾワする。）そして、ハーメルンの笛吹き男の話は、130人の子どもがいなくなったという伝説（史実？）がベースにあり、その真実が謎に包まれているだけに、とてもこわい。