てんのおにまつり

  • BL出版 (2010年12月15日発売)
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本棚登録 : 79
感想 : 7
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  • 本 ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784776404361

感想・レビュー・書評

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  • 物語の流れを追うのではなく、絵や言葉のリズムを楽しむ感じは久しぶりだったので新鮮。
    戯れながら龍神様や山神様から力をもらうという祭りの内容も一風変わっていて、コラージュ仕立ての絵の鬼たちも独特で目を惹く。
    5歳8ヶ月。

  • 4分

    テンポよく楽しく読める本でした。

  • てんのおにまつりの様子を表現したダイナミックな絵が印象的な絵本。

  • 2012年7月1日

  • 鬼の子たちがいろんな神様に力をもらう

    龍神とか山神とかべろべろさまとか(なんだそれは)

  • ドンドンドン ドデカデン
    おなかの底まで響くリズミカルな音は、
    鬼の子たちがたたくまつりの太鼓。

    ページをめくるごとに
    何匹もの小さな鬼の子たちが太鼓をたたいて登場します。

    とうさんおにのいいつけで、
    太鼓をたたいていろいろな神様から、
    力をわけてもらうおにの子たち。

    表紙は宇宙を思わせるデザインです。
    祭りや昔話の幻想が
    絵本の中でダイナミックに表現され、
    ドンドンドン ドデカデン
    というリズムとともに、印象深い余韻を残します。

    ストーリー的には短いものですが、
    登場してくる龍神や山神様など
    昔話にでてくる偉大な神様たちの迫力と、
    色とりどりのおにの子たちが、
    絵本からとびだしてくるさまが、とても楽しい絵本です。

  • まつりのたいこだ ドンドンドン
    なみといっしょに ドデガデン

    おにまつりの日。
    子鬼たちが太鼓をたたくと、海からは龍神、野原にはべろべろ、山には山神、森には黒魔人が出てきて子鬼たちに語りかけます。一緒に遊び、力をわけてもらう子鬼たち。
    とうさん鬼も加わって、天に力強いたいこが響き渡ります。

    和紙のコラージュを取り入れたダイナミックな絵はとても魅力的。でも表紙を見ただけでは、これほど子供たちがはまるとは思いませんでした。
    一見怖そうにみえて愛情たっぷりのユーモラスな神様たち。おちゃめでいたずらな子鬼たち。耳に残るリズミカルな詩。不思議な世界にひきこまれるとても壮大な絵本です。

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著者プロフィール

〈みやざき・ゆう〉

大阪府出身。独学で日本画を学び、現代美人画ブームの中心人物に。

第9回アダチUKIYOE大賞受賞。Seed山種美術館日本画アワード2019入選。

カズオ・イシグロの小説「浮世の画家」をドラマ化したNHK「浮世の画家」に

登場する絵の制作を担当。その制作過程がNHK「日曜美術館」で紹介。

「2022年 『宮崎優画集 つむがれゆく縁』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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