- Amazon.co.jp ・本 (142ページ)
- / ISBN・EAN: 9784776404439
作品紹介・あらすじ
屋根の上に金色のバスケットの飾りがついた古いホテル。セレステとメリサンド、ふたりの女の子はお父さんに連れられてベルギーの古都ブルージュにあるこのホテルにやってきました。ふたりのまわりでおきるゆかいなできごとは…。「マドレーヌ」シリーズの生みの親ルドウィッヒ・ベーメルマンスによる本格的な読み物。のちに絵本となるマドレーヌたち12人の女の子との出会いも織りこまれた楽しいお話です。1937年ニューベリー賞オナーブック。
感想・レビュー・書評
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古き良き時代、という言葉が似合う物語。
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ベルギーの古都ブリュージュにある、ロテルドパニエドー;ゴールデンパスケットホテル。旅行に来たおとうさんと二人の少女たちとホテルで働く人達とのつかの間の心の交流を優しく描いています。
マドレーヌとシスター達も途中にちらりと登場します。
ホテルで働く人達がリアルなのは作者がホテルマンだったからなんだって!
他の方も書いてるけど江国の訳は素敵だけど横書きなのが読みづらい…。縦書きだと原作の雰囲気が再現できないとかポリシーがあってのことなのかしら…。 -
ベーメルマンスの長編?というか絵本じゃない読み物ってこういう感じなんだな…
わりといつも通りだな… -
マドレーヌちゃん初登場作品。
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可愛らしい描写が多くて、挿絵もステキ。でも、横書きなのです。読むのが辛くて、斜め読みしてしまいました。残念。
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『しーっ、聞いて、すてきな音!』
夜明け前の街に鐘の音が鳴り響いている。「おはよう」、それとも「ようこそ」と告げているのでしょうか。ゴールデン・バスケットホテルはベルギーのブルージュにある古いホテル。鐘からこぼれる金は、家々の屋根の上の飾りと呼応して、街全体を金色に輝かせる。ホテルには勤勉で機転のきく食堂責任者と料理に人生をかけるシェフがいます。悩みごとがある人も、ここで食事をすればたちまち笑顔になります。二人の少女が滞在した赤いバラの花弁に包まれているみたいな部屋で私も一日過ごしてみたい。
《2014.09.27》 -
赤い羽毛布団、緑の天窓ガラス
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お父さんとベルギーの古都(世界遺産ですよ~)ブルージュへやってきた女の子・セレステとメリサンド。宿泊先のゴールデン・バスケットホテルのオーナーシェフ、ムッシュ・テール・ムランとその息子ヤン、ホテルの責任者のムッシュ・カルヌヴァル。素敵なホテルマンたちに見守られ、、美しいブルージュの町を見て回る二人の楽しいベルギー滞在記。ベーメルマンスの代表作・マドレーヌちゃんも登場します。
小学校2・3年生くらいかにお勧めです。 -
【新刊情報】ゴールデン・バスケットホテル / http://booklog.jp/asin/4776404435 93/ベ ベルギーの古都にあるホテルにやってきたセレステとメリサンド。2人のまわりで起きるゆかいなできごととは…。「マドレーヌ」シリーズの作者がおくる珠玉の物語。