地球をほる

著者 :
  • ビーエル出版
3.94
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本棚登録 : 923
感想 : 83
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784776404927

作品紹介・あらすじ

旅行にいくことにしたつよしとけんた。姉さんのさくらとともに地面をほって、地球の裏側へいってみよう。めざすは、アメリカ!ほって、ほって、着いたところは…。川端誠のたのしいウルトラナンセンス・アドベンチャー絵本。

感想・レビュー・書評

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  • 読み聞かせ時間約4分。
    小学4〜6年が良さそう。
    地面を掘り進める絵を見るだけで楽しい。
    終盤のページが天地が逆転するので読む時にどちらにページをめくるか悩むかも。英語のページは小学生には日本語で読まないと難しいかもね。
    夏休みの冒険としては壮大!!

  • 夏休みを利用して「つよしくん」と隣の「けんたくん」は、旅行に行くことにしました。地面に穴を掘って、地球の裏側まで行く計画を立てたのです! 地球の中心はドロドロに溶けていて、まっすぐには進めないので、掘る角度を綿密に計算したうえで、「けんたくん」のお姉ちゃんのペンフレンドの住所(ケンタッキ-州フランクフォ-ト.グリ-ンヒルA-3番地)に目標を定めました。 二人の両親に見送られ、三人はアメリカ大陸を目指し、穴を掘って掘り続けるのでしたが・・・。絵本のなかばから回転が始まる、遊び心満載の傑作冒険絵巻です。

  • 3歳9ヶ月息子

    文字が読めない息子でもぺらぺらと1人でめくり見ていた。文字がなくても、分かる絵がいい。
    穴を掘る、とか道を作る、みたいな絵本はみんな好きだよね〜。

  • コレはスゴイ絵本です!!

    読んでる途中で本の上下が逆になるなんて!
    川端さんの作品なので、オチもしっかりとあって、最高に良い本だと思います。

  • 6年生で読み聞かせ。ありえないって、冷めた一部の表情^^;にも負けず。
    土の中にあるものに意外と注目があったり。
    英語のところは、まず英語で読んで簡単に日本語訳を。
    「A hole?」というところでウケをねらいながら(^_^;)
    逆さになるのも面白い、高学年にはおすすめ絵本。

  • あれっ?本が逆さまだ!と子どもたちの反応大。
    地球儀や地図を使って、地球の話や地理の話を加えながら。
    われない風船実験はネタを知っている子がいて、大焦り。

  • 先頃、『地球のかたちを哲学する』というしかけ絵本を読んだ時に、
    穴を掘って地球の裏側に出ようとした人物が登場しました。
    まさしく、それを地でいった絵本。
    さすがにここでは、斜めに掘ってマントルをいきましたが。
    地面の中にはお宝も埋まってましたね。
    掘って掘って掘りまくって、目的地の姉さんのペンフレンドの住所(アメリカ、ケンタッキー州)のお隣の家の庭へ出ました。
    そして、掘った穴の向こうを覗くと、なんと富士山が見えるのでした。
    最後は本の天地が逆転するしかけにもなっていました。

  • 楽しい絵本。
    途中で上下逆さまにすることに。
    ラストの富士山もいいね。
    最初気づいていなかったけど、表紙に富士山、描いてあったんだね。

  • 6歳からおすすめ。
    地球が球形であることを、本という枠組みを生かして、ユーモラスに描かれています。
    読み進めていくと、なるほど!と思う。
    短い時間で読める作品なので、手に取ってほしい。

  • 読み聞かせ講座2023 紹介図書

  • 「旅行にいくことにしたつよしとけんた。姉さんのさくらとともに地面をほって、地球の裏側へいってみよう。めざすは、アメリカ!ほって、ほって、着いたところは…。川端誠のたのしいウルトラナンセンス・アドベンチャー絵本。」

  • 川端 誠 (著)

  • 2022-064年生
    2023-063年生

  • 2021.6.10 4-3

  • 地球の中心はドロドロ溶けていて真っ直ぐ掘れないから斜めに掘る、と現実的な視点もあるなか無謀な計画を立てていると思ったら、本格的な道具が揃えられ、両親が快諾し、当然のように実行されていく展開に。
    そういえば子供の頃、地面を掘っていったらブラジルに着くのか?と考えたことがあるけど、それって私だけじゃないはず?
    掘っていったら実は色んなものが埋まっていたり、アメリカに辿り着いて出会いがあったり、穴を覗けば日本の象徴が見えちゃうとか、こんなことあったらおもしろいね、、の話でした。

  • 日本のはんたいがわにいっぱたのがびっくりした!

  • びっくりした‼️⁉️

  • 2021.11.15 5-3

  • 図書館本。私の選定本。地球を掘って、反対側に旅行に行く!まっすぐ掘ったらドロドロにぶつかるから、斜めに掘っていくってところが凝ってるね。

  • ワクワクする絵本
    地球を掘ったら反対側の国に絵本が回転していくのも面白いです

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著者プロフィール

1952年、新潟県上越市生まれ。1982年デビュー作『鳥の島』で第5回絵本にっぽん賞を受賞。主な作品に『森の木』『ぴかぴかぶつん』「お化け」シリーズ(いずれもBL出版)、「果物」シリーズ(文化出版局)など。1994年に発表した「落語絵本」シリーズ(クレヨンハウス)でも大きな反響を呼び、「落語絵本」の草分けとして人気を博している。その他の落語絵本に『井戸の茶わん』(ロクリン社)、『てんしき』『ごんべえだぬき』(いずれもKADOKAWA)がある。また近著の創作絵本に『ピージョのごちそう祭り』(偕成社)がある。

「2024年 『ねこのさら』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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