マッチ箱日記

制作 : バグラム イバトゥーリン  Paul Fleischman  Bagram Ibatoulline  島 式子  島 玲子 
  • BL出版 (2013年8月1日発売)
4.17
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  • 本棚登録 :199
  • レビュー :42
  • Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784776406051

作品紹介・あらすじ

「『にっき』ってなに?」「起こったことを書いておくんだよ。でも、ひいじいちゃんは、読むことも書くこともできなかった。だからマッチ箱にその日の思い出を入れることにしたのさ。」イタリアで生まれた少年は、やがて移民として家族でアメリカにわたる。父との再会、仕事を求めアメリカを転々とし、働きに働いた思い出。やがて家族の希望を背負って学校へ行き…。マッチ箱の日記をひもときながら、ひいじいちゃんがひ孫に半生を語ります。

マッチ箱日記の感想・レビュー・書評

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  • >イタリアから移民としてアメリカにわたった少年は、働きに働き、思い出をマッチ箱に残してゆく。
    きびしい暮らしのなかで、生きる支えとなったマッチ箱日記。
    やがて少年は文字を覚え……。
    少年の目を通して、移民の暮らしと困難な時代をあざやかに切り取った秀作。
    マッチ箱日記をひとつひとつ開けながら、ひいじいちゃんが、ひ孫に自分の半生を語る、という形で物語は進みます。

    たくさんのマッチ箱一つひとつがひいおじいちゃんの大切な思い出であり、歴史なんですね。
    住む国も時代も全然違う私ですが、一緒にひいおじいちゃんの半生を聞かせてもらえて幸せな気持ちになりました。

    絵もじっくり見入ってしまうくらい魅力的。
    どのページも素晴らしいけれど、最後のひ孫の表情がとてもいいなと思います。
    素敵な絵本でした。

  • イバトゥーリンの絵が大好き!
    内容も良かったです。
    アタリの課題図書(*^-゜)b

  • 時代の重み、人生の重みを圧倒的な筆力で描く。子どもも大人もうなるはず。

  • 「マッチ箱にその日の思い出を入れることにしたのさ」字を読むことも書くことも出来なかったひいじいちゃんの日記はマッチ箱の中だった。

    オリーブの種から始まり、鉛でできた文字で終わる。辛いことも多かったけど、嬉しいこともそこにはあった。その後日記は違う形で続けられる。それは、本であったり、骨董であったり。
    大切にされた物には、お話が溢れている。
    「本は新聞みたいなもんだ。読んだらその時のことを思い出せる」
    本もひとつの日記なのだ。本の内容は忘れても、読んでいた当時のことは色々思い出せる。
    だから読書はやめられない。

  • 写真…?ていうほど絵が美しい…!
    マッチ箱に思い出を入れる、素敵だなあ。

    移民のお話を取り入れているのでさらに素敵。
    ここからまた移民の歴史を知りたくなりました。

  • ひいおじいちゃんの子ども時代、貧しかった家族はイタリアからアメリカに、仕事を求めて移り住みました。

    ひいおじいちゃんは子どもの頃、読み書きができなかったので、その時々の思い出のものを小さなマッチ箱に入れて、忘れないように日記がわりにしていました。

    箱の中に入れたのは、ビンのフタだったり、ヒマワリの種だったり、新聞紙の切れ端だったり・・・。

  • 課題図書(高学年) 第60回青少年読書感想文全国コンクール課題図書(2014年)

  • 『ウエズレーの国』がおもしろかったので、図書館で借りた

    ひいじいちゃんがひまごと共に、自身が読み書きができなかった頃に、その時々の思い出の品物を入れていた一つ一つのマッチ箱を開けながら、昔を振り返るおはなし

    一つ一つのマッチ箱の中から、一つ以上の思い出がよみがえる
    生きて行くには、本当はあまり多くのものは必要ではないと思う
    その時その時に、きらきらしたり、しなかったりしたものを少しとっておくだけで良いんじゃないかと思う
    絵が美しくて文章には漢字が多くて、子ども向けの絵本ではないと感じた

  • 繊細で優しい絵が素晴らしい。

  • 絵がリアル

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