あのこ

著者 :
  • ビーエル出版
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本棚登録 : 40
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (16ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784776406754

感想・レビュー・書評

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  • これは、理解しない人は、どんなに年を取っても理解しない話だろう。考えれば考えるほど、押し黙ってしまう。

  • 宇野亜喜良氏の絵が物語を奥深い異次元ワールドに引っ張っている。戦争が背後に不気味な色どりを与えている。

  • 児童文学というジャンル名だと良い子対象、公序良俗に即し、勧善懲悪、もしくは夢のある未来、とか、偉大なる先人の教えをわかりやすく…と思いがちだが、実は奥が深い。
    宇野亜喜良さんのイラストがお洒落で装丁も素敵。
    黒紙に銀の文字、それだけでも引き込まれる。
    登場人物が子どもでも、内容は大人の良質な短編小説。

  • 宇野亞喜良さんの絵はやっぱり強すぎる。
    人の話は最後まで聴く。人が話してる時に横で騒がない。
    人として最低限のマナーです。

    お話も全て、宇野さんの世界に引きずり込まれて、宇野さんの本になっちゃう。
    宇野さんワールドが好きなんだったらいいのだけど、普通にお話しを楽しむには向かないと思います。

    小学校に置くには厳しいかなあ。

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著者プロフィール

1932年、大阪生まれ。『海の日曜日』(実業之日本社)でサンケイ児童出版文化賞と児童福祉文化賞、『ぼんぼん』で日本児童文学者協会賞、『兄貴』で野間児童文芸賞、『ぼんぼん』三部作で路傍の石文学賞を受賞(いずれも理論社)、他に『子どもの本・持札公開』(みすず書房)、『まんじゅうざむらい』(解放出版社)、など多数。絵本では、『でんでんだいこいのち』(片山健・絵/童心社)で小学館児童出版文化賞、『いろはにほへと』(長谷川義史・絵/BL出版)で日本絵本賞を受賞。他に『なんででんねん天満はん—天神祭』(童心社)、『龍』『いつだって長さんがいて…』 (いずれもBL出版)、など多数。

「2007年 『ひげがあろうが なかろうが』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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