かべのむこうになにがある?

  • ビーエル出版
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本棚登録 : 329
感想 : 37
  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784776408161

作品紹介・あらすじ

おおきなあかいかべがありました。いつからなのかどうしてなのかだれもしりませんでした。ちいさいねずみはおもいました。「かべのむこうになにがあるんだろう?」

感想・レビュー・書評

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  • 「はじめから壁なんてなかったんだよね。」

    今日、読み聞かせをしたら、こどもたちからこの言葉をもらいました。
    何度も何度も読み返していました。

    自信を持つこと、勇気を出すこと、
    ぼくが持っていた不安って、なんだったんだろう。
    跳ぼうと思った。やっぱりぼくはぬるいのかもしれない。
    生きることを、舐めてるわけではないけれど、
    リセットできない現実へ跳び出すことができなかった。
    自分が傷つくのが怖いからなのか。
    相手が傷ついてしまうのが怖いからなのか。

    ぼくの場合は、完全後者だ。
    ぼくなんかと居るよりも、もっと幸せにしてもらえるって
    なぜか卑屈になってしまう自分から逃れられない。
    それはぼくのことを好きだと言ってくれる人をも
    傷つけてしまうし、失礼なことだってわかってるけれど、
    ぼくにはそれがどうしてもできない。

    宇宙は幸せになることを止めはしない。
    余計な力が働かない限り、進み続けるのだ。
    だから、ぼくは導かれるままを信じてしまう。
    どうしても我慢してしまう。

    世界は閉ざされてしまったのかと思う曇天でも
    太陽はちゃんとそこに居続ける

    自分の気持ちをちゃんといわなくちゃ
    春は永遠に来ない気がする

    壁の向こうをもっと見たい。

  • これはすごい!
    壁の正体、心理をつっつく!

  • 今年度の課題図書。
    絵本だけど高学年対象にしてくれてよかった。
    大人も読んでみてほしい。
    美しい絵を見ながら、素直に受け取って
    心の基礎に置いてほしい。
    現実は、と言わずに
    この方向に向かえるよう考えるのが
    大人のするべきことではないのかな。

  • 31年度高学年課題図書

    これは〜〜高学年に勧めたい!
    絵本? と訝しんだけど、高学年にこそ読んでほしいな。
    みんななら何が「壁」の比喩になっていると思うかな。

  • レオ・レオニにタイプが似てるけど、ちょっと説教くさいかな。だから課題図書かも。

  • -勇気ある人たちに
    そして、壁のない世界に

    という前置きではじまります。
    ミスチルの歌詞の世界観みたいなストーリーとわたしの好みの絵に
    すっかり満ち足りました。

    がんじがらめで苦しんでいるひとへの贈り物になる絵本です。
    壁なんて、はじめからなかったんだよ。

    【本文より】
    「こわいとおもうから こわいものがみえるんだ」
    とりは そう いいました。
    「ゆうきがあれば ほんとうのものがみえる
    いきていれば たくさんのかべに であうものさ。
    でもそのほとんどただのまぼろしだ」

    「ほんとうのものをみる
    ゆうきがあれば かべはきえる。
    ぜんぶきえたあとには
    きっとすばらしいせかいがあるはずだよ」

  • 素敵なお話。絵も素敵。

  • 2021.07.20 読了
    深い話だとは思うけれど、どこかありがちで聞いたことあるようなお話。課題図書になっていたが、子どもよりも大人にこそ必要な本だと思う。

  • 表紙は、一般的なレンガよりやや赤みの強いレンガの壁で覆われている。

    上にはネズミくんがちょこんと乗っかっている。

    このレンガは、フランス積み?それともイギリス積み?

    小口積みなのでドイツ積みだろうか。

    Britta Teckentrup はドイツ人女性だ。
    しかし、ロンドンの二つのカレッジで学んでいる。

    でもレンガの長手方向と短い方が混在してないので、
    イギリス積みではない。

    やっぱりドイツ積みだろう。
    こんなところにお国柄が出る。

    一番好奇心のあるのはネズミくん。

    壁の向こうには何があるのか?

    答えは読んでからのお楽しみだ。

    なかなかよくできた話だ。

    この絵本の登場動物で干支に成っているのは、
    ネズミだけ。それも一番だ。

    そんな風な見方をして読むのも楽しい。

  • 自分で壁を作っているんだわ、何も恐れる事はない‼️

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著者プロフィール

ハンブルク生まれの作家、イラストレーター。1992年から現在にいたるまで、ボローニャラガッツィノンフィクションアワードなど数々の賞を受賞。
息をのむような繊細で美しい版画に彩られた100冊を超える著書は、日本を含む25の言語に翻訳され、世界中のこどもたちに愛されています。
1988年から17年間ロンドンに住み、現在はベルリンに在住。

「2021年 『いろんなところに いろんな さかな』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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