マネキンさんがきた

著者 :
  • ビーエル出版
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (92ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784776408567

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  • 川でマネキンの頭をひろったサトシとトオル

    先生をおどろかせようと学校に持っていくと
    大さわぎのあげく4年2組の教室においておくことになる

    マネキンさんと暮らす子どもたちがすこしずつ変わりはじめたころ
    授業参観の前日にマネキンさんがいなくなってしまう

    岡山の小学校でほんとうに起きたできごとを村中・武田コンビがユーモアたっぷりに描き出す

    「異なり」と向き合い認め合う
    心の固くなった教師にも読んでほしい中学年にぴったりの読み物

  •  川でマネキンの首を拾ったサトシとトオルは、先生を驚かそうと学校へ持って行きました。

     先生に「たたられないようにね」と言われたら、どこにも捨てられなくなってしまって、マネキンは教室に置くことに。みんなはだんだんマネキンを友達みたいに思い始めて・・・。

     実際にあった出来事をお話にしたそうです!

  • 3.4年から。武田美穂さんの絵とやんちゃで個性豊かなな子どもの雰囲気が合う作品。明るい子どもの様子の中で個人的には男の子の発言が意地悪でいじめぽさがあって少しもやもやするる。
    実話を元にしたフィクションというところと、マネキンから教育として活用する事例に、へえ〜ボタン←古い

  • このおはなしは実際にあったできごとだとあとがきで知る。
    いたずら心で小学校に持ってきてしまったマネキンの頭。
    このことから、小4というヤンチャなこどもたちの心がどう変化していくか‥

  • あとがきにも書かれていたけれど、やはりどうしてもマネキンの頭部の事が気になる。たとえ実話であったとしても、この物語の中で、頭部でなくてはならなかったのか考えてしまう。

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著者プロフィール

ノートルダム清心女子大学人間生活学部児童学科教授
児童文学作家・児童文学者
保育園・幼稚園・図書館・児童養護施設・老人保健施設・刑務所など様々な場所で絵本の読みあいを続ける。
『チャーシューの月』(小峰書店)で,日本児童文学者協会賞。
「長期入院児のための絵本の読みあい」(西隆太朗と共同研究)で,日本絵本研究賞。
『あららのはたけ』(偕成社)で, 坪田譲治文学賞。『こくん』(童心社)でJBBY賞。
主な著書に、『感じあう 伝えあう ワークで学ぶ児童文化』『「こどもの本」の創作講座』(以上、金子書房)、『保育をゆたかに絵本でコミュニケーション』(かもがわ出版)、『幼児理解と保育援助』共著(建帛社)など。

「2024年 『立ちあう保育 だから「こぐま」にいる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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