金の鳥 ブルガリアのむかしばなし (世界のむかしばなし絵本シリーズ)

  • BL出版 (2018年12月25日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (40ページ) / ISBN・EAN: 9784776408635

作品紹介・あらすじ

美しい金の鳥をつかまえたいという王の命令により、金の鳥をさがす旅に出た3人の王子。
途中に出会ったおじいさんの忠告をきいた、優しくかしこい末の王子は…。

感想・レビュー・書評

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  • 鮮やかで幻想的な
    さかたきよこさんの絵がステキ
    ╰(*´︶`*)╯♡

    ブルガリアのむかしばなし

    末の王子が
    多くの試練や苦難を
    乗り越え
    幸せをつかむむかしばなし

    金のリンゴがなる不思議な木が
    きれい╰(*´︶`*)╯♡

    しかし
    どの国の王様もデカいな(≧∀≦)

    何度も助けてくれる白いひげの
    おじいさんは何者?
    うーん、気になるわ

    空飛ぶ馬や金の鳥が美しい

    賢い末の王子と
    賢いおひめさま

    ラストページは婚礼の場面♪
    金の鳥が舞い、
    絹より薄い花嫁衣装のおひめさまが
    なんともステキ╰(*´︶`*)╯♡

  • 1908年9月22日(ユリウス暦)、フェルディナンド1世が自らをツァーリ(皇帝)と称し、ブルガリアの独立を宣言した。 - 日本食糧新聞電子版
    https://news.nissyoku.co.jp/today/588916

    日本ブルガリア協会
    http://www.bul.jp/index.html

    ブルガリアのむかしばなし 金の鳥 | 八百板 洋子,さかた きよこ | 数ページ読める | 絵本ナビ:レビュー・通販
    https://www.ehonnavi.net/ehon00.asp?no=121117

    『金の鳥』|感想・レビュー - 読書メーター
    https://bookmeter.com/books/13237100

    金の鳥 / 八百板洋子 | ハナウタノオト
    https://ameblo.jp/aya-opa/entry-12599583517.html

    nine seasons.
    https://kiyoko9.blogspot.com/

    さかたきよこ(@kiyokoroll) • Instagram写真と動画
    https://www.instagram.com/kiyokoroll/

    BL出版
    https://www.blg.co.jp/blp/n_blp_detail3.jsp?shocd=b08635

  • むかし昔、「金の林檎」を食べてしまう「金の鳥」を捕らえよと、王様に命じられた三人の王子。 旅の途中で出会った不思議な老人の教えに従った末の王子が、いくつもの試練をのりこえて幸せをつかむという、ブルガリアのむかし話。 「空飛ぶ馬」も登場して、お話しに色を添える幻想的で素朴な味わいが楽しめる絵本です。

  • 末っ子が活躍するお話。なのだけど、もっとすごいのが、くるみのからにたたんで入る、絹より薄い花嫁衣装。この絵本も絵がすごく素敵。昔話や神話の雰囲気にぴったりな。しかしおじいさんは何者だったのか…やぎ飼い?全然違うのかも。正直者に幸あれ。

  • ブルガリアの昔話です。

    むかし、あるところに王さまと3人の王子がいました。
    お城には金のりんごがなる、不思議な木がありました。
    りんごの木は、毎日、真昼に花を咲かせ、夕方に実をつけ、夜に甘く熟すのでした。
    ところがある朝、王さまが庭に出ると、りんごが1つもありませんでした。
    王さまは3人の王子に、夜の間、番をするように命じます。
    王子たちは一晩ずつ順番に見張り番につきますが、上の2人の王子たちは眠ってしまってりんごを盗られてしまいます。
    一番下の王子が眠らずに待っているとそこに現れたのはまばゆく光る金の鳥でした。王子が矢を射かけると、鳥は逃げていきます。
    翌朝、落ちていた1枚の羽を王さまに見せると、王さまはこの鳥を捉えたものに王国を譲ると言います。
    さあ、王子たちは鳥を見つけ出すことができるでしょうか。

    3人兄弟、何かを探し求める旅、助言者の出現、美しい姫との出会い、裏切り、と、昔話ではときどき見られる展開ですが、このお話には予想を超えたふくらみがあり、素朴で温かい奥行きがあります。
    七十七の門、金の鳥が入った金の鳥籠、空飛ぶ馬、クルミのからに収まる薄い婚礼衣装。
    美しい描写に空想が広がります。
    幻想的な挿絵も物語の奥へと読者を誘ってくれます。

  • おじいさんが結局何者だったのか判明しないのが独特だよな・・・

  • 金の鳥を探しに出かけた3人の王子たち。お約束どおり、「やってはいけない」ことをしてしまって、失敗してしまう王子さま……。
    「つるの恩返し」でも、「うぐいす長者」でも、昔話では禁止されたものをやぶってしまって、取り返しの付かないことになってしまいますが、このブルガリアの昔話は違います。
    夢のあるストーリー、冒険と探索の物語。末の王子の勇気とやさしさに触れてください。

  • あるところに王さまと三人の王子がいて、お城の庭には金のりんごのなる木があった
    ある朝、金のりんごがすべてなくなっていたので、王子に番をさせる
    しかし眠ってしまう上の二人の王子
    末の王子は眠らないように工夫をこらす
    そして金の鳥がリンゴを食べてしまったことを突き止める
    弓を射って、金の鳥の羽の証拠もつかむ
    王は金の鳥を捕まえるように命じ、王子たちは旅立つ
    上の二人の王子と末の王子の対決
    末の王子を助けてくるおじいさんの言葉によって、金の鳥を捕まえるも、かごも持ってきてしまって、金の鳥のいるお城の王さまに捕まる
    ここがポイントかな、そこで空を走る白い馬を探してこいと命じられる
    それを成功させるとむすめ(おひめさま)と結婚できる
    二転三転してちょっとくどいが、ブルガリアならではの昔話ということなのだろう

    絵が素敵

    #NetGalleyJP
    #金の鳥

  • なんか絵と色合いが好きだな。

    3人王子の上2人が悪くて、末っ子がいい子のパターン。

    末っ子が
    金のりんごを食べる金の鳥をとりに行くと、
    空を飛ぶ馬と交換になり。
    空を飛ぶ馬をとってきたら、金の鳥と王の娘をくれた。
    が、2人の兄に邪魔されてしまう。
    最後は身の潔白を証明して、末っ子が王様になる。

    クルミのからにたたんではいる、きぬよりもうすい
    花よめ衣装が気になる。

    金の鳥より、空飛ぶ馬より、
    衣装が気になる!

  • 読了

  • いろとりどりの美しい淡色が昔話をかたどる。

  • 絵本で世界を学ぼう

    紹介された本。
    本書で76冊目だ。

    どこの国の話?

    こういうお話を末子成功譚と言うそうだ。

    典型的なのは、三匹の子豚、ブーフーウーの原型。
    ブーフーウーを知っているって、かなりイイ歳かな。
    ウーは、黒柳徹子の声だった。

    何で、長兄、次兄は末弟を裏切り、最後の最後には、
    追放されてしまう。

    損な役回りだ。
    孫の役回りは、純利益10兆円以上を稼ぎ出すこと。

    これはブルガリアのお話だ。
    ヨーグルトの国というイメージだ。
    再話も絵も日本人だ。
    さかたきよこの絵はなかなかいい味を出していると思う。

    落語の世界でも、三人兄弟の話がある。

  • ブルガリアにもこういった昔話があるのですね!

  • 八百板 洋子 (著), さかた きよこ (イラスト)

    KHM57(黄金の鳥),『イワン王子と灰色オオカミ』(ロシア)の類話

  • 内田莉莎子さんのコーカサスの昔話の「金の鳥」とカスピ海を隔て反対側の国、ブルガリアでは、ちょっとゴージャスなお話になっているようなイメージ。

    三人の息子は王子であり、王の命令で何故金のリンゴがなくなるのかを探ることになる。
    そもそも、その不思議な金のりんごの必要性が分からない、その点だけがこちらのお話で私がモヤモヤするところ。コーカサスのお話では、おじいさんの健康のために必要なりんごだった。ここでは鈴なりにりんごが実り、一夜にして金の鳥がさらっていく。

    そして、旅に出た末の王子は、途中おじいさんにパンをわけてやる。が、そのおじいさんはとくに、病気だとか、飢えてたという訳でもなく、ただ、おじいさんである。

    コーカサスでは末の息子を助けるのはおおかみで、おおかみが昼夜息子を背にのせかけめぐったのだが、ここではおじいさんが王子のうでをかかえて、あるき通すとある。なんともエキセントリック。

    さてここから先はかなり物語の展開が変わり、ブルガリアでは美しい姫と、不思議な婚礼の衣装がお話の鍵になる。ロマンチックでゴージャスな感じがするのはこの先かな。

    もともと好きだったコーカサスのお話と比べてしまい申し訳ないけれど、後半2転3転とするお話がグリム童話のようでなかなか楽しかった。ぜひ、2つのお話を比べて読んで欲しい。

    幻想的で魅力的なイラストも素敵だった。

  • ブルガリアの昔話。このシリーズは、あまり馴染みのない国の昔話が読めて、興味深い。解説があるのもいいね。
    やはりどこの国の昔話も、典型が見られるね。多少のずれが感じられるのも楽しい。
    絵も話に合っていて、いい感じ。
    いいシリーズだな。

  • ブルガリアの昔話絵本。絵にひかれて。絵の方はジョーン・エイキンの『月のケーキ』などの装画を描かれている方だと思うのけど。

  • 三人の王子,上二人の悪い王子と末っ子の優しい王子のパターン.助けてくれるおじいさん,金の鳥とお姫様,空飛ぶ馬など物語は王道.さかたきよこさんの絵がとても美しくて好きです.

  • ブルガリアの昔話

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著者プロフィール

1946年福島県生まれ。ソフィア大学大学院に留学。『吸血鬼の花よめ』(福音館書店)で日本翻訳文化賞、『ソフィアの白いばら』(同)で産経児童出版文化賞を受賞。2011年、ブルガリア共和国文化省より文化功労賞をうける。

「2022年 『高橋真琴のおひめさまものがたり』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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