- Amazon.co.jp ・マンガ (167ページ)
- / ISBN・EAN: 9784776791188
感想・レビュー・書評
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この漫画家さんの描くものにハズレはないなという認識です。読んでいて、おかしいとか、気持ち悪いと感じたこともない。そして、たくさんある話のうち一つは涙が出るほど胸をくるものがあるということ。
戸田誠二という名前だけで買い集めて読んでるけど、まだこの作品は嫌だってものに出会わない。そして手放せない。今のところ気持ちに変化はないです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
戸田誠二氏の作品『ストーリー(2004)』を読んでみた。 特に”上陸作戦”と”植物性の家”がGood!!
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三冊目。たぶん、戸田誠二はこのあたりから明確に「職業作家」になったんだと思うし、作品の変化もそこに感じ取れるものがある。動物的な本能から、技で球を打つようになった感じ。でも、十分、すきです。
個人的にすきな漫画家さんって、女性性を押し出している方が多いのですが、戸田誠二は作中で女性を描いていても、けっこう明確に男性性をテーマにしているような気がする。「ストーリー」なんて、まさにそうだ。 -
戸田誠二は、働く喜びや辛さを知ってるんだなーといつも思う。私はまだそれを知らないし、社会に出たくないと駄々をこねている学生だけど、この人のマンガを読むたびにちゃんと働いてみたいなと思う。
表題作がとても良かった。「男は女が殺したいほど羨ましいのだ。恋愛で死ねるほどの感受性の豊かさ。男の妨害にも屈することなく社会進出する強さ、したたかさ。人を狂わすほどの美しさ、冷たさ。…決定的なのは子供を産めることだ。」にしびれた。
あと最後の話、「ケーキ入刀!」って言うお母さんのセンス笑 -
心の機敏を描いた短編集。
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シビアな現実を明るく乗り越える、優しさに満ちた短編集です。
じっくり腰を据えて読んでると、味が出てくる。そう印象に残りました。 -
私も、いつか陸に上がる日がくるのだろうか?
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短編集。収録の五本全てがそれぞれ面白い。心理描写が丁寧でリアル、だから突飛な設定でも届くのだなぁと思います。他の作品ももれなく面白いですが僕は今のところこいつが好きです。
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絵はそんなに好きじゃないんだけど、ストーリーと構成はいい。
上陸作戦が特に。 -
前から実家の本棚にありましたが、今でも読み返しては元気をもらっている本。