ルーンの子供たち 2 冬の剣 消えることのない血

  • 宙出版
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感想 : 25
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  • Amazon.co.jp ・本 (711ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784776792383

感想・レビュー・書評

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  • 再び出会った師と旅をすることにしたボリスは、師の故郷である島に向かい、巡礼者となる道を選ぶ。閉鎖的な島、敵対的な住民。島に住むために、ダフネンという名を与えられたボリスは、神聖チャントをイソレットという美しい女性から習うことになる。
    波乱万丈なボリスの人生、年若い少年には過酷すぎるけれど、その中でも自分を決して失わず、曲げずに真っ直ぐに生きる姿が尊い。

  • シリーズ2巻目。1巻目は陰鬱な感じのストーリーだったが、2巻目は主人公が人として、戦士として成長していく様が描かれている。相変わらず誤字脱字が多いが、物語の完成度は高い。
    難点は、登場人物の名前、地名がやたら長く、多いため、「誰?」「どこ?」「なに?」といちいち思い出す作業が発生してしまうことだ。覚える頃には読み終えてしまう…

  • 2冊目.
    今回は第3部から第5部が入ってますよ.
    師匠の故郷に行く事になったボリス.
    そこでなんだかんだ.
    敵を作ったり命を狙われたり死にかけたり恋をしたり….
    冬の剣が見せる幻?を見たり.
    なかなか面白かったよ.
    流石にちょっと本が厚すぎる気がするけど.
    「部」で分けてくれてもいいのよ?
    そういえば新書版があったけどそれは分かれてるのかしら.

  • 相変わらず公正が甘いのが気になりますが、主人公がやっとイキイキしてきたように思います。

    秘境の島での暮らしはわくわくするものがありますね。

    師弟関係のエピソードにはどれもぐっときます。が、対して男女関係のエピソードはあまり得手でないのか、いまいち共感に到らない、と言いますか。え、何きっかけで?そこに恋愛感情はあるのか?と疑問が。
    恋愛以外の愛憎に関しては真に迫る人間臭さを感じられるんですけど。不思議なものです。

    前巻に引き続き時の流れがサクサク進められるので、気持ちいいのとついていけないのと半々ですね。主人公の成長、変化を追うのはなかなかの見ものです。

    内容としては恋愛あり、戦いあり、義理人情あり、ハラハラドキドキあり、ミステリーあり、ファンタジーあり、ホラーあり・・・とにかく様々な要素が詰め込まれています。それでいててんでバラバラにはならない軸がある。

    読み手によって移入する対象、出来事もそれぞれ違うだろうと思います。この作品はオンラインRPGとの原作本であり、企画は同時進行、とのことで。また元々14人の主人公が存在する作品だそうですから、やはりあらゆる主観的視点が存在するんですね。勧善懲悪とも言い切れません。

    この原作本だけでは回収されないであろう、オンラインRPGに繋ぐ伏線も沢山あるように思います。テイルズウィーバー、気になりますねえ。

    次巻でどう締めくくられるのか、気になるところです。

  • ボリスとイソレットの純愛ラブストーリーでした 。
    師匠が親バカこじらせて死ぬかと思った 
    ボリス愛されてて良かった・・・いじめられるけど。

    ランジエのことを思い出したとたん胸が高鳴った。←意味わからん

  • 舞台が離れ島になっちゃうわ、なんかなんかようわからん役職になるためにがんばるわで、1巻とはだいぶ話の中心がずれる感じ。
    なので、最初は若干ついていけなかった。
    1巻までの思い入れのあるキャラクタ達がほとんどでてこないし。
    でも、新しい出会いもあるわけで。
    少し我慢してその世界になれれば、きっとまたどっぷりつかっちゃう。

  • 1巻目を読んでから随分間が空いてしまいました。
    最初主人公以外の人物が思い出せなかったし;

    あちこちを旅してゆく1巻目とは異なり、
    2巻目はほとんどナウプリオンの育った島での話。
    大陸とは違う島の生活様式(というか設定)に
    慣れると結構読みやすくなってきます。
    冬の剣のことや、幽霊たち、ナウプリオンの過去など、
    気になるポイントが色々。

  • ダフネンンンンン!
    なんかもう色々泣きそうです。

  • ルーンの子供たちの第2巻!
    主人公は変わらずボリス。
    名前は謎にダフネンな時もあるけど。

    3冊の中で一番分厚い本だけど、
    面白いので読めちゃいますよー。

  • 少年が変わり始める。イソレットは強くて好きです。

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