- Amazon.co.jp ・マンガ (191ページ)
- / ISBN・EAN: 9784776795438
感想・レビュー・書評
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『週刊アスキー』連載の、漫画家・青木みつえによるエッセイ漫画。
“母で、妻で、漫画家で。萌えと笑いとトホホな日常、みつえのみそじはこんなにオモロい!!
コスメ道、パール萌え、園芸LOVE、宇都宮餃子旅、バレエ発表会、静岡おでん旅、光恵OL、自律神経失調症、ダイオウイカ&タコへの愛etc……”―帯より。
コテコテの関西人の著者。
美容、子育て等のありがちネタでも、いちいち笑えます。
娘の入学式に、フリンジ付きでスリット入ったピンクのミニスカスーツ着てっちゃう母。校内禁酒禁煙なので、運動会の途中から学校横の公園でビール飲んでる母。ピザチーズをつまみに毎日ワインを飲む母。
授業中に床に寝ころぶ娘。メガネッ娘でドジッ娘のイラストを描く娘。『ガラスの仮面』を42巻から読み始めて超ハマる娘。
いやぁ、トホホだけど楽しそうな日常です。
未読ですが、既刊があってこれはその第二弾のようです。そっちも読んでみたい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
いやー、おもしろかった。アスキー連載時は「どこまで絵が汚くなってしまうのか!?」と
ハラハラしていたのだが、まとめて読むとあんまり気にならないね。
しかしみつえちゃんとの共通点が(勝手に)多いと思っていた私ですが、冷え性だの
ダイエットに成功だの、甘いもの好きだのガーデニング好きだのバレエ習うだの
ぜんぜん離れていってしまった感があったのですが(だから勝手に)
それでもおもしろい! ほんとにごくたまに、子どもについて後ろ向きなネタを
描いてたりするのだが、なぜこの人はそれが重く感じられないのでしょう。
昔春菊がみつえちゃんのことを天才だと言っていて、お約束の身内びいきだとばかり
とらえていた私でしたが(失礼)、育児マンガ? に近いものを描いていても
このしなやかさは計算してはできないなと。やっぱり「彼女にしか描けないもの」を
描いているという点で、ある種天才なんでしょうね。
単純におもしろい。元気になってほしいなあ。