- Amazon.co.jp ・マンガ (144ページ)
- / ISBN・EAN: 9784776796541
感想・レビュー・書評
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タイトルと帯に偽りなし
ロードバイクに日常的に乗る人も、乗っていないけど気になっている人も楽しめる
『弱虫ペダル』の熱気よりも、『ろんぐらいだぁず』の緩やかさの方が好みな人向きかもしれないな。まぁ、メインは男性だがw
作中に登場している自転車が、細部まで丁寧に描かれ、走っている時の風を切って進んでいる感じもリアルだ。速い、でなく、迅い、と表現したくなるスピードが出ている、それほどのスピードを人力のみで出せる事実が、読み手にしっかりと伝わる
加えて、主役の相馬の筋肉がこれまた、趣味丸出しっつーか、四方山先生の萌え悶えるツボが判っちゃうほど、しっかりと描き込まれていて、好感を持てた。ある意味、ヒロインポジションになれそうな星野さんは、四方山先生の代弁者のように感じた
自転車に乗る楽しさだけでなく、日常の一コマに自転車を入れる際のマナーも、決して上から目線でなく、読み手と目線を合わせ、やや強気に注意喚起している点は高評価だ
相馬の自転車乗り生活も、このまま見続けたいが、やはり、最も気になるのは、星野さんの猛アタックが実を結ぶか、なので、是非、続巻を出して欲しいトコ
個人的に「あるなぁ」と同意できた話は「自転車男子の長い午後」だ。いますよねぇ、こっちは流しているだけなのに、ムキになって勝負紛いの追い越しをしてくる人って。若かった頃はカチンと来て、あえて挑発にも乗っちゃったけど、今はそんな事はしない。自分でも随分と丸くなったなぁ、と思う
この台詞を引用に選んだのは、星野さんの魂からの驚き、混乱、そして、歓びが混ざり合った、自転車男子にハートをぶち抜かれた女性らしいモノだから詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
帯にある通り「自転車乗りの日常」でしたw こういうのいいですねー。