- Amazon.co.jp ・本 (319ページ)
- / ISBN・EAN: 9784777051687
感想・レビュー・書評
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読了
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2006年8月初版
パット・ウィリアムズ 著 寺尾まち子 訳
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ウォルト・ディズニーの生涯とともに、彼の熱意と夢と功績を多くのインタビューから追った一冊。
へなちょこな邦題がついてますが、原題は「HOW TO BE LIKE WALT」。
彼の創造力、リーダーシップ、功績は、断片的には知っていましたが、一続きの人生としてちゃんと読めたのは本当に良かったと思っています。
”プラシング”の精神。
イマジニアであることの意味。
なにもかも勉強になる。
もう一つ、悲しくも興味的だったのは、トゥモローランドのお話。彼がなぜ、とりわけトゥモローランドを大事にしたのか。彼がいかに未来というものと、それに対して想像力を働かせ続けることを大事にしたのか。直前にアトムを読んでいたので、当時の「未来観」がどんなものが、しかしそれがいかに「一部のビジョナリーな人」にのみ頼って作られていたのか、改めて感じることが多かった。
1966年にウォルトが死去すると、イマジニアたちは、トゥモローランドの斬新さと進歩的な要素を維持するという難題に直面した。そして世の中が変わるにつれて、この仕事はますます複雑になっていった。1970年代になると、50年代につくったアトラクションは古めかしく見えた。そして90年代後半、イマジニアたちはトゥモローランドに大掛かりな化粧直しを施した…レトロ風に。トゥモローランドの新しい謳い文句は、要約するとこうなる。「訪れなかった未来が、ここにある」ウォルトがみたら、賛成するだろうか?
おすすめの一冊です。 -
ウォルト・ディズニーの生い立ちを交えて、経営方法を学ぶといった概要でしたが、今ひとつでした。
ウォルトの生い立ち部分は詳しく書かれていますが、登場人物や時代背景などが理解できないと、あまり頭に入らないです。
生い立ちの章の合間に、経営学的なことが書かれていますが、特に関心するような内容ではありませんでした。
ウォルト自身や、ディズニーアニメ(映画)の誕生などに興味のある方には面白い内容かもしれません。 -
ウォルター イライアス ディズニー
枠をはみ出して考える。と言う枠の存在すら認めなかった。
世界の誰も見たことないものを作って、この問題を解決しよう。 -
ウォルト・ディズニーがなぜ成功したかが書かれている本.かなりお勧めな本です.
意外と簡単に成功したように思っていたが,色んな人に裏切られて大変な中でも自分の創造する夢を実現して行く.
成功者には何か法則性があるように感じる・・・ -
スポーツ経営に携わっている方の多くが尊敬する人でディズニーの名前を挙げていたので私も彼の人生というものを知るために読んでみました。
やはり偉大な方の人生観というものは勉強になります。NBAの舞台で働くPat Williamsがこの本を書き上げたというのも注目すべき点かもしれません。