文化の樹を植える。 「函館蔦屋書店」という冒険

著者 :
制作 : 楽園計画 
  • ネコ・パブリッシング
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (127ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784777053414

感想・レビュー・書評

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  • 代官山オトナTSUTAYA計画、武雄市図書館、蔦屋書店函館と、カルチュア・コンビニエンス・クラブの過去、現在、未来を立て続けに三冊読んだ。CCCの考え方や目指す方向性にはすごく揺さぶられるし共感するものがある。何ならこの先の地方100店舗計画に携わりたい。

    社会は公が変えるというのではない。民が変える。それはAppleやGoogleやスタバやFacebookやTwitterと同じ。

    本当しては、なぜか武雄市長と山崎亮のインタビューが武雄市図書館のものとまったく同じものが載せられていて、なぜ二つの本に同じ記事があるのかは意味不明だった。

  • 「函館蔦屋書店」にも、代官山の方にも行ってみたいなあ、と思いました。

  • 残念でならない。タイトルからはコンセプトブックを想像させるが、ある種の雑誌だった。タイトル部分は雑誌の特集にあたるくらいの分量しかない。それぞれまちに関係する人々が出ているが、函館への言及が全くないインタビューや対談がほとんど。タイトルに惹かれたのにがっかりだ。

  •  2013年冬オープン予定の、函館蔦屋書店を建築するにあたっての、6組の建築家達の提案作品(うち、採用された作品は、勿論、1つですが)の数々が、かなりの見応えがあるもので、興味深かったです。

  • 代官山に続いて、函館にオープンする蔦谷書店郊外型のコンペ資料。八重洲のネタ用として購入。

  • (なぜこんな大きな書店を函館に?)……①地方都市で代官山スタイル
    の大型店舗が成功すれば、その手法をパッケージした新たな展開が望めるという可能性を示せる(TSUTAYAの80%近くの店舗は、地方のロードサイドで展開)。②適正な人口、商圏として独立、称し高齢化(日本の先取り)、世界に向けて開かれた港(新しいものを取り入れる抵抗力が少ない)。
    (ツタヤはどのようなコミュニティをつくりたいのか?  蔦屋がめざしているものは?)……蔦屋書店のよさと、その土地ならではの魅力が融合したときにこそ、その街にしかない店舗が生まれるし、そこで初めて地域の人にその店を誇りに感じてもらえる(ロードサイドの風景に挑戦しそれを美しく、その街らしく変容させる方法を見つけたい)。利用客を見て、別の利用客が自分もやってみようかなと感じ実行、別の誰かにとっての風景、連鎖を形づくる。
    (空間にヒエラルキーを与えることの効果とは?)……広い空間になるとヒエラルキーを与える必要が生まれる、訪れた人に非常にわかりづらい。書店を街のようなヒエラルキーを持った空間とすることで親密な書物と出会うという物語を、訪れた人に体験してもえらえらえれば。
    (アーキテクト5とは?)……会社名。公園のような店舗⇨ひとつの”風景”を創り出して、そこを本物の公園にしてしまう。プレイマウンテン、マンハッタンの1ブロックをそのまま人口の山にして四季の花を植える。

  • ブラっと行くには遠いなぁ、、、

    「ツタヤが新道沿いにカフェ併設書店開店へ 」2013/1/20 函館新聞社/eHAKO函館地域ニュース
    http://www.ehako.com/news/news2013a/5600_index_msg.shtml

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