心配ぐせをなおせばすべてが思いどおりになる―つい「クヨクヨ」してしまう気持ちがすっと消える本

著者 :
  • ゴマブックス
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感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (211ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784777100071

作品紹介・あらすじ

「クヨクヨ」系から「ワクワク」系に変わる、"心の名医"モタさんの、今日からできる、やさしい習慣術。

感想・レビュー・書評

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  • この手の本は世の中に多いが、どれも「どうすればよいか」ということは記載されているけれど、「なぜ心配するのか」が書かれていない。本書は明確に書かれていて、つまり「厳しい現実と向き合い、受け入れるのが怖いために、あれこれ心配する」のだという。よって、現実を受け入れ、どうしたらよいのかを考えるべきだ、ということだそうだ。なるほど、至極もっともだと思う。

  • 斎藤茂吉さんの息子さんであり、精神科医である著者が、心配ぐせのある読者に向けて書かれている。いろんな方の体験談がまた心に響いた。元気がでる本である。

  • 活躍されてきた偉大な人には心配性が多いらしいです。
    心配性ってマイナスばかりではないんだなって事をやさしく語りかけながら教えてくれる一冊。

    私は昔は心配性じゃなかったのですか、いろいろな人生経験重ねてく上で心配性度が増してきたような気がする。
    嫌だなーとおもってましたが、この本を読んで私だけじゃないんだなと。「心配性バンザイ!」って開き直る事ができました(笑)

    90歳を超えた著者の言葉には、やはり重みを感じますね。

    『心配事とは一生の付き合い。
    どうせなら、「心配事をありがとう。生きるエネルギーが倍増する。嬉しい。」という気持ちで向き合いたい。
    「心配事を味方につけること」、それがいい面を発揮しつつ、心配性の性格を変える極意なのである』
    という言葉が今の私の心にやさしく灯を照らしてくれたように感じました。

    手帳にメモっておこう。(^ ^)

  • 実際に試してみて、セルフインタビューというものがすごく役に立った。あやふやな不安の原因を整理できて、それによって解決策も考えられるし、すごく良い方法だなと思った。簡単だけど効果がありそうなことが書かれてあるので実践して行きたい。

  • 心配ごとは紙に書く
    今心配するよりそのときになって心配すればよい
    大笑いするための行動をする

  • とても読みやすい本でした。専門的な難しい内容はありません。


    [以下は気になった部分の引用]

    "こんなふうに、「心配する」という行動は裏を返せば、「幸せになりたい」「平穏な暮らしを楽しみたい」「トラブルやアクシデントを乗り越えて成功したい」といった前向きな気持ちの表れでもある"

    “人の感情は意識しなければ「マイナス思考をするようにできている」”

    “私たち心配性の人間のなすべきは、心配性の性格を上手に利用すること。心配を「心配り」に変えて、前向きに生きるエネルギーに変換できれば、きっと「心配性って悪くないなぁ」と思えてくるに違いない。”

    “「心配性の虫」を封じるには、自分にとってツライ現実を受け容れることがまずたいせつなのだ。”

    “そこで、ご提案したいのは、「心配性の虫」が騒ぎ始めたら、「先のことを心配しようがしまいが、明日はかならず、やって来て去っていく」と心の内で唱えることだ。”

  • ストレスはSTRESSで解消するのか。
    S=Sport
    T=Travel
    R=Recreation
    E=Eat
    S=Sleep
    S=Smile
    ふーん。面白い言葉遊びっす。

  • Kindleで読んでみた
    心配性というか仕事で悩みがあることが多いが、この本を読んでいくことで心配や悩みが軽くなりそうに感じる
    シンプルに考えよう
    心配したってたいしたことはない
    人の目を気にしたりするが人はそんなにあなたを気にしていない
    心配しすぎるのは準備周到で良い事だ
    心配が漠然としているから書き出すことによって明確になる等々

  • 仕事でトラブル続きの自分に一筋の光明が差し込むような本だった。大げさか 笑

  • 心配ぐせをなくすいろいろなアドバイスが紹介されている。
    確かにそうだと納得できる内容が多かったので、ぜひ実践していきたい。

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著者プロフィール

1916年、東京に生まれる。精神科医、エッセイスト。歌人・斎藤茂吉の長男。作家・北杜夫の兄。父の跡を継いで東京・府中の斎藤病院院長を務めるかたわら、テレビ出演や講演、作家活動を活発に行う。人間味あふれる話し方、卓越した人柄で多くの人を魅了し、「モタさん」の愛称で親しまれた。
著書には『いい言葉はいい人生をつくる』(成美文庫)ほかベストセラー多数。2006年逝去。

「2022年 『折れない心をつくるいい言葉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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