1の力を10倍にする アライアンス仕事術

  • ゴマブックス
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  • Amazon.co.jp ・本 (247ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784777109722

作品紹介・あらすじ

「人を出し抜く」よりも、「人から助けてもらえる」人になろう。自分をプラットフォーム化することで、かかわるすべての人を味方にして、仕事と人生の価値を何倍にも高める生き方。

感想・レビュー・書評

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  • ■アライアンス
    1.いろんな考え方の人がアライアンスに加わっていけば、自分のなかにある固定概念が崩され、新しいことをどんどん発想できるようになる。
    2.できないことをできることに変えるのが本当の仕事。
    3.情報を集めるだけでなく、必要とする人に贈ることで何倍にも価値を持つ。
    4.また会いたくなる人の条件。期待できる、楽しい、快適である。

  • チェック項目34箇所。アイデアのなかに大勢の人を巻き込み、助けてもらう。自分に知識がないのだったら、わかる人に助けてもらえる人間になる。目的となる方向性が一致していることと相手にとってメリットがある。一人で解決できないのなら大勢で解決する。自分の思考をみんなのものにする。できないことの多くは自分ができない。自分だけではできないだけ。説得ではなく相談ののってくれる。仲間になってもらう。最大の戦略は諦めない.成功体験が最大の難敵。過去に縛られてしまう。アライアンスのメリットは価値観の違う人たちが巻き込まれていくことによってそれまで自分たちにあった固定観念がどんどん崩されていき、自分たちの発想から解き放たれていく。潜在的ニーズを見つけるヒントは「不満」、「不便」。アライアンスには感想がある。否定もされる。ブルーオーシャンになりやすいのは「こんなのあったらいいね」という前向きより「なんでこれがないんだろうね」という後ろ向きな意見。情報はどこから入るか分からない。だから多くの人の役に立って、できる範囲で相手の必要としていることに応える努力をする。味方に引き込む交渉術のコツは攻めないこと。仕事だからこそ「好き・嫌い」重視。波長を大事にする。仲間になった人すべてに感謝する。自分ブランドを高めるには当たり前を当たり前にできること。勉強の最終目標は人間力を身につけること。相手のことを認める気持ち。

  • 2011/08/21
    自宅
    ギブ・ギブ・ギブ・アンド・テイク

  • 「人に助けてもらえる人」になることで、チームとして結果を出していこう、という本。
    「すべてを自分でやる」とういのは無理なので、「自分はここならだれにも負けない」というものをつくって貢献する、自分ができないことは得意な人に解決してもらう(もらえるような人間になる)を目標に、どうすればいいのかという本です。

    個人的には、今できなくても「助けてもらう」ではなく、「できるようにならないといけないこと」もあるように思いますが(この人がいないと仕事ができないでは進まないので)、私は自分も相手もできることは、相手に頼んだほうが長期的には良いと分かっていても目先の手間を考えて自分でやろうとしてしまうところがあるので、「こうやっていくのか」というノウハウがわかってよかった。

    「相談」することで説得対象を味方にする
    自分ブランドを高めるために「当たり前のこと」(=信頼されること)
    失敗の連続は必ず理由がある(自分の固定観念が失敗させる)

    など、当たり前ですけどすごく大事ですよね。

  • ・競争原理のような厳しいものではなく、むしろゲームのようなワクワクしたもの
    ・世の中にない新しい事業は、これからの予測の世界であり、前提そのものが存在しないわけですから、感情から生まれる発想が必要になる
    ・自分から情報を発信することによって相手の信頼を得ることができれば、あとは自然に相手から助けてもらえるようになる
    ・ギブ・ギブ・ギブ&テイクの意識
    ・情報は自分で探さなくても、自分が先に情報発信することによって、アライアンスした人たちがもってきてくれるようになる
    ・徹底的に情報を分類して交通整理をしていく、迷った情報は捨てる
    ・「私はこうゆう人間です。こうゆうことが私にはできます。そして私はこうゆう情報が欲しいのです」という発信が必要
    ・ランチタイムを活用して、「今何に感心があるのか?」「その人はどうゆう人か」「自分の考えに対してどうゆう感想をもっているのか」
     →この人は信頼できる人か?一緒に何か楽しいことをやっていけそうか?
    ・相手の貴重な時間をいただいている感謝を忘れずに
    ・無駄でもいいから人に会うことが大切
     →役立つ、立たないという目先の視点ではなく、できるだけ沢山の人の話を聴くことによって「勉強させていただく」という意識でいる
    ・異質な価値観から生まれた異質な情報同士が接することで、新しい発想が生まれやすい
    ・メールは24時間以内など、常に相手の立場に立って先へ先へと気を配っていく
    ・こちらが提供できるものを相手に提示し、「一緒にやったら面白いかもしれない」と思ってもらえるようにする
    ・デキル人→スキのある人、キレル人→ちょっと抜けた人、かっこいい人→愛嬌のある人を目指す
    ・「自分が~」ではなく、「相手に~」と常に相手に花を持たせていくコミュニケーション
    ・また会いたくなる3つの条件 
     ①期待できる ②楽しい ③快適である
    ・仕事だからこそ、自分の好き嫌いは重視する
    ・今までの履歴書とこれからの履歴書を作成してみる
    ・自信を得るにはは自分の好きなことや得意なことに集中して勉強していくこと。見つからないようならば、目の前の仕事を一生懸命にやる
    ・自分のことを認めてもらおうとするのではなく、相手のことを認めようとする
    ・多くの人を助ける人は、それだけ多くの人から助けられる

  • 内容紹介

    次に来る新しいビジネス・スタイル!!「ミスターおサイフケータイ」の異名をとる著者が、「iモード」の立ち上から、「おサイフケーターイ」の開発・普及、そしてヒットを実現した経験をもとに、ヒト・モノ・会社を組み合わせることによって、何倍もの利益や価値を生み出した仕事術を紹介。アライアンスの本来の「提携」という意味から派生し、社内、社外の人間、情報やノウハウなどさまざまな周りの力を組み合わせることによって、「WIN-WIN」の関係を実現するだけでなく、1+1が3にも4にも、10にも、100にもなる!!
    目次
    第1章 アライアンスで仕事も人生も劇的に変わる
    第2章 アライアンス・シンキング
    第3章 アライアンス情報整理術
    第4章 アライアンス人脈術
    第5章 アライアンス勉強術
    第6章 アライアンス・キャリアアップ術

  • 自分だけの限界を自覚すればこそ周囲に相談し、巻き込み、自分だけではなしえない大きな仕事を可能にする。
    方向性と舵取りの主体性は大切に、各人が主人公のアライアンスを組み、見直していく。
    おサイフケータイにまつわる関係者の名前とエピソードを読むだけでもワクワク感が感じられた。
    09-65

  • もう少し早く手にしていればよかった…と反省。

    「人に助けてもらえる」「プラットホーム化」「アライアンスの基本は人と人との信頼」…
    参考になるキーワードがたくさん出てきます。
    信頼を得るためには自分も勉強しないといけないわけで…
    スキルアップも同時進行でやらなくては信用を獲得できないわけで…

    すべて自分でやろうとしていたオールインワン型のボブ。
    能力と脳力の限界を感じながら、日々ブラッシュアップしているつもりですが…(#+_+)
    アライアンスだ!
    自分でコーディネートできればいいのだが…

  • 一人ではできないことも、周りを巻き込んで、実現させてしまおうということが
    分かりやすく書かれています。

    これ、社長に貸して読ませました(笑)

    社長「社員全員に読ますか」

    いい本です。

  • たくさんの人を巻き込んで仕事する、
    そのためのハウツー本です。

    「相手にメリットを与え、その上でビジョンを語る」
    ことで、多くの人に共感を持たせ、
    どんどん巻き込んで仕事をしていこう。

    組織論を勉強している私には、
    大変参考となった本です。

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著者プロフィール

経営コンサルタント。㈱ネットストラテジー代表取締役社長、社団法人プラットフォーム戦略協会代表理事。 東京大学経済学部卒業。日本興業銀行、NTTドコモiモード企画部担当部長を経て2007年ハーバードビジネススクールHagiu准教授とコンサルティング&研修会社㈱ネットストラテジーを創業し社長に就任。米国イリノイ州生まれ。ハーバードビジネススクール招待講師、早稲田大学MBA非常勤講師、BBT大学教授、楽天オークション取締役、タワーレコード取締役 ドコモ・ドットコム取締役を歴任。著書に『プラットフォーム戦略』(東洋経済新報社)、「ビジネスモデル超入門」(ディスカヴァー・トゥエンティワン)『新・プラットフォーム思考』「シリーズ 経営戦略・ビジネスモデル・マーケティング・金融・ファイナンス」(朝日新聞出版)など多数。

「2019年 『すごろく経営学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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