- Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
- / ISBN・EAN: 9784777150069
感想・レビュー・書評
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起業するのに必要なエッセンスが書かれた本でした。体系化されているとは言えず、筆者の経験や主観による意見が多いものの、今の自分に必要なことが多々見受けられました。
中でも個人的に必要なエッセンスをいくつか記します。
・起業家に必要とされるのは人並み外れた忍耐力。同じことをやり続けられるように。
・資本金の1000万円を自力でつくり出すことができない人は起業家にはなれない。
・無欲で相手に接する。なにかを期待して接することはしない。
・苦手なことは場数を踏む。
・感情をコントロールできる人間になれ。悩んだり、考えても事態が好転しないものに、いつまでも自分の思考回路を使うことほど無駄なことはない。悩んで結果が変わるかどうかを考えて、結果が好転しないようならスパッと切る。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
起業力というか、世渡りをどう行っていくかに焦点を当てた本。こういった本はこうすれば成功すると書かれているが、たくさんの文典、経験を経て、自分なりに成功していく他ないと思う。師匠や指針を見つける事、先駆者の話を聞く事はとても大事な事である。友達同士でつるんでいても、傷の舐め合いにしかならない部分について、先輩たちと行動する事によって、気を使いながらも成長する事ができる。
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これで企業力が養えるのかというと「?」だが、心構えとしてどうあるべきかで参考になる点が幾つかあった本。
・「今、自分が置かれている環境に満足できる」こと。これは人の良いところを見つけるに通ずる心の余裕さを表す。荒探しはだれにでもできるが、人の良いところを見つけることに懸命になることは難しい。
・「ノーリスク、ハイリターン」のものに人脈づくりがある。これには「突っ込んでいく勇気」が求められる。
・営業報告できないことを人のせい、環境のせいにすることはできる。けれど、どんな言い訳も許してはいけない。本当にまずいと思って、本気で「報連相」をしようとすれば、誰にでもできる。
キーワード:人に関心をもち、人の陰口は決して叩かない -
人脈をフルに使い成功された方です。
中でも、「師匠を作れ」の章はとても印象的でした。
筆者のような素敵な師匠を見つける為に、さっそくできることから実践してゆきたいと思います。 -
社会人を8年経験されてから、独立された株式会社就職課 内田雅章さんの本です。
社会人をしっかりと経験して、それから早い段階で独立するにはどうすればいいのかが書いてあります。
すべて経験に基づいて書かれていますので、これから独立したいと考えている方にお勧めの1冊です。
全部で7章に分けて、起業家になるにはどうしたらいいのかが書いてあります。
1章から大まかにですがこの本について紹介します。
1章 成功する起業家の条件
・起業家に必要な物は人並み外れた忍耐力。同じことをやり続けた先に起業家としての成功が待っている。
・今、じぶんが置かれている環境を満足して受け入れることができるか。不満があるなら不満がない環境に変える努力をする。
・人に影響力を与えるには、やっぱり心の動きに敏感にならなきゃダメ。
・その先にあるメリット、利益を考えない。無の境地で人と付き合う。
・毎日、気合いを持って生活できているか。
・この世に訓練してできないことはない。
2章 サラリーマンを経験して、会社を知ろう
・組織を知らなければ成功はあり得ない。社会の仕組みが分からないと、会社を経営できない。一度はどこかに勤めるべき。
・理不尽も糧とする。会社組織というものに所属していると、必ず理不尽な思いをすることがある。理不尽さに遭遇することで、
「どういうときに人は腹がたつのか」ということを理解できる。いわゆる「サラリーマンの気持ち」が理解できるようになる。
・毎月定額が保証された給料というのは、「我慢料」も含まれていると考えるべき。
3章 起業の準備で大切なこと
・コスト管理の重要性を知る。起業家は1円単位までお金の管理をしないといけない。そういう感覚を起業前に持っていないと、起業したときにコスト管理を徹底させることはできない。
・人心掌握術を磨く。
4章 人とのつながりがあってこそ会社は動く
・起業を踏み切るには、周りの客観的な評価が不可欠。周囲がいけると思われないようでは、成功しない。自分の評価は他人がする。
・人がやってほしいことを仕事にする。
5章 「人間力」と「金戦力」が会社を成功に導く
・安請け合いをしてはいけない。人から頼まれたら1分以内に結論を出す。すぐに対応したことで、さらに人間関係が強固になる。
・記憶に残る人間になれ。相手に強い印象を与えられる人間の人脈は無限大に広がっていく。
・食は人間力を磨く最強のツール。
・「人に生かされている」と思うことなしに人間力は磨けない。謙虚な心が、自分を助けてくれる。
・クレームはチャンスだと思え。クレーム時に下手な言い訳は御法度。
6章 会社を成長させる社長の仕事
・ルール違反はイエローカードなしの一発退場。社会からの信頼を取り戻すのは至難の業。
・社長はすべて自己責任。
・労はお金でねぎらう。社長のお金はすべて会社のお金という意識で、今だけでなく、先を見据える。
・辞めた人間も大事にする。社員の巣立ちを見守るのも社長の大事な仕事。
・ほめながら紹介する。ほめながら紹介されれば、嫌な気はしない。紹介された側も、この人に期待されていると思い、その期待に応えようと頑張る。
・仕事に命をかけられる人だけが社長になれる。社長に休みはない。プライベートもすべて仕事。
7章 成功の陰には師匠あり
・自分だけの師匠を持つこと。やったことがないことを考えることはできない。だから師匠がひつちょう。誤った自己判断をしないためにも、師匠が必要。
・師匠も人間。共感できないこともあって当然。師匠との意見の違いは、自分の個性だと思うこともときには必要。
・年上が興味を持っていることに興味を持つ。
・趣味を侮るな。趣味が合うと、話が盛り上がる。 -
思ったより面白くなかった。
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・得るものが多い環境、あえて厳しい環境に身をおかなくては、得るものはない。得るものがない環境に満足してはいけない。ぬるま湯注意。
・人に影響力を与えるには、やっぱり心の動きに敏感にならなきゃだめ
・他人の人生を劇的に変える一言が言える人。一緒にいるとさりげなく、心に刺さる一言をい言う。発する言葉が粋。彼等のようなカリスマ性のある人間になりたい、その人たちの立ち居振る舞いからしゃべり方まで真似しようと思うこと
・ノーリスク、ハイリターン!突っ込んでゆく勇気
・時間は徹底して細切れに使うこと
・与力を残して眠るな
・ものおじしない勇気をもって相手の懐に飛び込んでいくことがキモ
・この世に訓練してできないことはない
・1を聞いて、10を知る。上司が言いたいこと、求めていることを先回りして理解する。
・理不尽も糧とせよ
・人がやってほしいことを仕事にしよう
・人の記憶に残るような人間にならなくては人脈を広げることはできません。心に刺さる一言を言え、人を惹きつける人間になれ”
・「助けても損はない」と期待させるような人間になることが重要
・季節の挨拶を忘れない、おいしいものをみつけたときに渡すなど、人と違う工夫を行う
・お世辞を言わない癖をつける。「自分と出会うすべての人の心を惹きつける」
・他人の心の痛みを理解しなければ、人間力は磨けない
・値切ってばかりではだめ
・割り勘はご法度
・前日のおさらいをしよう、朝しよう
・商売は利益重視
・ほめるところはほめ、厳しくするところは厳しくする
・ほめながら紹介する
・会社四季報を読んで、数字に強くなれ!
・自分の師匠を持て
・人間は神様じゃない、いいところだけをみて、徹底的に実につける。
・あら捜しはしない
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これを読んで頭に残るのは「人脈」という言葉のみ・・・。
それが大切なのは分かるんですが、折角色んな○○力的なことにも触れてるのに、その点ばかり強調されちゃうと、結局は人脈か・・・みたいにすごく残念な気持ちになる。
し、人脈のためにゴルフを趣味にするとか、そういう考え方はあんまし自分にはあわない。