アルゴリズム入門: プログラミングの考え方がわかる (I/O BOOKS)
- 工学社 (2014年7月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (207ページ)
- / ISBN・EAN: 9784777518456
感想・レビュー・書評
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「入門」とは言われても、アルゴリズムはなかなか身につかず、そして理解することすらむずかしく感じます。
理解に近道がないからかもしれません。
もう何年もモノにできずに過ぎてしまいましたが、何回も良書にあたり、例題に取り組んでいくと、だんだん理解ができはじめてきました。
そんな、「良書」の中の一冊です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ここに出てくるアルゴリズムは、基本中の基本。でも、こんな基本を知らなくても、プログラマにはなれる。いいプログラムを書くには、勉強が必要だけど、わかってもらいにくい面でもある。
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アルゴリズムとはなにかから始まり、分岐構造から暗号化までの代表的なアルゴリズムを解説。ソートアルゴリズムまではフローチャートと簡単なCソースを用いて解説しているが、リストや木、スタック、キュー、擬似乱数や暗号化アルゴリズムは文章と簡単な例のみとなっている(単方向リストはCソースが掲載されている)。後半はやや駆け足であるが、これ以上細かく解説すると却って分かりづらくなりそうなラインになっていると感じた。
この手の本では珍しくフローチャートにかなりのページを割いている。やはりアルゴリズムを記述したり、実装前の頭の整理には適していると思うし、同じ価値観を持っている人が居ることが素直に嬉しい。そして長年疑問だったswitch~caseの表記方法が明確になっただけでも読んだ価値があった。