フィリップ・マーロウのダンディズム

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  • 集英社クリエイティブ
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784777710089

感想・レビュー・書評

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  • 面白かった。フィリップ・マーロウ登場の作品群を、文学的にではなく、敢えて服飾の専門家が、マーロウやその他の登場人物たちのファッションに注目して書いたなかなか斬新なマーロウ論。作中の人物像からチャンドラー本人のダンディズムにまで思いをめぐらせている。
    確かに、これまでマーロウものを読むときは謎解きや、人物の秘められた思いにばかり関心がいくことが多かったが、ファッションに注目して読むこともできるのか!と目から鱗。マーロウものをまた読みたくなりました。

  • 読んだ。

著者プロフィール

1944年、香川県高松市生まれ。国際服飾学会会員。1964年にファッション界に入り、ファッション・デザイナーの小林秀夫氏に師事。その後、1968年に独立し、主としてメンズ・ファッションの記事を執筆。服飾評論家。ファッション・エッセイスト

「2010年 『スーツの百科事典』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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