- Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
- / ISBN・EAN: 9784777805679
作品紹介・あらすじ
お姑さんには愛されるが勝ち。あいさつや服装などの基本マナーから冠婚葬祭、年中行事などのマナー、さらに「夫の実家に帰省したら、まず最初にやるべきことは?」「義母が家事のやり方に口を出すのをやめてほしい」「夫の実家からいらない贈り物が届いたら…」など、実践的な場面での"お嫁さんのふるまい方"をたっぷりご紹介!親戚とのおつきあいに便利な書き込み式付録付き。
感想・レビュー・書評
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結婚の予定が出てきて、現時点で悩み事はないもののわからないことが多いため、図書館で本書を借りて読んでみた。
概要:
タイトル通り、嫁の心得として、義家族や親戚と付き合っていく上での考え方(世間的なしきたり含む)を中心としつつ、マナーや作法の説明もされている。困り事の事例も多数Q&A方式で掲載されている。
冠婚葬祭のマナーや手紙の書式など、義家族・親戚に限らない一般的なマナーも図入りで詳しく載っているため、辞書的に使うこともできそう。(私は今回は読み飛ばしてしまったが)
感想:
義家族や親戚との関係構築・維持は、一人ひとりを尊重して行っていくべきと学んだ。
自分が夫の所有物のように見られるのが嫌だったら、その前に自分も夫の家族や親戚のことを夫の付属物のように捉えるなということだなと感じた。
・義家族に対してまめに連絡を取り、贈り物をする。
・料理や義家族の慣習など、わからないことは素直に質問して義母などに教えてもらう。
・義夫婦への言いにくい頼み事(〇〇をやめてほしい等)時はすぐ夫を経由させようとせず、謙虚な姿勢で直接交渉する。(お金のことなど夫婦で話し合うべきことは一旦持ち帰る、あまりに相手が攻撃的な時は夫に前面に立ってもらう等の例外はあり)
など、心が通じ合うように心がけていきたい。
また嫁という立場が世間的にどう見られているのかがよくわかった。
・「私」の意向を言ってはならず夫婦で話した結果を言う。
・義実家に帰省した時や親戚の集まりなどでは、ゆっくりしていてと言われたとしても食事の準備やおもてなしのために動かなければならない。それが嫁の役目(体調の悪い時を除き)
など、理不尽で今の時代に則さないと思われることも書いてあったが、少なくとも自分の親世代まではそういった考え方の下で家庭が運用されてきており、今もその風潮は残っていると知ることができたのは大きな収穫だった。
これを盲目的に守って次の世代に引き継ぐことはしたくなく、男女平等(何をもって平等とするか等は難しいが)の観点でどうしていくべきか考えていきたいが、それはまた別の本で勉強したい。
自分の実母がかなりまめで気を遣い過ぎなのではと思っていたが、嫁としてそうせざるを得なかったのかもしれないと今更ながらわかった。図らずも実母や既婚の方々への尊敬の念も深まるきっかけになる一冊だった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ちょっと昔っぽいし、やりすぎ感はあるけど、一度読んでおいて損はないかな。
30分に一回お茶差し替えとか読んで迎えた義理の両親訪問の日。「今日はよく動いてくれてるね」と旦那に褒められた(笑)こちらが訪問する時ももう少しがんばらないとダメだなぁ。 -
参考にはなったけど、少し内容が古いような。10年前発行であっても。
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冠婚葬祭はしっかりと抑えなさい、
夫を緩和剤としてうまくつかいなさい、
言葉を額面通り受け取ってはいけません。
…おうちによるので、
あくまで基礎を提示したものだけど、
嫁って大変…