架空升野日記

著者 :
  • 辰巳出版
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本棚登録 : 139
感想 : 19
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  • Amazon.co.jp ・本 (261ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784777805686

感想・レビュー・書評

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  • 凄いなバカリ氏。
    いるいる!こーゆうの女子って感じの架空升野日記w
    女子よりも女子を秘めている。
    『ごっぽり』

  •  前からとても読みたかった本です。今まで機会を逃してしまっていたのですが、ようやく読了。

     芸人のバカリズムさんが、OLになりきって書いたブログの書籍化。
     とにかくすごい。本当にこんなOLさんがいるんじゃないかと思うくらいのなりきりっぷり。
     日記に登場する同僚のマキちゃん、サエちゃん、酒木さん、小峰様、支店長など、それぞれキャラが強い。
     日記の体をとった小説なんじゃないかと思えてきます。

     また、毎日の日記に落ちがちゃんとあって、ただならぬOLです。エピソード一つ一つが面白いです。

     バカリズムさんの才能に敬服。

  • 芸人・バカリズムのブログ本(OL目線)。
    …現代版『土佐日記』?


    “バカリズム(芸人)が、架空の女性になって書いたブログ本(OL目線)。可愛くて、可笑しい女子ワールド。
    ※この日記は架空の日記であり、書いているのは男です。”-帯より。


    今年のR-1グランプリ観てたときに、ふとバカリズムについて検索してみたくなり、このブログの存在を知りました。

    ブログが面白すぎたので、書籍版を迷わず購入。

    半端ない成り切りっぷり。ものすごい想像力、ってか妄想力。
    ビミョーに腹黒いリアル感に脱帽です。

    以下抜粋。


     2006年1月24日
     グラデーション

     会社帰りに同僚の子達と3人で駅前のモスへ。
     そこで次の連休に行く温泉旅行の計画を練る。
     最初は、どこに泊まろうかとか何泊しようかとか、
     ウキウキしながら話していたのが、
     気づいたらいつのまにか課長や支店長の愚痴大会に。
     それが、どこでどのきっかけでそうなったのか、
     まったくわからないほどの綺麗なグラデーション。
     あれこそグラデーション。
                                  [23:26]


    個人的な趣味で、ここまでやってしまえるバカリズムって、ホントすごい。
    ワタシよりはるかに女子力高そうだ。

    薄らゲーハー。
    ごっぽり。

  • バカリズムが書いた架空日記
    他の芸人と違った視点で好きなお笑いの人だけど
    この本は凄い

    彼はOLやったことがあるのではないか?
    いや もと女の子??

    その感性は普通のジョシのもので、女子更衣室で繰り広げられるたわいもない話そのもの。

    「読書の秋」に振り回され、ちょっと本読むのがめんどくさくなった時 軽~い気持ちで手にとってみると良い本かも。

  • さらさら読めたけど内容をすぐ忘れそう。

  • ありがちなOL集団という未知のジャンルのグループの話だが
    群れる楽しさもあるなという
    少しうらやましさも出てくるような架空日記。

    升野さんの「こんなの面白いでしょ」という
    雰囲気にやられる。

    小峰様が妙に魅力的に書かれているなと。

  • バカリズムが書く架空のOLのブログ。
    主に女子更衣室でのエピソードを中心にしたネタ。
    例えに野球や格闘技が出てくるあたり、女子じゃなくて面白い。

  • クスッと笑える日記。

  • ※この日記は架空の日記であり、書いているのは男です。
    というオビ裏の注が良いです。

    これをふまえても、
    あ〜あるある!とか、そりゃあないわ!と
    いつの間にか感情移入してしまっている自分がいたりするから驚き。

    リアルなような、フィクションばりばりなような不思議な感覚です。

    ただ、内容はなにもないですw
    そこがまた良いところでもある。

  • ホントにOLが書いてるみたいなリアル感。
    笑う。

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著者プロフィール

バカリズム
本名、升野 英知(ますの ひでとも)。日本のお笑いタレント、ナレーター、俳優、脚本家、作詞家。元々はコンビだったが2005年に脱退し、現在『バカリズム』は升野ひとり。
幅広い分野で活躍しており、『架空升野日記』や『架空OL日記』といった書籍著作もある。

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