国語力

  • 辰巳出版
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (234ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784777811380

感想・レビュー・書評

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  • 「〇〇力」と近年よく見る造語の創作に苦労しているな~と思います。(冒頭の書き出しより)

    本書は語学として日本語の古今東西をみて、語彙の流行や文化として開発されては、廃れていく日本語の時代の流れがわかりやすく、面白い使用例を用いて「国語」の遍歴を対談形式で記載されていました。

    読解力とは違うので、こちらを想像しているとガッカリされるかと。

    文化としての日本語の面白さを発見するのが本書の良さだと思います。
    「啖呵売」という言葉を本書で初めて知りました。
    映画「男はつらいよ」の寅さんが商売をするときに口にする口頭句で
    調べたら、何度も聞きたくなる日本語の文化であり、芸でした。

  • 国語力を広範に捉えた一冊。

著者プロフィール

1960年静岡県生まれ。東京大学法学部卒業。同大学院教育学研究科博士課程を経て、現在明治大学文学部教授。教育学、身体論、コミュニケーション論を専門とする。2001年刊行の『声に出して読みたい日本語』が、シリーズ260万部のベストセラーとなる。その他著書に、『質問力』『段取り力』『コメント力』『齋藤孝の速読塾』『齋藤孝の企画塾』『やる気も成績も必ず上がる家庭勉強法』『恥をかかないスピーチ力』『思考を鍛えるメモ力』『超速読力』『頭がよくなる! 要約力』『新聞力』『こども「学問のすすめ」』『定義』等がある。

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