- Amazon.co.jp ・マンガ (128ページ)
- / ISBN・EAN: 9784777814718
感想・レビュー・書評
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天上天下唯我独尊のハナちゃんと松本さんとお母さんの幸せな日々を綴ったエッセイ漫画。ハナちゃんへの愛が詰まってる。最終回では号泣してしまった。お骨を拾ってハナちゃんの鍵しっぽをペンダント(?)にしまうところがたまらない。ハナちゃんがペットではなく家族であったことの印。人間のほうが長生きなのでどうしても見送ってしまいがちだがそれが幸せではないかと思う。永遠に心に残るのだから。
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ハナちゃんはなんて幸せな猫だろう。
人間から愛され、外の自然や他の猫と触れ合い、時々とれたての魚介類のお刺身など美味しいものも食べ、長生きし、長患いせず、生き切った。私も生まれ変わるならハナちゃんになりたいと思う。
著者が実家近くの下町に住み続けるのも、人を含めた環境がいいからなんだと思う。お母さんも、一人暮らしでも「独居老人」なんてイメージとは無縁だもの。
翻って我が家の猫は基本一歩も外に出ず(出したらご近所からクレームきそう)、基本カリカリを食べ、病院にも行かされる。ごめんね。
ハナちゃんは外に出て、いろいろ食べても、健康で長寿だったことを考えると、周囲の環境にもよるが、完全室内飼いで、成分調整されたカリカリを食べているから健康で長生きするとも言えないよね。だったら、出してやった方が、猫はどれだけ幸せかと思う。
本当は安心して猫を外に出せる環境と人間関係を作ることが何より大事なんだな、とも思う。
ハナちゃんは、幸せだったよ、と松本さんに伝えたい。
そして、うちの猫たちに謝りたい。 -
お年寄り猫ハナちゃんのお話。覚悟して読んでもやっぱり泣いてしまうのだった。